経営者VS後継者、本音で“事業継承”語る

経営者チームの4人
経営者チームの4人

 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会の女性経営者の会(JKK、石橋利栄会長)は6月7日に全国大会の分科会で、経営者とその後継者4組のパネリストを呼び、「消すな!燃やし続けろ!宿屋の火―未来につなげる宿屋のこころ―」と題するパネルディスカッションを行った。

 コーディネーターに、JKK広報委員長の永山いずみ氏(岡山県美作市、ゆのごう美春閣)、パネリストには、ホテル志戸平(岩手県・花巻南温泉郷)の久保田浩基代表とご子息の久保田龍介常務、ホテル美やま(埼玉県秩父市)の北川雅代専務取締役とご子息の北川誠八専務、旅館こうろ(京都府中京区)の北原茂樹社長とご子息の北原達馬常務、土佐御苑(高知県高知市)の横山佳代子社長とご子息の横山公大専務(全旅連青年部長)の4組が登壇。それぞれの親子が事業継承について体験談を語った。

後継者チームの4人
後継者チームの4人

 北原常務は「言葉には出さずに態度で『継いでほしい』というのを示された。いずれ旅館を継ぐのであれば、他の仕事をせずに今すぐやろうと思った」と当時を振り返った。

 小さい頃からよくホテルの手伝いをさせられたという北川専務は、「手伝いのおかげで、すぐに旅館の仕事に入っていけた」と話し、事業継承について「現場への早くからの理解」がポイントにあがった。

 経営者と後継者という親子関係について、すでに子供に旅館ならではの過ごし方を体験させ、教育をしているという横山専務は「青年部で掲げている『利他精神』同様、子供には旅館で働く父親の背中を見せていきたい」と話した。久保田代表は、「親父が酒飲みながら仕事の愚痴ばかりを言っていたら、子供が継ぎたいとは思わないのでは」と疑問を投げかけ、「旅館で働く楽しさを子供に見せていけば、自然と子供は親の仕事を継ぎたいと思ってくれるはず」と語り、会場からは共感の拍手が巻き起こった。

 ディスカッション後の質疑応答では、同じように事業継承について悩む経営者などから、たくさんの質問や相談が飛び交い盛況のうちに幕を閉じた。

 最後にJKKの石橋会長が登壇し、「同業者、仲間の前で本音を語っていただきありがたい。事業継承については、よそはどのようにしているのか実はみんな聞きたいけど、なかなか聞けないというのが本音。私もそろそろ継承について考えなくてはいけない年齢に差し掛かってきたので、今回の話はとても参考になった」と述べ、「宿の火を消さないよう、みんなでがんばっていきましょう」と呼びかけた。

福島・宮城を訪問、震災後の観光促進で協力

鶴ヶ城前で(応援ツアー一行)
鶴ヶ城前で(応援ツアー一行)

 JTB協定旅館ホテル連盟鹿児島支部と山口支部は東日本大震災で多大な被害や原発事故による風評被害を受け、観光客が激減している福島・宮城両支部を激励する応援ツアーを6月5―7日の日程で実施した。

 今回のツアーは「昨年の口蹄疫や鳥インフルエンザ、そして今年の新燃岳の噴火など同じような風評被害を体験している鹿児島支部と、歴史の関わりが深い山口支部が、同じく戊申戦争で関わりがあった会津がある東北を何とか元気づけたい」(中原国男鹿児島支部長)と計画したもの。昨年12月、両支部は姉妹盟約を結び、今回が初の合同事業。

 一行は5日に同連盟福島支部と意見交換。翌6日には鶴ヶ城での合同記者会見、福島県庁表敬訪問の後、宮城県に入り同連盟宮城県支部との意見交換会、最終日には宮城県庁表敬訪問を行った。このうち、鶴ヶ城での合同記者会見では歓迎のあいさつに立った渋谷たみお会津若松観光物産協会統括本部長が会津に伝えられている移り住んだ人が最初その排他性に泣き、生活を続けるうちにその人情の深さに泣き、そして会津の地を離れる時に離れがたさに泣く、という会津三泣きを引き合いに出し「会津は過去の歴史に泣き、今回の震災で泣き、そして今日の支援で泣いた」という例えで感謝の意を表した。

 これを受けて中原国男鹿児島支部長が「今回の震災で苦境に立たされているが、今回のような応援ツアーが全国に広がり東北復興へ繋げるようにしていきたい」と述べ、宮川力山口支部長が「厳しい環境下からの早い復興を祈念する。今後も鹿児島支部と連携して地元での福島の観光、物産振興にお手伝いしていく」と語った。最後に福島を代表した畠隆章支部長が「鹿児島、山口両支部がいち早く福島を訪れてくれたことに感謝する。この激励に応えるべき。一致団結して昔のにぎわいを取り戻すために頑張ることを誓う」と結んだ。

元気になろう観光日本!、原発事故に強い懸念

約1000人が参加した全国大会で佐藤会長が冒頭あいさつ
約1000人が参加した全国大会で佐藤会長が冒頭あいさつ

 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(佐藤信幸会長、1万6697会員)は6月7日、東京・虎ノ門のホテルオークラ東京で「元気になろう観光日本!がんばれ東日本!」をテーマに第89回全国大会を開き、約1千人が参加した。

 佐藤会長は東日本大震災の影響について「震災後、旅館に来る電話はすべて予約キャンセル。被災地域はもちろん、全国各地で旅行、外出の自粛が起こった。外国人観光客もすべてキャンセルになり、我われの業界が最も被害を受けたといっても過言ではないと思っている」と語った。

 とくに未だに見通しのつかない、福島第一原発事故については「今後、国内外の旅行行動に大きく影響してくる。日本全国の観光地は負の遺産を背負うことになる」と強い懸念を示した。

 協会としては、組合員の積極的な協力を受け、旅館・ホテルを第2避難所として被災者受け入れの対応をしたことをあげ、金融問題については「国の緊急保証のなかに、すべての地域に対し、無担保で8千万円の貸し出し支援制度ができ、主に宿泊業を想定したと明記していただいた。全旅連で努力した成果が少しずつ出てきている」と報告した。

 さらに震災被害を含め業界を取り巻く環境が厳しくなっていることから「旅館は他業種と比べ、創業100年以上の企業が最も多く強い業種と思っているが、このままの仕組みでは、将来一層厳しくなる。先人にならい英断を以て時代の変化を受け入れ対応すべきではないか」と語った。

 式典では、東日本大震災や福島原発事故発生に伴う被害に対し、全国業界の力を結集し、初期の目標である、経営の安定化と活性化に努め、人と環境に優しい宿づくりを目指す、大会宣言を採択。この宣言の趣旨にのっとり、「被災組合会員の早期復旧に全力を期す」「安心・安全な環境を早期に取り戻し、国内外のお客様を迎える体制整備を期す」「地域と環境に優しい旅館の再生促進を期す」などを決議した。

 次期開催地は、来年6月、岡山県の予定。47都道府県のなかで最後の開催地となる。

◇   ◇

■「あけぼの会」が受賞

 第14回「人に優しい地域の宿づくり賞」の表彰も行われ、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会会長賞は静岡県ホテル旅館生活衛生同業組合女性部「あけぼの会」の「ふじのくにの女将が作成した『女将の地震初動マニュアル』~安全・安心なお宿を目指して~」が受賞した。選考委員会賞は大分県旅館ホテル生活衛生同業組合の「『みえないおもてなし』寝具を中心としたハウスダスト除去事業(全国初、加熱振動吸引除去)」が受賞した。

No.282 人吉温泉女将の会「さくら会」 - 豊富なアイデア、即実行

人吉温泉女将の会「さくら会」
豊富なアイデア、即実行

 「第22回全国旅館おかみの集い」運営委員長を務める有村政代女将(清流山水花あゆの里)の地元・熊本県人吉温泉の女将の会「さくら会」(会長=富田千鶴子・鍋屋本館女将)が熱い。参加する10人の女将が、「人吉温泉をメジャーに」を最大の目標に、ユニークなイベントの企画や、「さくら会」オリジナルグッズの販売、マスコミへのPRなどに活躍している。毎日のように連絡を取り合い、「アイデアが出たら、即実行」をモットーとする「さくら会」に迫る。

【増田 剛、鈴木 克範】

「人吉温泉をメジャーに」

 5月27日に取材のため、人吉温泉を訪れたとき、「さくら会」メンバー10人のうち、会長の富田千鶴子女将(鍋屋本館)、有村政代女将(清流山水花あゆの里)、田口妙子女将(純和風旅館芳野)、松田淳子女将(町屋旅館一富士)、堀尾里美女将(人吉旅館)の5人に集まっていただいた。

人吉温泉女将の会「さくら会」の女将たち(人吉駅で)
人吉温泉女将の会「さくら会」の女将たち(人吉駅で)

 人吉温泉には桜並木もあり、華やかなイメージに添いたいとの思いから名付けた「さくら会」が結成されたのは、1994年10月のこと。九州自動車道・人吉―八代間が開通した1989(平成元)年からしばらくは、人吉が高速道路の最終地点だったために観光客でとてもにぎわった。しかし、6年後の1995年には自動車道が鹿児島まで全通するため、人吉温泉の女将たちも「通過点」になることに危機感を抱いていた。

 

※ 詳細は本紙1424号または日経テレコン21でお読みいただけます。

観光を成長させる社会へ――未来志向の「夢」を語ろう(6/21付)

 21世紀は「環境」「健康」「観光」の時代といわれ、国の成長分野としても期待されていた。しかし、このたびの東京電力福島第一原発事故によって、そのいずれも大きく損なわれる結果となった。 「原子力発電所は安心・安全」と言い続けた国の原発推進政策に、大きな疑問を投げ掛けることのなかった現在に生きる世代の1人として、次世代に取り返しのつかない禍根を残してしまったと今更ながら悔いている。だが、この期に及んで原発推進の維持を今も叫び、「脱原発」や「自然エネルギーへの転換」を主張する国民を笑う、前政権与党の議員もいる。
 東電原発事故を受けた「原発賠償支援法案」が14日に閣議決定された。今も収束していない原発事故の被害は長期化が予想され、賠償額は天文学的な金額となるだろう。腑に落ちないが、間接的な国民負担で、おそらく電気料金は値上げされる。
 しかし、どのみち電気料金が値上げされるのなら、原発事故の賠償額負担のためではなく、新たな自然エネルギー利用の開発コストや普及拡大のために支払いたいというのが、大多数の国民の感情ではないだろうか。
 日本の高い技術力を結集して、自然エネルギーの分野で“世界のトップリーダー”になるという大きな夢と希望を抱きたい。それによって明るい未来も開けるはずだ。地震や津波、テロ予告が起こるたびに、日本国中が怯えて生活をしなければならない、そんな未来は暗い。
 政治家や企業人にも古い考えに縛られている層がいるが、いずれ駆逐されると、そう悲観はしていない。早く価値観を転換して、21世紀当初に想い描いた「環境」「健康」「観光」を成長させる社会に戻そう。そして、それぞれの分野で夢のある未来の社会について語りたい。
 観光業界を見渡すと、たとえば旅行会社は、インターネット宿泊予約サイトの出現によって活力を失っているが、旅の素晴らしさを熱く語れる社長や社員がどれほどいるだろうか。旅行会社が旅の魅力を語れなくて、未来があるわけがない。「旅行店舗のスタッフは、素人よりも観光地を知らない」と揶揄されて、きっと悔しいはずだ。旅行に何の期待も関心も持たない若者にも「旅の楽しさや魅力」を熱く訴えてほしい。旅に限らず、未来志向の「夢」を語っていきたい。

(編集長・増田 剛)

「心の国づくり」考える、愛媛・坊っちゃん劇場で座談会

 愛媛県東温市の常設劇場「坊っちゃん劇場」は7月23日、「頑張れ日本!頑張れ東北!セミナー 地域劇場から広がる心の国づくり」と題し、宗教哲学者の山折哲雄氏と同劇場名誉顧問で前愛媛県知事の加戸守行氏による公開座談会を開催する。
東日本大震災以降の日本人の心の在り方や文明の方向性について掘り下げるほか、2006年の開館以来、一貫して地域の歴史や文化を題材にミュージカル上演を行う同劇場の効果や、地域コミュニティーの中での役割などを考える。
詳細は下記の通り。
 

◆頑張れ日本!頑張れ東北!セミナー
地域劇場から広がる心の国づくり
○日時
2011年7月23日(土)
14:00 ミュージカル「誓いのコイン」開演
16:05 終演
16:15 公開座談会
17:45 閉会
○料金
3500円(観劇料含む)※当日は3800円
公開座談会のみ1000円(ファンクラブ・パスポート会員/800円)
※観劇、座談会ともに全席指定のため、事前予約が必要。

プロフィール
●宗教哲学者 山折哲雄氏
1931年サンフランシスコ生まれ
岩手県出身
東北大学文学部卒業
同大学院文学研究科博士課程単位取得退学
同大学教授
国立歴史民俗博物館教授
国際日本文化研究センター教授
同所長を歴任
「宗教と現代社会」について明快に論じ続けている
2002年に和辻哲郎文化賞
2010年に南方熊南賞
著書に「臨死の思想」「近代日本人の宗教意識」「悪と往生」「近代日本人の美意識」「鎮守の森は泣いている」「愛欲の精神史」「悲しみの精神史」「死の民俗学」「法然と親鸞」など多数

●坊っちゃん劇場名誉顧問 前愛媛県知事 加戸守行氏
1934年 生まれ
1957年 東京大学法学部卒 文部省入省
1983年 文化庁次長
1986年 文部省体育局長・教育助成局長
1988年 大臣官房長
1989年 公立学校共済組合理事長
1992年 日本芸術文化振興会理事長
1995年 (社)日本音楽著作権協会理事長
1999年1月 愛媛県知事就任
2010年11月 退任
2010年11月 坊っちゃん劇場名誉顧問就任
 

予約・問い合わせ=坊っちゃん劇場 ℡ 089-955-1174

http://www.botchan.co.jp/

海上で涼む 熱海湾クルーズ

春クルーズinあたみ

 熱海の夕景と爽やかな潮風を楽しむ熱海湾クルーズ。熱海港を出発して海上から見る熱海の街並みと山々に囲まれた夕景は一見の価値がある。6月18・25日に運行する。午後4時30分に出港し、約30分間のクルーズ。

 午後4時から受付を開始する。料金は500円、中学生以下は無料。

 問い合わせ=電話:0557(86)6194。

行灯でライトアップ、松江水燈路、今秋開催

 

 島根県松江市の松江城周辺を行灯などでライトアップする「松江水燈路」(松江市など主催)が、9月17日(土)から10月16日(日)までの毎週土・日・祝日に行われる。”水の都・松江”の秋の風物詩として人気のイベントで、毎年県内外から多くの見物客で賑わう。

 松江城を囲む堀川沿いや武家屋敷周辺に行灯を並べ、幻想的な雰囲気を創出する。絵や俳句などが描かれた行灯はどれも個性的だ。松江城や塩見縄手周辺、北惣門橋などのライトアップも行われ、一帯が優しい光に包まれる。

 堀川遊覧船の夜間運航も実施。各日午後6時30分から9時に運航し、大手前乗船場と松江堀川ふれあい広場乗船場を結ぶ。通常の一周運航ルートではなく、水燈路限定の片道ルートになる。片道1人500円。貸切船は一隻7千円(予約制)。船上からは、ほのかに浮かび上がる松江城や鎮守の森などが見渡せ、「身震いするほどの美しさ」という。

 【イベントの案内】

(1)水燈路開幕(9月17日~19日)

 ●9月17日(土)
○松江怪談伝説(青年会議所)
  怪談行列 18:35~19:00/怪談の森 19:10~(受付18:00~)
○筑前琵琶と琴へのいざない 18:30~20:00 大手前乗船場
  琵琶奏者 川村旭芳/生田流箏曲ひのくら会、箏アンサンブル「華」
○出雲國郷土芸能祭 あっぱれ舞台
○まつえのごちそう屋台村 大手前駐車場

 ●9月18日(日)
○筑前琵琶演奏 18:20~19:00 大手前乗船場
  琵琶奏者 川村旭芳
○第13回・鼕まつり(出雲國郷土芸能祭) 大手前駐車場
○まつえのごちそう屋台村 大手前駐車場

  ●9月19日(月・祝)
○出雲國郷土芸能祭 あっぱれ舞台
○まつえのごちそう屋台村 大手前駐車場

 (2)塩見縄手の日(9月23日~25日)

 ●9月23日(金・祝)
○出雲國郷土芸能祭 あっぱれ舞台

  ●9月24日(土)
○出雲國郷土芸能祭 あっぱれ舞台

  ●9月25日(日)
○出雲國郷土芸能祭 あっぱれ舞台

 (3)縁結びの日

 ●10月1日(土)
○水燈路宵神楽(すいとうろよいかぐら) 二の丸上の段特設舞台(無料)
  ~永春神楽団(出雲市)~ 18:00~19:00/20:00~21:00
  演目:「一条戻り橋」ほか
○能楽上演 松江歴史館(有料)
○”縁結び行灯”をさがし
○縁結び占い”八重垣神社 鏡の池”体験(神話の国縁結び観光協会)
○松江フォーゲルパーク ペンギンのお散歩

  ●10月2日(日)
○水燈路音灯太鼓(すいとうろおとだいこ) 二の丸上の段特設舞台(無料)
  ~尼子太鼓(安来市)~ 19:00~/20:00~
○”縁結び行灯”をさがし
○縁結び占い”八重垣神社 鏡の池”体験(神話の国縁結び観光協会)
○松江フォーゲルパーク ペンギンのお散歩

 (4)音灯月夜の日(おとつきよの日)

 ●10月8日(土)
○松江城薪能 馬溜広場特設ステージ(有料) 

 ●10月9日(日)
○全国夜神楽フェスティバル あっぱれ舞台(有料)
○ガムランの音色は風にのって 興雲閣前

  ●10月10日(月・祝)
○全国夜神楽フェスティバル あっぱれ舞台(有料)
○ガムランの音色は風にのって 興雲閣前
  ※全国夜神楽フェスティバルは、13日(木)まで実施

 (5)鼕行列の日(どうぎょうれつの日)

 ●10月15日(土)
○松江祭鼕行列前夜祭 19:00~21:00 大手前駐車場

  ●10月16日(日)
○水燈路・エンディング・サキソフォン・ライブ 19:00~20:00 大手前駐車場
  サキソフォン奏者:宮本美香

  水燈路の問い合わせ=松江市観光振興課 ℡0852-55-5214

 堀川遊覧船のご予約・問い合わせ=堀川遊覧船管理事務所 ℡0852-27-0417

房総B級グルメ祭 6/25.26 ザ・フィッシュで

 千葉県富津市のザ・フィッシュは6月25・26の2日間、「房総B級グルメ祭り」を開く。B-1グランプリ出場を果たした「勝浦タンタンメン」をはじめ、全7品が集結。ご当地グルメを応援し、千葉を元気する。

 震災や原発事故の風評を打破しようと、地元の飲食施設や生産業者が集まり、催しを企画した。今年11月に開かれる「B-1グランプリin姫路」に県から初出場する「勝浦タンタン麺丼」(25日のみ)や、幕張メッセのイベントで4千個売れたという「サンガバーガー」、「南房総チャーシュー丼」など多彩な顔ぶれだ。千葉県警察音楽隊によるブラスバンド演奏(25日)や和太鼓披露(26日)などのステージイベントも実施する。

【日 時】 2011年6月25日(土)・6月26日(日) 11:00~16:00 ※雨天決行(一部縮小)
【場 所】 千葉県富津市金谷2288 ザ・フィッシュ駐車場にて
【内 容】 B級グルメ飲食屋台の出店、物産市場の開催、ステージイベント、千葉県キャラクターとのふれあい

<ステージ> 
●6月25日 13:00~ 千葉県警察音楽隊によるブラスバンド演奏
音楽を通じた交通安全や防犯の呼びかけを行っている警察音楽隊。当日は、子供に人気の白バイやパトカーも来場。シートベルトコンビンサーの無料体験も。

●6月26日 飛翔しぶき太鼓による和太鼓 (1)11:00~ (2)13:00~
木更津を中心に活躍する和太鼓グループによる勇壮な演奏。太鼓の音で千葉を元気に!

●千葉県のキャラクター「チーバくん」君津市のキャラクター「きみぴょん」とのふれあい

<グルメ> ご当地アジのサンガバーガー、江戸前たこラーメン、かずさ牛カレーパンなどご当地7大グルメがお待ちしています!25日限定でB1出場の勝浦タンタン麺丼のキッチンカーも出店!

<物産市場>南房総のつみたて花300円~、県産品野菜の即売100円~、綾部商店さんの鹿野山せんべい130円、海産物市場、お菓子アウトレット・わけあり市場など

<その他>「がんばろう千葉・ちば産品応援隊」隊員申込の受付も行う。詳細は千葉県HPを参照

問い合わせ=電話:0439(69)2161。

利き酒師と行く会津の酒蔵 西武トラベル 6/24出発

 西武トラベルはこのほど、福島応援バスツアー「利き酒師・葉石かおりさんと行く会津酒蔵めぐる2日間」を発売した。6月24日出発の1泊2日プランで、参加費は1人29800円から。葉石さんは会津若松、喜多方市内の酒蔵をツアー参加者と巡るほか、夜はトークショーや地元の蔵元さんも招いての「会津の日本酒を味わう会」を開く。同社では現在ツアー参加者を募集している。

■旅行の行程
<1日目>
池袋駅東口発(08:00)→→ 東北自動車道 →→ 会津料理・田季野にて三種のわっぱめし →→会津若松市内の酒蔵めぐり(葉石かおりさん同行/宮泉銘醸・末廣酒造・名倉山酒造)→→ 東山温泉 御宿東鳳(17:00頃)
※19:00~ 蔵元さんをお呼びして、葉石かおりさんと一緒に「会津の日本酒を味わう会」を開催!

<2日目>
東山温泉発(09:00) →→ 鶴ヶ城 →→ 蔵のまち・喜多方にて自由散策&自由昼食(約1時間30分→→喜多方市内の酒蔵めぐり(葉石かおりさん同行/ほまれ酒造・大和川酒造店・小原酒造) →→ 池袋駅東口着(20:00頃)

■お申し込み・お問い合わせ
西武トラベル株式会社 営業部営業三課
TEL.03-3251-8186 FAX:03-5296-2631
E-Mail:media@seibutravel.co.jp
営業時間:9:30~17:00(土・日・祝日を除く)
ホームページ:http://www.seibutravel.co.jp/