【北海道】ノーザンホースパーク 夏期運営を開始

2022年4月15日(金)配信

馬とのふれあい、ダイナミックなガーデンを堪能

 北海道の雄大な自然のなか、馬とのふれあいを楽しめるテーマパーク「ノーザンホースパーク」(北海道苫小牧市)は、2022年4月15日(金)から今年度の夏季運営を開始した。

 冬期間クローズしていたレストラン、カフェ、スーベニアショップを擁する「K‘s ガーデン」の営業を再開した。レストラン、カフェでは約1000品種の草花が咲く美しいガーデンを眺めながら、北海道産食材を使用した食事やパークメイドのパン・スイーツ楽しめるほか、スーベニアショップでは競馬や馬のグッズ、オリジナル菓子などのショッピングを楽しめる。脚に負担がかかりにくい天然芝のドッグランも再オープンした。

 夏期運営初日から各エリアにてさまざまなイベントも企画している。2022年6月26日(日)までは、社台グループの栄光と発展の軌跡を紹介する展示館「ホースギャラリー」で、特別企画展示「日本ダービー展」を開催する。競馬のクラシックレースの最高峰である「日本ダービー」での優勝を、1986年に社台グループに初めてもたらしたダイナガリバーや、牝馬クラシック2冠馬ベガを母に持つ1999年の同レース優勝馬 アドマイヤベガ、そして2021年の優勝馬シャフリヤールなど、全10頭の優勝馬たちが獲得したさまざまな栄光記念品が期間限定で展示される。

 きゅう舎エリアでは、2022年1月に現役を引退した2018年の有馬記念優勝馬 ブラストワンピースの一般見学がスタート。人気の高い同馬がパークで暮らす姿を見ることができる。さらに8月末まで、毎月抽選でオリジナルQUOカードをプレゼントする「ガーデンフォトコンテスト」も開催する。

第4回「旅館経営教室」セミナー エクセルイン名古屋熱田で6月2、3日に開催

2022年4月15日(金) 配信

「危機に強い宿泊業の経営」 内藤耕氏の解説とともに

 旅行新聞新社(石井貞德社長)は今年6月2日(木)、3日(金)の2日間、愛知県名古屋市のエクセルイン名古屋熱田(苅谷治輝社長)で、第4回「旅館経営教室」現地セミナー&館内見学会を開く。

 テーマは、「危機に強い宿泊業の経営~低稼働状況でも利益を残す~」。

 工学博士で、サービス産業革新推進機構代表理事の内藤耕氏細やかな解説とともに、固定費の低減や、あらゆる経費の見直しなどを苅谷社長との対話を通じて探っていく。

 今回の会場となるビジネスホテル「エクセルイン名古屋熱田」は、コロナ禍の前から、事業承継をきっかけにすべての経費を見直し、赤字体質の経営を黒字に転換した。さらに、業務プロセス改革を通じて獲得した清掃業務や、施設管理をノウハウ化し、それを別会社で提供することで会社のさらなる成長を実現。これらの改革を通じて収益力が強化され、厳しいコロナ禍の低稼働状態でも利益を残している。

 参加対象は旅館・ホテルの経営者(女将)、次世代経営者(若旦那・若女将)、支配人、現場責任者(清掃担当部門・接客・予約・フロント・施設管理課長など)。宿泊業関連企業や、他業種からの参加も歓迎。

 【受講料】は1人2万7500円(税込)。なお、本紙「旬刊旅行新聞」購読者(購読施設・企業)は、特別料金として1人2万2000円(税込み)。

 【宿泊料・その他】1人1泊1万3000円(税込)※交流会費(軽食)+朝食付き、施設使用料含む。現地精算。

 参加申し込みの締め切りは5月23日(月)。

 申し込み・お問い合わせ=旅行新聞新社「旅館経営教室」事務局(担当・増田、木下) ☎03(3834)2718。

お申し込みはこちらから

第3回「旅館経営教室」in博多のようす

内藤耕氏(サービス産業革新推進機構代表理事)
真剣に耳を傾ける参加者
アメニティホテル㏌博多の厨房を視察
業務単純化したアメニティホテルin博多のフロント
客室清掃の工程を実際に見学し、確認した

受講者の声

お申し込みはこちらから

 

JTBとジャルパック、HIS ハワイツアー約2年ぶり再開 「安全と受入体制整った」 

2022年4月14日(木) 配信

ハワイのイメージ。参加者には、陰性証明書とワクチン接種済証などを求める

 JTB(山北栄二郎社長)とジャルパック(平井登社長)、エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長)はこのほど、約2年ぶりにハワイツアーの再開を発表した。

 日本旅行業協会(JATA)が4月3(日)~7日(木)に、ハワイへ派遣した視察団の報告を受けた3社は「現地の安全を確保でき、受入体制も整った」と判断した。

 JTBは4月28日、ジャルパックは24日、HISは5月1日出発分からそれぞれ売り出す。

 なお参加者は、旅行開始前に陰性証明書と2回以上ワクチンを接種したことを証明する書類の提出をはじめ、現地出国前の72時間以内に取得した陰性証明書の提示などを求められる。

ホテルメトロポリタン 鎌倉開業2周年へ記念プラン売り出す オリジナル御朱印帳などの特典用意

2022年4年14日 (木)配信

御朱印帳と御朱印袋

 ホテルメトロポリタン 鎌倉(神奈川県鎌倉市)は4月13日(水)、「開業2 周年記念宿泊プラン」を売り出した。ホテルオリジナルデザインの西陣織の御朱印帳と収納袋のプレゼントと朝食無料、宿泊券プレゼント(抽選)の3つの特典が付く。

 御朱印帳と収納袋は銀杏をモチーフにしたオリジナルデザインで、デザインには華やかな金や銀の糸を使用している。御朱印をいただける寺社はロビーで配布するスタッフ手作りのリーフレットでも紹介しており、特典の御朱印帳と共に鎌倉の散策を楽しめる。

 同リーフレットは源頼朝と彼に仕えた北条義時ら13人の重臣に焦点を当てそれぞれのゆかりの地を紹介するもので、人物解説や史跡、寺院などの紹介に加え、周辺のおすすめの飲食店などの情報も記載している。

 2020年4月24日、JR鎌倉駅東口から徒歩2分の場所に開業した「ホテルメトロポリタン鎌倉」。「宿泊していただくことで、『夜』、『朝』ならではの鎌倉の魅力を新たに発見してもらいたい」という思いを込め、「心魅かれる新たな古都へ」をホテルのテーマに掲げる。

プレミアムコーナーツイン

 客室はゆったりとした小上がりが特徴的なスーペリアルームなど12種類を用意。今回抽選で2 組4 人にプレゼントする1 泊2 人朝食付き宿泊券で滞在できるプレミアムコーナーツインは、足元まである大きな窓から鶴岡八幡宮二の鳥居を眺められるなど鎌倉らしい景色が楽しめる。

 ホテル1階「Café&Meal MUJI」で提供される朝食では、地元の食材である「鎌倉しらす」や「鎌倉海藻ポーク」、「鎌倉野菜」などを使用したここでしか味わえないメニューが並ぶ。

クラツー、老舗9ホテルに宿泊 全国巡る9泊10日ツアーで

2022年4月14日(木)配信

箱根宮ノ下温泉・富士屋ホテル(外観空影イメージ)

 クラブツーリズム(酒井博社長、東京都新宿区)はこのほど、「日本クラシックホテルの会」加盟の全9施設に宿泊する9泊10日のツアーを売り出した。九州から関東まで全国に点在する老舗ホテルを一度に宿泊できる特別なツアーとなる。

 出発日は5月22日(日)、9月5日(月)の2回。大阪国際空港(伊丹空港)から出発し、9つの加盟宿に宿泊しながら、各地の観光名所や施設を巡り、名物の昼食を楽しめる。

「日本クラシックホテルの会」加盟宿

 宿泊順は、雲仙観光ホテル(長崎県)、蒲郡クラシックホテル(愛知県)、万平ホテル(長野県)、日光金谷ホテル(栃木県)、東京ステーションホテル(東京都)、ホテルニューグランド(神奈川県)、富士屋ホテル(同)、川奈ホテル(静岡県)、奈良ホテル(奈良県)の順。

 特典として、「日本クラシックホテルの会」が発行している「クラシックホテルパスポート」が付く。9つすべてのホテルに宿泊すると好きなホテルで利用できるペア宿泊券が贈られる。

 旅行代金は2人1室利用で75万円、1人1室利用で115万円。

アパ世代交代、新体制へ 元谷一志氏がグループ社長兼CEOに就任(アパグループ)

2022年4月14日(木) 配信

アパグループは4月1日から新体制へ移行した

 アパグループは4月1日(金)、代表としてグループ全体を統括していた元谷外志雄氏がアパグループ会長に就任し、新体制に移行した。グループの代表取締役社長として管理部門を統括していた元谷一志氏は、グループ社長兼CEOに就任し経営を統括する。

 また、アパホテル代表取締役専務の元谷拓氏はグループ専務に就いた。なお、アパホテル取締役社長の元谷芙美子氏はこれまでと同様に、会社の広告塔兼営業部門トップを務める。

 同社は、一区切りとして2021年の5月10日(月)に創業50周年を迎えたことと、新型コロナ感染症の終息が見えてきたことから、「世代交代を進めて新たな歴史を創るため新体制へ移行する」との考えを示した。

「オズの魔法使い」の世界観を表現したランチ&ディナープログラム  メズム東京、オートグラフ コレクションで

2022年4月13日(水)配信

メインビジュアル

 メズム東京、オートグラフ コレクション(生沼久総支配人、東京都港区)は、4月25日(月)から「The Wonderful Wizard of Oz(邦題:オズの魔法使い)」の世界観を独創的に表現したランチ&ディナープログラムを、ホテル16階フレンチレストラン「シェフズ・シアター Chef’s Theatre」で提供する。

 9月30日(日)までの限定企画。物語の前半をランチで、後半をディナーで再現し、ランチとディナーを合わせると1つの物語が完成する構成となっている。

 ランチプログラムは、大きな竜巻によってドロシーと子犬のトトが家ごと不思議の国 オズへと飛ばされる冒険の始まりから、旅の道中で出会った愉快な仲間たちと共についにエメラルドの都へ辿り着き、物語が大きく展開していく場面までを表現。

 一方、ディナープログラムでは、悪い西の魔女の手下たちと戦い窮地に追い込まれるシーンから、優しい南の魔女の助けでドロシーとトトが無事に元の世界へと帰るフィナーレまでを表現している。

 コース料理料金は、ランチ6100円 、ディナー1万2700円(消費税・15%のサービス料込み)。

 主な料理

ランチ

アミューズブッシュ The Cyclone -竜巻

【料理】

 肉厚のトラウトサーモンと、季節のフルーツ、プチプチとした食感のクスクスやデュラム小麦を使用したサラダを、ふわふわのヨーグルトのエスプーマで包み込み、酸味とコクのある ハーブソースでさっぱりと仕上げた一品。竜巻を模した装飾が、巨大な竜巻によってドロシーとトトが不思議な世界へと運ばれてしまう印象的な物語の始まりを表現している。

選べるメイン(魚料理)The Road Through the Forest -森の中の道

【料理】

 アサリなどの魚介のすり身をつるんとした食感の生地で包み 「カカシの頭部」を、光沢のある皮目がブリキのような鯛をふっくらと焼き上げ「ブリキのきこり」を、たてがみのような見た目で弾力のあるヤマブシタケのフリットで「ライオン」を表現。皿にプリントされたドロシーたちのシルエットが、仲間と共に歩みを進める意気揚々とした雰囲気を演出する。

ディナー

 前菜 The Rescue -ドロシー仲間をすくう

【料理】

 ドロシーが西の魔女を倒す場面を表現した一品。カリフラワーの旨味が濃縮されたブラマンジェにシブレットなどのハーブのジュレを乗せ、イカスミで黒く色付けしたパンのパウダーで魔女のシルエットを描いている。 仕上げに、バケツに入ったトマトのソースを魔女を模したブラマンジェにかけることで、西の魔女を倒したドロシー の気分に浸りながら 料理を楽しめる。

 肉料理 How the Balloon Was Launched -気球はどうやってとんだか

【料理】

 ハーブの香りをまとわせてしっとりとローストした骨付きの仔羊に、旬の野菜を添え、仔羊のジュで王道の味わいに仕上げた一品。パスタフリットやレンズ豆のコロッケで、オズが乗 った気球を、白い野菜のピューレで雲を再現している見た目も楽しめる一皿。

JTBGMT、持続可能な観光で 国際基準の最上位を取得

2022年4月13日(水)配信

Travelife Certifiedロゴマーク

 訪日外国人旅行を専門に扱うJTBグローバルマーケティング&トラベル(JTBGMT、黒澤信也社長)はこのほど、サステナブル・ツーリズムの審査を行う第3者国際認証団体のTravelife(本社=オランダ)から、最上位認証である「Travelife Certified」を取得した。

 Travelifeは、グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(GSTC)の国際基準に準拠していると認められた認証基準を持つ団体の1つ。欧州の20の旅行協会や、太平洋アジア旅行協会を含む40以上の国の旅行協会が、会員にこの認証制度を奨励している。

 最上位の取得までに大きく3つの段階があり、第1段階「Engage」、第2段階「Partner」を経て、最上位である第3段階「Certified」を取得すると、最上位認証のロゴマークを使用できる。

 世界的にSDGsに向けた取り組み促進が求められるなか、JTBGMTはサステナブル・ツーリズム国際基準をクリアするため、2018年から取り組みを開始。19年2月にTravelife Partnerを取得した。

 その後、ISO(国際標準化機構)が発行する組織の社会的責任に関する国際規格と、GSTC国際基準に則った200を超えるTravelifeの基準(環境保全への取り組み、社会貢献など)に準拠していると認められ、最上位認証を取得した。

 JTBGMTは今後も訪日外国人旅行におけるサステナブル・ツーリズムを追求。訪日客と自治体・DMOや観光地の架け橋となり、観光産業全体でSDGs推進へのソリューション提供、共感づくりと誘客の両立に貢献していくとしている。

〈出番です〉福江直広さん(西日本旅客鉄道 営業本部 山陰営業部 部長)

2022年4月13日(水) 配信

西日本旅客鉄道 営業本部 山陰営業部 部長
福江 直広さん

情報発信強化で誘客 「地域の人介し魅力発信」

 新大阪駅(大阪府大阪市)の駅長を務めたあと、昨年7月に着任した。島根県松江市出身だが、地元山陰での勤務は初めてだ。コロナ禍で難しい局面が続くなか、今年3月には山陽・山陰エリアを結ぶ特急「やくも」が伯備線運転開始50周年を迎えた。「7月には現行車両381系での運転も40周年を迎える。このメモリアルイヤーを利用促進につなげていきたい」と話す。

 同社は50周年を記念し3月19日、特急「やくも」1編成6両をクリーム色に赤のラインが入った「国鉄色」に復元し運行を始めた。2024年春以降の新型車両投入まで2年間の限定運行だ。「レトロなイメージは鉄道ファンのみならず、若い人にも訴求できる。2年間のスパンでPRをはかっていく」。

 昨年11月からはツイッターやインスタグラムでの情報発信を強化。「山陰にはいいものがたくさんあるが、いいものをいいというだけではダメ。見せ方が重要になってくる」。

 新たな観光資源の掘り起こしもテーマだ。例えば鳥取県境港市の境港は生本マグロ(クロマグロ)の水揚げが盛んで、過去には何度も水揚げ量日本一を記録している。「マグロは東北・大間というイメージがあるが山陰でも本当においしいマグロが食べられる。島根にはアナゴもある」。

 「コロナが落ち着けば観光の局面になってくる。お客様のニーズが細分化されるなか、地域の皆様の意見を聞きながら一緒になって取り組んでいきたい」としたうえで、「観光の本質は、人を介してその土地の魅力を体験することだと感じる。地域の人々を通じて魅力を紹介し、お客様の満足度を上げていきたい」と意気込む。