ジーリーメディアグループ、「小料理 よし田」オープン 日本の食や伝統工芸の魅力発信

2025年1月10日(金) 配信

店内のイメージ

 訪日観光情報サイト「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」で発信してきた全国各地の食や伝統工芸の魅力を身近に感じてもらおうと、ジーリーメディアグループ(吉田皓一社長、東京都渋谷区)はこのほど、飲食事業の2店舗として「小料理 よし田」(東京都・代々木)をオープンした。

 同店は日本各地から厳選した旬の野菜や魚、ジビエを中心に、素材を生かした料理を提供。具体的には、神奈川県や北海道、熊本県などの野菜や魚、ジビエなどを使用する。さらに、野菜や畜産物を生産者から仕入れることができるサイト「AMETSUCHI」と連携し、仕入れを行う。全国の蔵元の銘酒もそろえる。

 また食器には、佐賀県・有田町周辺で制作されている有田焼のほか、石川県の九谷焼を採用。富山県の錫をもちいた酒器、新潟県・燕三条で手作りされている食器や調理器具なども使っている。カウンターや床などには、千葉県・鴨川産の杉を用いた。

寒鱈祭を8日間開催 山形・庄内観光物産館

2025年1月10日(金) 配信

 

 山形県鶴岡市の庄内観光物産館ふるさと本舗は、庄内地域の冬の郷土料理のどんがら汁(寒鱈汁)の提供をメインとした「寒鱈祭」を1月17日(金)~19日(日)、1月24日(金)~26日(日)、2月1日(土)~2日(日)の計8日間に渡り開催する。時間は午前10時~午後3時。

 寒鱈は日本海の厳冬期に脂がのる庄内の冬の特産魚。まつりで提供するどんがら汁は鱈の身、アブラワタ、白子と各部位がすべて入った逸品で冷えた体を温める(1杯1000円)。また、白子の天ぷら(850円)、白子刺身(750円)、たらこ飯(750円)、磯おにぎり(300円)も用意する。

 なお、まつり開催日以外の日は同館のお食事処「庄内庵」で同じメニューを2月上旬まで提供する。

アートアクアリウム×ハローキティ 限定のコラボアイテムを発売

2025年1月10日(金) 配信

ミュージアムショップで販売

 アートアクアリウム美術館GINZA(東京・銀座三越新館8階)は1月9日(木)から、サンリオのハローキティとのコラボグッズを売り出した。ミュージアムショップでの限定販売で、同館でしか手に入らないグッズという。

 2024年に50周年を迎えたハローキティは国内外で愛されるキャラクター。そのハローキティの最初の友達が金魚ということから、今回のグッズコラボレーションが実現した。

 グッズはクリアファイル2枚セットが800円、ステッカーが500円、アクリルキーホルダーが750円で、いずれも税込。

 同美術館はさまざまな種類の金魚が泳ぐ水槽作品を光彩と音楽、香りで演出しており、江戸時代から続く金魚鑑賞という文化を芸術作品として現代に表現している。現在は冬の企画展「金魚と幻想の銀世界」を2月26日(水)までの期間限定で開催中。館内は雪景色の銀世界を意識しているほか、水槽内は白樺や氷柱などで装飾されている。Webチケットは2500円、当日券は2700円。

水槽内も冬景色に装飾

HIS、ベルサイユのばらとタイアップ グッズプレゼントCP実施中

2025年1月10日(金) 配信

CPのポスター

 エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長)は2月17日(月)まで、劇場アニメ「ベルサイユのばら」とタイアップし、オリジナルグッズなどをプレゼントするキャンペーンを行っている。

 フランスで生きる人々の、愛と人生を描いた「ベルサイユのばら」は1972 年から、まんが誌「週刊マーガレット」で連載。累計発行部数は2000万部を超え、舞台化やTVアニメ化などもされた。1月31日(金)からは、劇場アニメが上映される。

 同社は劇場アニメとタイアップし、物語の舞台であるフランスを訪れる羽田空港発着のツアー「憧れの北フランス8日間」や、関西空港から出発・帰着する商品「大満喫フランス8日間」など対象ツアーを成約した利用者全員にオリジナルA4ポスターをプレゼントする。1月29日(水)まで申し込んだ人には、同作品の鑑賞券を贈る。さらに、抽選で5人に吉村愛監督のサイン入りポスターを贈呈する。

1月16日に銀座でくまモン駅長就任イベント 1月10日から熊本館で整理券100枚配布

2025年1月10日(金) 配信

イベントの開催場所「銀座のオアシス」

 東京地下鉄(山村明義社長、東京都台東区)と熊本県は1月16日(木)、東京・銀座駅コンコースで、銀座エリアの活性化を目指し、東京メトロ銀座駅「くまモンの一日駅長就任」イベントを開く。鑑賞には整理券が必要で、整理券の配布は1月10日(金)~12日(日)まで、「銀座熊本館2階観光情報コーナー」で行う。100枚限定で、なくなり次第終了となる。

 同イベントは熊本県が銀座エリアの商業施設や飲食店と連携し、熊本県産品の認知度向上と販路拡大を目的に実施する「くまもとモン×東京銀座ジャック」の一環。昨年に続き、2回目となる。

 当日は、くまモンのダンスや東京メトロと熊本県に関するクイズ大会などを行う。くまモンのほか、東京メトロの公式キャラクター「駅街かける」も登場する。開催時間は1月16日(木)の午後3:30~4時まで。

OTOA新年会、5年ぶりに開催 「旅行業が外交そのもの」イン・アウト両輪の発展呼び掛ける

2025年1月9日(木) 配信

大畑貴彦会長

 日本海外ツアーオペレ―ター協会(OTOA、大畑貴彦会長)は1月8日(水)、コロナ禍で実施を見合わせていた「OTOA新年会」を5年ぶりに開いた。

 大畑会長は冒頭、「24年は旅行需要の回復が見られた。とくにインバウンドについては、訪日旅行客による消費が日本の経済を大いに活性化させた。しかし、インバウンドは外交関係や多くの外的要因によって大きく数字が変動する可能性がある。決して楽観視せず、誘致促進してほしい」と呼び掛けた。

 アウトバウンドについては、「円安などが理由となり、残念ながら回復に時間が掛かっている。日本、アメリカともにリーダーが交代したことにより、今後ますます国際協力や外交の重要性が増す。旅行業界は、我われのビジネスがまさに国際協力、外交そのものだと認識している。インバウンドとアウトバウンドは両輪でバランスよく発展していくことが重要で、双方向での異文化交流を活性化させなければならない」と訴えた。

 「コロナ禍以降、海外現地での費用が円安などの影響で大幅に増加した。ホテルやその他の支払いはグローバルスタンダード化しているため、先々のデポジット要求や、支払いタームが大きく変化している。約3年を掛け、OTOA会員へのアンケートを実施し、日本旅行業協会(JATA)のトップ層に現状をお伝えし、支払いの早期化とデポジットに対する柔軟な受け入れをお願いした」とし、旅行業界全体で海外旅行復活に向けて取り組んでいく意気込みを語った。

(左から)鈴木貴典審議官、髙橋広行会長

 来賓として登壇した観光庁の鈴木貴典審議官は、「アウトバウンドは、昨年1~11月は1182万人となり、回復率はコロナ前19年の7割に満たない。今年こそ19年の水準か、これを超えるようないい年になれば。観光庁としても、日本人の国際感覚の醸成は国際相互理解の増進のためには、インアウト両輪の相互交流拡大が重要。海外教育旅行の推進や、関係機関・各国政府観光局との連携によってアウトバウンドの促進に努めていきたい」と話した。

 JATAの髙橋広行会長は、「『海外旅行の回復なくして、旅行業界の復活なし』を合言葉にさまざまな取り組みを行ってきたが、今年こそはあらゆる手立てを尽くして海外旅行の完全復活を目指す」と力を込めた。また、「JATAでは、会員各社に対し、契約に則った適正な支払いの啓発を行ってきた。今後も継続して続けていく。安心安全で良質な海外旅行を提供するために、ともに協力し合って持続可能なビジネスモデルの構築を目指したい」とした。

能登半島地震復興記念公演「まつとおね」 3月5~23日に七尾市「能登演劇堂」で開催

2025年1月9日(木) 配信

まつを吉岡里帆さん、おねを蓮佛美沙子さんが演じる

 石川県七尾市の能登演劇堂(運営=演劇のまち振興事業団)で3月5日(水)~23日(日)まで、令和6年能登半島地震復興記念公演「まつとおね」が上演される。女優の吉岡里帆さん、蓮佛美沙子さんのダブル主演で、脚本はNHK大河ドラマ「天地人」などで知られた作家・小松江里子氏、プロデュースは七尾市出身の近藤由紀子氏が手掛ける。

 能登演劇堂は令和6年能登半島地震で被害を受け、以前から予定されていた「まつとおね」は上演が延期になっていた。劇場の修復がすすみ、今年3月に復興記念公演として、上演が決まった。「まつとおね」は戦国時代を生き抜いた、前田利家の正妻・まつと豊臣秀吉の正妻・おね(ねね)の2人の女性の愛と友情の物語。激動の乱世に、平和な世を願った彼女たちの決断と行動が戦いのない日本の歴史を生み出したことを描いている。

 同劇場は俳優・仲代達矢氏率いる無名塾と七尾市中島町との交流により、1995年5月に誕生した演劇専用のホールで、仲代氏が名誉館長を務める。舞台奥の大扉が開くと、能登の雄大な自然が広がっており、自然と舞台が一体となる世界的にも珍しい構造が特徴。施設は「役者が演じやすく、観るものが観やすい」ようにこだわった設計で、毎年秋の無名塾公演をはじめ、多彩な公演が上演されている。

令和トラベル、国内宿泊予約サービス開始 消費者に多様な選択肢提供

2025年1月9日(木) 配信 

 旅行アプリ「NEWT(ニュート)」を運営する令和トラベル(篠塚孝哉社長、東京都渋谷区)はこのほど、国内の宿泊施設の予約サービスを始めた。国内旅行市場が回復するなか、消費者に多様な旅の選択肢を提供する。

 同社はこれまで、海外旅行予約を取り扱ってきた。歴史的な円安や海外の物価高を背景に、若者の海外旅行離れが報じられるなか、「海外旅行へのハードルを下げる努力を続けてきた」という。これによって、現在は顧客の約6割が29歳以下となった。

 令和トラベルは同サービスの開始を記念して、先着1000人限定で3000円を割り引くクーポンの配布を始めた。予約期限は2025年1月30日(木)午前11時59分まで。同クーポンは8月31日(日)までの旅行に使用することができる。

JTB、福井・永平寺町を周遊 日本版ライドシェア活用で

2025年1月9日(木) 配信

大本山永平寺・旧参道

 JTBは1月9日(木)、松岡交通、日本商運と連携し、福井県・永平寺町で日本版ライドシェアを活用した観光タクシープラン「永平寺町・禅の里観光タクシープラン」を売り出した。今回の連携により、2次交通の脆弱性と運転手不足、インバウンド向けのコンテンツ不足などをはじめとする地域課題の解決を目指す。

 永平寺町は、曹洞宗大本山永平寺の門前町として知られ、歴史的町並みや田園と集落が織りなす里地景観が美しい町。昨年3月に北陸新幹線の金沢~敦賀間が開業し、国内外からの来訪者が増加している。一方で北陸新幹線最寄りの福井駅から車で約20分の立地と、町内の観光施設が点在していることもあり、観光客が効率よく周遊することが難しい状況だった。

 また、福井県全体としても北陸新幹線の福井県内開業に伴い、駅から観光地などに向かう2次交通の整備が課題となっている。とくにタクシー業界は人手不足や高齢化が深刻な状況で、新幹線開業による観光需要の増加に対応できていないことが浮き彫りになった。

連携イメージ

 今回のJTBが企画した観光タクシープランでは、運送会社である日本商運の運転手を、タクシー会社の松岡交通がライドシェア運転手として登録。確保した運転手と空きタクシーを活用することで、福井駅から永平寺町内を周遊する2次交通を確保し、観光客の利便性向上を実現した。

 コースは、永平寺の坐禅体験や精進料理などの「禅」体験ツアーと、永平寺参拝と地酒の製造工程を見学する「酒」体験ツアーの2種類。

 旅行代金は4人利用で1人2万4000円から。設定日は2月28日(土)までの毎週土曜日で、3月以降は事業者やコース、設定日を拡大し販売予定。

天空のイチゴ狩り!1月21日から開始 横浜市戸塚に「the BERRY YOKOHAMA」がオープン

2025年1月9日(木) 配信

天井から栽培ベンチを吊るすリフト式

 ガーデンセンター事業などを手掛ける創業45年のグリーンファーム(石井淳一社長、神奈川県横浜市)は1月21日(火)、イチゴ狩り施設「the BERRY YOKOHAMA」(横浜市戸塚区汲沢町495)をグランドオープンする。“空から降り注ぐ天空のいちご狩り”がコンセプト。同社は昨年11月から農業に参入し、イチゴの栽培を開始している。

 一般的なイチゴ狩り施設では、栽培ベンチが地面から立ち上がっているが、同施設は天井から栽培ベンチを吊るすリフト式。地面に段差や障害物がなく、小さな子供でも安心してイチゴ狩りが楽しめる“イチゴが空から降り注いでいるように見える空間”が売り。

 また、イチゴは太陽光利用型植物工場のなかで土耕で栽培しており、土中微生物を活性化させ、光合成を促進することで、高品質で高収量を実現。農薬は極力使用せず、安心・安全で美味しいイチゴづくりを目指しているという。

 同園のイチゴは「とちおとめ」「よつぼし」「すず」の3品種で、「味」に加え、「香り」も特徴。ただ甘いだけではなく、甘酸っぱさもあり、それがイチゴらしい甘くて濃厚な味を引き立てるとアピールする。同社は「イチゴは本来デリケートで傷みやすく、輸送にあまり向きません。また、ヘタの方まで真っ赤、先はオレンジ色が本当に甘くて濃厚なイチゴです。大きさや味の違いもthe BERRY YOKOHAMAのハウスで選んで感じてもらえたら幸いです」と呼び掛けている。

 イチゴ狩りは火・木曜日と土日祝日の開催。事前予約制で、ネットでの予約を推奨している(電話・来店予約は追加500円となるため)。4月中旬までの料金は大人・小学生以上が平日3000円、休日3300円、3~6歳は平日1800円、休日2100円。0~2歳は無料。なお、イチゴ狩りの期間は5月下旬まで。