大江戸温泉物語と湯快リゾート、ブランド統合 66施設が大江戸温泉物語グループに ブランド統合記念で15%オフも

2024年9月2日(月) 配信

大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツと湯快リゾートは、11月1日(金)からブランド統合する

 大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツおよび子会社と、湯快リゾートは、2024年11月1日(金)からブランド統合する。2社は24年4月にグループ化しており、今回のブランド統合により、2社が展開する全66施設が「大江戸温泉物語グループ」となる。

 統合に伴い、11月1日(金)から64の宿は、「TAOYA」「大江戸温泉物語Premium」「大江戸温泉物語」「大江戸温泉物語わんわんリゾート」のいずれかの宿名になる。また、大江戸温泉物語が展開する公式会員サービス「いいふろ会員」がすべての宿に導入される。

 ブランド統合日の11月1日(金)には、「TAOYA 白浜千畳(旧・湯快リゾートプレミアム ホテル千畳)」、「大江戸温泉物語Premium 加賀まるや(旧・湯快リゾートプレミアム NEW MARUYAホテル)」「大江戸温泉物語Premium 下呂本館(旧・湯快リゾートプレミアム 下呂彩朝楽 本館)」──などの施設がリブランドまたはリニューアルオープンする。

 ブランド統合を記念し、11月1日(金)~25年2月28日(金)まで特別キャンペーンを実施する。いいふろ会員限定で、スタンダードプランを15%オフで予約できる。さらに、同プランを予約・宿泊した会員向けに、次回使える500円分のクーポンを贈る。

「しまくとぅば民話」をJTA機内で放映開始 沖縄の伝統文化の保全・継承を

2024年9月2日(月) 配信

民話イメージ

 日本トランスオーシャン航空(JTA、野口望社長、沖縄県那覇市)は9月1日(日)から、沖縄県立博物館・美術館(里井洋一館長)と連携し、「しまくとぅば民話」の機内放映を開始した。沖縄の伝統文化の保全・継承に貢献するのが目的。

 同社は沖縄県との包括連携協定に基づき、沖縄文化の基層である島の言葉「しまくとぅば」によるアナウンスや、しまくとぅばシールを配布するなど、普及に努めている。今回、さらなる普及のため「しまくとぅば民話」を期間限定で機内放映する。同社は県民から観光客まで、「幅広い世代に楽しんでもらいたい」と期待する。

 放映期間は2025年8月31日までの1年間。JTA保有機材全14機のオーバーヘッドモニターで、計18話を2カ月ごとに3話ずつ更新して放映する。なお、県内路線は1話のみ放映。

ジョルダン×鹿児島ユナイテッドFC、スマホで市電1日乗車券

2024年9月2日(月) 配信

鹿児島ユナイテッドFCホームゲーム限定市電1日乗車券

 ジョルダン(佐藤俊和社長、東京都新宿区)は9月2日(月)~11月10日(日)まで、鹿児島市交通局(枝元昌一郎交通局長)、鹿児島ユナイテッドFC(徳重剛代表)が運行・企画する「鹿児島ユナイテッドFCホームゲーム限定市電1日乗車券」をモバイルチケットで売り出した。ジョルダンが運営するアプリ「乗換案内」から、スマートフォンなどで購入できる。

 同乗車券は、鹿児島ユナイテッドFCのホーム戦開催日に使える市電1日乗車券と、「白波スタジアム」「鹿児島市立美術館」「いおワールドかごしま水族館」などの鹿児島市内の施設などで使える優待特典が受けられる。

 なお、現在は鹿児島市交通局の市電・市バスが乗り放題となる「市電・市バス・シティビュー1日乗車券」と「市電・市バス・シティビュー24時間乗車券」も、モバイルチケットで販売している。

 利用期間は9月15日(日)、28日(土)、10月19日(土)、11月10日(日)。試合開催順延の可能性があるため、利用期間は実際の利用日と異なる場合あり。価格は税込で大人250円、子供120円。

ギフティ、航空2社のふるさと納税と連携 「ANAの旅先納税」「JALの旅先納税」開始

2024年9月2日(月) 配信

6自治体でスタートした「ANAの旅先納税」

 電子ギフト事業などを手掛ける、ギフティ(太田睦・鈴木達哉社長、東京都品川区)は8月20日(火)、ANAあきんどが運営する「ANAのふるさと納税」と連携し、「ANAの旅先納税」を開始した。また、9月1日(日)からは、日本航空(JAL)、JALUXと連携し、「JALふるさと納税」で「JALの旅先納税」サービスの提供を開始。これにより航空2社のふるさと納税サイトで、返礼品として旅先の電子商品券を受け取れるほか、マイルも貯めることができる。

 ギフティが展開する「旅先納税®」は旅マエや旅ナカで、対象自治体にふるさと納税を行うと、返礼品としてその地域の電子商品券「e街ギフト®」を即時に受け取れるもの。商品券はその地域の飲食店や宿泊施設、土産物施設など加盟店舗で利用できる。年々、同返礼品を扱う自治体は増加しており、8月20日時点で計75自治体が導入している。

 「ANAのふるさと納税」では、これまで、ANA便と宿泊施設を組み合わせたダイナミックパッケージや宿泊で使用できる割引クーポンをANAオリジナル返礼品として展開。応援したい地域や興味がある地域へ訪れる「きっかけ作り」に取り組んできたという。実際に足を運んだ地域の魅力を「五感でより一層感じてもらいたい」ことから、今回、電子商品券の導入を決めた。「ANAの旅先納税」は北海道千歳市と倶知安町、埼玉県川越市、京都府京都市、和歌山県・白浜町、岡山県瀬戸内市の6自治体から開始。対象自治体は順次拡大していく予定だ。

 

 一方、JALグループは、「ふるさと割」や「JALふるさとプロジェクト」などを通じて、自治体や地域の発展、地域経済の活性化に取り組んでおり、その一環として20年11月から「JALふるさと納税」ポータルサイトを運営。22年11月にはJALとギフティは業務提携契約を結び、「旅先納税®」の利便性やメリットを発信するプロモーションやキャンペーンを実施し、寄附者の新規獲得や「e街ギフト®」の利用促進に取り組んでいる。

 「JALの旅先納税」開始時の対象自治体は、北海道千歳市と倶知安町、和歌山県・白浜町、島根県出雲市、鹿児島県奄美市、喜界町、龍郷町、徳之島町、伊仙町、天城町、和泊町、知名町。

 また、今回のサービス開始を記念して、「JALふるさと納税」の旅行・体験カテゴリーの返礼品に合計1万円以上寄附した人を対象に、JALダイナミックパッケージに使える旅行利用券などが当たるキャンペーンも実施する。1万円を1口に応募でき、寄附額が多いほど当選確率がアップする。CPは9月1~30日まで。

運転手・乗務員の業務体験ができる「でんしゃとバスのおしごと体験」(日本旅行×JR西×両備HD)

2024年9月2日(月) 配信

 

 日本旅行(小谷野悦光社長)はこのほど、西日本旅客鉄道(JR西日本)と両備ホールディングスと共同で、小学生向けに電車とバスの仕事を体験できる旅行プラン「でんしゃとバスのおしごと体験」を売り出す。

 両備バス岡山営業所、岡山駅、岡山電車支所などでそれぞれ運転手や乗務員の業務体験のほか、バックヤード見学などができる。

 両備バスでは、バス運転手の1日乗務体験として、出勤・車両点検・バス乗車・洗車機通過・就業点呼を実施。このほか、高速バス・貸切バスの実車見学ができる。

 岡山駅では、ホームで併結作業やバックヤード見学のほか、会議室で三好野本店のお弁当を提供する。子供には「ドクターイエロー×ぐでたま弁当」を用意する。

 電車支所では、入区便・出区便乗車・車両洗浄機通過体験・乗務員おしごと体験などが楽しめる。

 設定日は10月27日(日)と11月9日(土)。旅行代金は1人9800円。小学生1人以上と大人1人以上の申し込みが必要。定員は各日40人まで。

 申し込みは、9月6日(金)午前11時から。

旅館で学ぶキッズおもてなし体験プラン スタッフのサポート付きで、客室案内や布団セッティングを体験(有馬温泉・古泉閣)

2024年9月2日(月) 配信

 古泉閣(金井宏輔社長、兵庫県神戸市)はこのほど、旅館に泊まるだけではなく、伝統的なおもてなしの心を学べるプラン「旅館で学ぶキッズおもてなし体験『kidsArima』」を発売した。

 1日1組限定プランとして発売。このほど、秋の行楽シーズンの予約受付を開始した。対象年齢は3~15歳まで。体験人数は2人までとなる。

 体験内容は、旅館玄関でお客の出迎え、客室案内、夕食時のデザート提供、客室の布団のセッティングなど、スタッフのサポート付きで体験できる。また、体験中は仕事用の作務衣を貸し出す。

 給料として、チェックアウト時に館内の売店などで利用できる1000円のギフト券を、1人につき1枚プレゼントする特典付き。

 料金は1泊2食付き2万7950円~8万3900円。夕食は神戸牛の一品付き京風懐石。

HISが熊野市へ人材派遣 「地域活性化起業人制度」を活用で

2024年9月2日(月) 配信

(左から)河上敢二熊野市長、HIS 中西大策氏、HIS 官公庁・自治体営業部 若尾政彦統括部長

 エイチ・アイ・エス(HIS、東京都港区)はこのほど、三重県熊野市(河上敢二市長)とHISの人材を熊野市へ派遣する協定を結んだ。総務省が推進する「地域活性化起業人制度」を活用する。

 同制度は3大都市圏に所在する企業などの社員がそのノウハウや知見を生かし、一定期間地方自治体で地域の価値向上などにつながる業務に従事することで、両者が協力して地方への人の流れを創出するためのもの。

 今回、HISから熊野市へ派遣される社員は法人営業本部中部法人営業グループ第三営業チーム地方創生事業営業所プロジェクトマネージャーの中西大策氏。派遣期間は2024年9月から最長3年間となる。熊野市含め東紀州地域へ、国内旅行客や訪日外国人観光客を増やすための地域づくりや課題解決に取り組み、地域経済の活性化につなげていく。

 具体的には①体験プログラム、旅行商品の造成、並びにエージェントへの営業活動など販売促進に関する取り組み②宿泊を伴う滞在型観光の推進をはかるため、熊野市及び東紀州地域の観光関係者と連携した受け皿づくりに関する取り組み③旅行商品の販売促進に係るプロモーション、観光マネジメント及びマーケティング機能を強化するための取り組み④高付加価値旅行者向け手配体制(DMC)機能の設置及び手配の実施――を行う。

全国の着地型を表彰、大賞は熊本武士道ツーリズム協議会(第5回Attractive JAPAN Award)

2024年9月2日(月) 配信

第5回「Attractive JAPAN Award」では3賞を選出した

 地域ブランディング研究所(吉田博詞社長、東京都台東区)は9月2日(火)、全国の着地型滞在プランを提供する事業者・団体を表彰する第5回「Attractive JAPAN Award」の受賞者を発表した。アトラクティブジャパン大賞には、熊本武士道ツーリズム協議会(熊本県熊本市)が選ばれた。同協議会は、「日本最強の剣豪・宮本武蔵の悟りと美学にディープに迫る熊本2日間の旅」などを提供している。

アトラクティブジャパン大賞は熊本武士道ツーリズム協議会(熊本県熊本市)

 「Attractive JAPAN Award」は、審査の観点として、体験プランのブッキング数、地域らしさを体現しているか、関係者の熱意、持続性、話題性、地域貢献度などを評価。地域振興やサステナブルツーリズム、インバウンドに関わる専門家のほか、地域ブランディング研究所が運営する体験プラン予約プラットフォーム「Attractive JAPAN」スタッフの投票による各評価項目の総合点数で3賞を選出した。

 アトラクティブジャパン大賞は、地域の独自性や話題性、地域貢献性、ブッキング数や来訪数においても成果を上げているなど、総合的な観点で評価を集めた事業者・団体に贈られる。

 このほかの受賞者と代表プランは次の通り。

 【地域アイデンティティ賞】

 御諏訪太鼓興業有限会社(長野県岡谷市)

 「諏訪大社と佛法紹隆寺を巡り諏訪の信仰・精神性を体感する本格的な御諏訪太鼓の奉納演奏体験ツアー」

 【サステナブル賞】

 村上水軍商会(広島県福山市) 

 「ジブリやハリウッドの舞台となった海でシーカヤックツアー(半日コース)」

小豆島で自動運転バスの走行実証、エリア開発事業の第2弾

2024年9月2日(月) 配信

 香川県・土庄町やJTB、小豆島交通、scheme verge、BOLDLYは9月12日(木)から17日(火)の6日間、同町内で自動運転バスの走行実証を行う。

 小豆島の玄関口の1つである土庄港高速艇ターミナル(平和の群像前)と、人気観光スポットのエンジェルロード公園(小豆島国際ホテル)を結ぶ。午前10時台から午後5時台にかけて、1日7往復する。乗車無料。予約不要で先着順となる。

 使用車両はMinibus(TierⅣ製15人乗り電気バス)。自動運転レベルはアクセルやハンドルを自動で制御してドライバーをサポートする「レベル2」で、本実証ではオペレーターが乗車する。走行実証で課題を抽出し、将来的には特定条件下における完全自動運転「レベル4」での実装につなげるという。

 実証はJTBが推進するエリア開発事業「20年先の小豆島をつくるプロジェクト」の第2弾。8月1日(木)には第1弾としてIoTを搭載した最新式のシェアサイクル専用車両160台を導入した。今後はAIによる自律運航無人ボートの導入に向けた実証や、AI翻訳機ポケトークの導入などに取り組む計画だ。

Minibus(TierⅣ製15人乗り電気バス)

往復JAL直行便利用 ジャルパックが短期語学留学商品を販売

2024年9月2日(月) 配信

語学学校イメージ© International Language Academy of Canada (ILAC)

 ジャルパック(平井登社長、東京都品川区)はこのほど、日本航空(JAL)直行便を往復利用する1週間~4週間の短期語学留学商品を売り出した。ホノルルを含むアメリカ各都市やバンクーバー、ロンドン、シドニー、メルボルンを留学先としてラインナップした。

 現地の語学学校ではさまざまな国のクラスメートとともに英語を学び、ホームステイでは一般家庭での生活を通して、その国の文化や習慣を体験する。街の中心に位置する学校も多く、授業後は散策やショッピングなども楽しめるという。

 商品は航空券や学費、ホームステイ滞在などすべて含まれたプラン。滞在中は現地の緊急連絡先がサポートするほか、24時間電話対応可能な日本語救急医療サポート保険が付く。また、語学留学終了後の個人旅行のアレンジ手配が可能。

 同社は「経験豊かなスタッフが事前の相談に応じるので、学生の方はじめ、社会人・シニアの方々もぜひ語学留学にチャレンジしてみては」とアピールする。

 出発日は11月1日(金)から。申し込み期限は出発の60日前まで。