日本バス協会、新たなPVを公開 安心安全なバス移動喚起で

2022年3月17日(木) 配信

写真はイメージ

 日本バス協会(清水一郎会長)は3月16日(水)、同協会の特設Webサイト内で新たにプロモーション動画を公開した。動画を通して、コロナ禍でのバスの安全・安心、利便性向上に向けた取り組みや、バスの社会における役割を示し、バスによる移動を喚起する。

 今回公開された動画は、①路線バスの一日②貸切バスの一日③利便性向上への取組み④もしも、バスがなかったら――の4本。安心・安全な運行をするために徹底している準備や運行のようすのほか、キャッシュ化やMaaS、バリアフリーなどのさまざまな取り組みをまとめた。

 バス業界は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、人流抑制などの影響により、戦後最大の危機にある。このなかで、日本バス協会はバス事業の苦境と、バス業界が取り組むさまざまな課題について広く紹介するため、特設Webサイトを公開し、順次コンテンツを追加している。

比・プヤット観光大臣が来日 外国人観光客受入再開などPR

2022年3月17日(木) 配信

ベルナデッド・ロムロ・プヤット観光大臣(中央の女性)

 フィリピンのベルナデッド・ロムロ・プヤット観光大臣がこのほど来日し、3月15日(火)に東京・帝国ホテルで記者会見を開いた。4月20~22日にマニラで開催される、観光国際会議「WTTCグローバルサミット」に先立ち、外国人観光客の受入態勢などを紹介した。

 フィリピン観光省によると、日本の報道関係者と交流の場を設けたのは約2年ぶり。プヤット観光大臣は、フィリピンではコロナ禍で厳しい水際対策を取ってきたが、2月10日から、ワクチン接種済みの外国人観光客の受け入れを再開したことを報告。「国民の大半が予防接種を受け、新規のコロナ感染者数が激減したことから、安全に旅行が再開できると判断した」と述べた。再開から1カ月の間に約1600人の日本人がフィリピンを訪れたことについて、「少ない人数だと思われるかもしれないが、前向きなスタートだと捉えている」と評価した。

 「各国それぞれパンデミックへの対策があり、日本政府の立場を尊重している」とする一方、日本も徐々にではあるが国が開いてきたことに期待を示し、「2019年には年間約68万人の日本人観光客が訪れていた。再開後はこれを上回ることができると思っている」と述べた。

 また、「日本の国際観光が再開した際には、我われにも期待してほしい。両国間の観光交流の強化はそれぞれの文化、生活様式への理解を促進し、さまざまな分野でのパートナーシップと支援の機会をより広めることになると考えている」とフィリピンからの送客にも協力する姿勢を示した。

 WTTCサミットについては、「旅の再発見がテーマ。各国の観光のトップが集い、効果的な観光再生への戦略を打ち出す場とする」と宣言。日本企業の参加や支援にも謝意を述べた。

 日本側ゲストを代表してあいさつを行った、日本観光振興協会の皆見薫常務理事は「WTTCが日本の厳しい水際対策に風穴を開けるイベントになれば嬉しい」と期待した。

イーグル観光企画(北海道苫小牧市)負債は約2億円 道内観光バスツアーなど

2022年3月17日(木) 配信

 イーグル観光企画(松原真市社長、北海道苫小牧市)は3月8日(火)までに事後処理を弁護士に一任し、自己破産申請の準備に入った。帝国データバンクによると、負債は約2億円。

 同社は1975(昭和50)年創業、92(平成4)年8月に法人改組した観光バス運行業者。大型バスや中型バスなど車両11台を保有し、台湾や韓国など海外からの観光客を中心とした道内観光ツアーをはじめ、企業行事や学校行事などを受注し、道内全域で運行していた。

 近年の年間収入高は1億円内外を計上していたが、20年以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、観光バスの予約キャンセルが頻発。さらに、オミクロン株の感染爆発によって、今シーズンに見込んでいた予約も得られず大幅な減収を余儀なくされ、資金繰りが悪化していた。債務返済の見通しも立たず、事業継続を断念した。

クラブツーリズム、ウド鈴木さんの旅番組 放送900回記念ツアー発売

2022年3月17日(木)配信

沼津内漁協直営店「いけすや」の「内浦アジ」の昼食

 クラブツーリズム(酒井博社長、東京都新宿区)はこのほど、名古屋テレビ放送(メ~テレ)と共同でツアーを企画。メ~テレの人気番組「ウドちゃんの旅してゴメン」の放送900回を記念して、4・5月出発の名古屋日帰りバスツアーを企画し、売り出した。これまでの同番組でウド鈴木さんが訪問した静岡の名店を巡る。

 「ウドちゃんの旅してゴメン」は、メ~テレで2003年10月4日から放送されている旅番組。旅人役にお笑いコンビ・キャイ~ンのウド鈴木さんを起用し、視聴者から寄せられた情報をもとに、中部地方を中心に各地で行き当たりばったりの旅をする内容が人気を集めている。

 同ツアーは、集合場所のメ~テレで番組オリジナル・ウド鈴木さんの顔出しパネルや、「旅してゴメン」色紙の一部を展示。当日は、ウド鈴木さんから参加者に向けたビデオメッセージをバス車内で放映するほか、往路で本ツアーにちなんだ過去の放送回をバス車内で放映して予習できる。

 さらに番組の名物である、ウド鈴木さんが描く「旅の想い出色紙」をポストカードにしてプレゼントするなど、番組にちなんだ内容が楽しめる。

 出発日は4月18日(月)、22日(金)、5月9日(月)、13日(金)の計4回。旅行代金は1万8000円。

「JR竹芝 水素シャトルバス」  運行ルートに東京タワー組み込む実証実験

2022年3月16日(水) 配信

JR竹芝 水素シャトルバス

 東日本旅客鉄道(JR東日本)は3月31日(木)まで、燃料電池バス(JR竹芝 水素シャトルバス)の運行ルートに東京タワーを組み込む実証実験を行っている。

 東京駅、竹芝エリア、東京タワー3地点の回遊性を高めることで、相互的に需要の増加をはかることが狙い。3月21日まで「ウォーターズ竹芝」行われる各種イベントに参加した人に東京タワーへも足を運んでもらうことで相互需要が高まると考え、この期間での実証となった。

 「JR竹芝 水素シャトルバス」は2020年10月、同社の再開発エリアの竹芝で「ウォーターズ竹芝」がまちびらきをしたのに合わせ導入された。

 トヨタの燃料電池バス「SORA」を使用し、車内では水素に関する動画や、国際連合提供のSDGsを訴求する動画、ポスターを掲示する。東京駅丸の内南口から竹芝エリアのウォーターズ竹芝と、日の出ふ頭を経由して東京駅へ戻る運行ルートで、多くの人に気軽に燃料電池バスを体験してもらうため運賃は「無料」となっている。

 この取り組みは2050年度CO₂排出量「実質ゼロ」の目標を掲げる同社の「ゼロカーボン・チャレンジ2050」の取り組みの一環。水素を使う車両などの積極的な導入により水素需要を高め、水素社会の実現・理解の促進を目指している。  

 水素シャトルバスの運行に際しては、需要に合わせ四半期ごとにダイヤを見直しており、「無料で直接竹芝エリアに向かえる」など利用者から高評価を得ている。とくにウォーターズ竹芝内の劇団四季の劇場を利用する人の利用が多く、小学生が自由研究のために乗車し車両を観察していることもあるという。

 今回の実証に対し東京タワー関係者は、「弊社は竹芝エリアのDMOにも参画させて頂いておりますが、近年開発が進む浜松町・竹芝エリアとともに、地域の盛上げと連携を推進しているなか、貴重なインフラとなる」と期待感を示す。

 同社は期間中、各スポット来場者に対しチラシ配布などの訴求活動を実施しており、3月12日にはシーライン東京のレストラン船利用者らにチラシを配布。「浜松町・大門・竹芝・日の出エリアから芝公園までは、名所・旧跡が多く見どころ満載ですが、歩いて回るには少し距離があります。水素バスが正規化することで、東京駅から海岸ゾーンを通り、芝公園に至るルートが確保され、利便性と行動範囲が広がる」との見通しを示す。

 また、「竹芝にはホテルも多く、インバウンド回復時にも多くの需要が期待できるのではないか」と正規ルート化に向けた期待感を示す。そのうえで同社は。正式にルートに組み込まれた際には、ウォーターズ竹芝や、シーライン東京の協力得たうえで、相互施設割引などの回遊施策を検討したい考えだ。

弊社社員になりすました不審メールに関する注意喚起について(ご案内)

2022年3月16日(水) 配信

 2022年3月16日(水)、弊社社用のパソコン1台がマルウェア「Emotet」に感染しました。弊社社員を名乗った不審メールが社外に送信された事実がございます。マルウェア感染被害を防ぐため、今回の事象等について、下記の通りご案内させていただきます。

                  記

 

1、対処状況(3月16日正午現在)

 1)2022年3月16日朝、弊社社用のパソコン1台のマルウェア「Emotet」感染を確認

 2)感染したPC隔離し、検知したファイルを駆除

 3)他のPCについては感染がないことを確認

 4)感染したPC端末が利用していたメールアカウントのパスワードを変更

 

2、弊社社員を名乗る不審メールを受取られた方々へのお願い

 一部のお取引会社様から不審メールの受信についてご連絡をいただいております。弊社からのメールは、「***@ryoko-net.co.jp」のメールアドレスを使用しております。メールを受信した際には、送信元のメールアドレスをご確認くださいますようお願いします。

 また、不審メールにつきましては、「リンク先を開かない」、「メールの添付ファイルを開封しない」などにご注意いただき、メールを削除いただきますようお願い申し上げます。

以上

 

 関係者各位に多大なるご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

 

 本件に関するお問い合わせ先:旅行新聞新社東京本社 電話:03-3834-2718 

京急油壺温泉キャンプパーク内に天然芝の2区画を新設 温泉入浴も楽しめる贅沢キャンプを

2022年3月16日 (水) 配信

閉館した京急油壺マリンパーク周辺敷地を活用

 京急グループの三崎観光(神奈川県三浦市)は3月19日(土)、運営する京急油壺温泉キャンプパーク内に天然芝の2区画を新設する。FLY(東京都渋谷区)が提供する手ぶらキャンプサービスCampifyとコラボレーションした専用区画。必要なキャンプ道具一式のレンタルができ,設営や後片付けもすべてスタッフに対応してもらえる。さらに、ホテル京急油壺観潮荘の油壺温泉入浴も楽しめる贅沢キャンププランとなっている。

 三崎観光は、同プランの販売を記念し、2連泊する人を対象に2泊目料金50%を現地でキャッシュバックするキャンペーンを6月30日(木)まで行う。さらに同キャンペーンではアワビやサザエ、三崎まぐろのカマなどが入った3000円相当のBBQセットも、申込人数分プレゼントする。

 1月24日に開業した京急油壺温泉キャンプパークは、昨年9月末に閉館した京急油壺マリンパーク周辺敷地を活用したアクティビティスポット。三浦半島西側の眺望を生かし、キャンプサイトから富士山や相模湾に沈む夕日が望めるほか、モンゴルサイトでは馬を眺めながらキャンプできる非日常を体験できる。

 パーク内には、BBQやドッグラン、ポニーとのふれあい体験などのアクティビティが充実しており、隣接するホテル京急油壺観潮荘の小網代湾を一望できるレストランや、天然温泉の露天風呂とあわせ、エリア全体で1日楽しむことができる。また、Carstayと連携しRVステーションを設置することで、安心して車中泊できるスペースも提供している。

全棟に源泉掛け流し温泉風呂 3月18日 グランピング施設「ザ ベース グランピング湯河原」開業

2022年3月16日 (水) 配信

客室タイプは全5種類(写真はイメージ)

 ゲンバカンリシステムズ(東京都中央区)は3月18日(金)、神奈川県・湯河原町に、全棟に源泉掛け流し温泉風呂がある神奈川県初のグランピング施設「ザ ベース グランピング湯河原」を開業する。

 これに先駆け、リゾートグランピングドットコムを運営するブッキングリゾートは予約受付を開始した。

 全10棟すべてが1棟貸し切り110平方㍍以上の高級感のあるスイートヴィラ仕様となっており、客室タイプはロフト付き最大定員人数6人と収容人数の多い「スイート・ベース」や愛犬の同伴が可能な「ドッグ・ベース」、オートキャンプ区画として滞在する「オート・ベース」など5種類を用意。(オート・ベース」「ドッグオート・ベース」の計3棟は4月上旬オープン予定)。

 各棟専用のBBQスペースには焚き火台を設置しており、直火の炎を使って肉を炙ったり、温泉蒸し鍋を温めたりと手間いらずでありながらアウトドア感を楽しめるメニューを提供する。また、食材持込でオリジナルBBQを楽しむ「素泊りプラン」も用意した。

日本一周クルーズ旅行 3年ぶりの熊野大花火、船上で楽しむ(阪急×ショップチャンネル)

2022年3月16日(水) 配信 

客船MSCベリッシマ イメージ

 阪急交通社(酒井淳社長)は、横浜発着の日本一周・韓国を巡る10日間のクルーズ旅行を3月25日(金)の午前10時から、ジュピターショップチャンネル(新森健之社長)の番組で売り出す。就航日は8月16日(火)を予定し、横浜、釜山(韓国)、鹿児島、境港、金沢、函館を9泊10日でまわる。

 2021年に創業25周年を迎えたショップチャンネルが25周年イヤー最後を飾る特別企画として、初めて販売するクルーズ旅行を発表した。

 横浜を出発し、3年ぶりに開かれる熊野大花火大会を船上から観賞し、その後、釜山経由で日本を一周する。寄港地での観光のほかにも、「洋上のホテル」と呼ばれる客船MSCベリッシマでの贅沢な体験も楽しめる。

 客室はMSCヨットクラブデラックススイート、プレミアムスイート、海側バルコニー付き客室など、5タイプを用意した。

 また、2つのスイートルームは、ショップチャンネルのサービスプログラムのメンバー限定で、4月15日(金)まで先行仮予約を実施する。

 特典として、乗船中はアルコールなどを含むドリンクを無料提供するほか、自宅から横浜港までのスーツケース往復サービスや、朝食ルームサービス無料、船内相談デスク開設、オリジナルグッズ(トートバッグ、ネックストラップなど)──を提供する。

 乗船前の抗原検査や、乗船中もPCR検査を受けることができる。

 「MSCベリッシマで航く 熊野大花火と日本一周・韓国 クルーズ10日間」の旅行代金は、大人1人(2人1室利用時)当たり、19万8000円~52万8000円。

船内イメージ

上空から日光を走行するSL大樹を撮影 東武鉄道×Air Xが特別プラン

2022年3月16日(水) 配信

 
                 上空から見たSL大樹

 東武鉄道(根津嘉澄社長、東京都墨田区)と旅行事業や航空運送代理業を手掛けるAir X(手塚究社長、東京都新宿)は3月16日(水)から、新緑の日光・鬼怒川エリアを走行する「SL大樹」をヘリコプターから観覧する特別プランを売り出した。運航期間は3月25日(金)から4月3日(日)までの期間限定。なお、予約は3月31日(木)まで。
 
 両社が連携し、SL大樹の運行時間に合わせてヘリコプターを飛行させることで、日光・鬼怒川エリアの大自然の中を走るSL大樹を上空 300メートルから観覧・撮影することができる。昨年1月に続く第2弾となる。
 
 同プランは、観覧撮影を楽しんだあとに、華厳の滝や中禅寺湖など顧客が上空から眺めたいエリアを自由に選べる。日光金谷ホテルでのランチやアフタヌーンティーをセットにしたプランも用意した。