2024年6月20日(木) 配信
群馬県・中之条町の四万温泉で旅館を経営するエスアールケイ(関良則社長)は5月21日、群馬県天然記念物・四万の甌穴群の美しい自然環境の中に、新施設「OUKETSU TERRACE(オウケツテラス)」を開業した。同施設は大屋根が特徴的なメイン棟と回廊、ギャラリー、カフェで構成。甌穴群周辺の景観と一体となった施設で「四万温泉を訪れる人と地元の人々の出会いの場」がコンセプトという。
2024年6月20日(木) 配信
群馬県・中之条町の四万温泉で旅館を経営するエスアールケイ(関良則社長)は5月21日、群馬県天然記念物・四万の甌穴群の美しい自然環境の中に、新施設「OUKETSU TERRACE(オウケツテラス)」を開業した。同施設は大屋根が特徴的なメイン棟と回廊、ギャラリー、カフェで構成。甌穴群周辺の景観と一体となった施設で「四万温泉を訪れる人と地元の人々の出会いの場」がコンセプトという。
2024年6月19日(水) 配信
日本空港ビルデングと東京国際空港ターミナルは7月3日(水)から、羽田空港で円谷プロダクションとのタイアップキャンペーン「ULTRAMAN TO THE WORLD HANEDA AIRPORT」を羽田空港で開く。8月31日(土)までの期間限定。期間中は、迫力満点のウルトラマン飛行像の展示や、限定グッズを集めたポップアップショップを展開する。
オリジナルグッズがもらえるスタンプラリーや、最新のヒーローショー、空港の秘密を学ぶキッズプログラムなど、さまざまなプログラムを用意する。
6月14日からNetflixで世界配信がスタートした「Ultraman: Rising」の全長4.3メートルの巨大ウルトラマン飛行像の展示では、一緒に写真撮影が楽しめる。
また、「ウルトラマンと空の旅」をテーマにしたスタンプラリーを実施。スタンプを集めるとオリジナルクリアファイルがもらえる。このほか、各ターミナルにポップアップショップを設置する。
詳細は随時公式ホームページなどで発表していく。
2024年6月19日(水) 配信
ジャルパック(平井登社長、東京都品川区)は6月25日(火)から、北海道・余市町で開かれるワインイベント「ラフェト・デ・ヴィニュロン・ア・ヨイチ(農園開放祭)」のチケットと往復航空券、宿泊、送迎を組み合わせたダイナミックパッケージツアー「JALで行く余市ラフェト2024」を売り出す。人気のワインイベントだが、JALグループは余市観光協会と余市ラフェト実行委員会協力のもと、チケットを240枚確保した。
ラフェトは余市町登地区のワイナリーやぶどう農園を巡り、ワインを楽しむイベント。日本ワインの銘醸地として世界からも注目を集める地で、普段は入ることのできない畑や希少なワインを堪能できる。
同商品の出発は8月31日(土)で、1泊2日~2泊3日の4コースを設定。今年は「そらちワインピクニック2024」チケット付きコースも用意する。申し込みはホームページから。
2024年6月19日(水) 配信
群馬県・中之条町で6月23日(日)まで、アーティスト主導のアートフェア「Art Fair NAKANOJO2024」が、旧廣盛酒造を会場に開かれている。運営委員長は西島雄志氏。入場料は一般500円(中学生以下は無料)。
18年の歴史を持つ国際現代芸術祭「中之条ビエンナーレ」の町、中之条町で地方発信のアーティスト主導による新しいアートフェアが誕生した。中之条ビエンナーレに参加した作家を中心に47組の作家が作品を紹介、来場者がその場で作品を購入することができる見本市を初めて開催している。
中之条町は古き良き里山の風景を残しつつ、柔軟にアートを取り入れている全国にも稀に見る成功例のひとつ。中之条町では地域がアーティストを育て、アートが地域を活性化する仕組みが生まれつつあり、地域芸術祭から始まった地方のアートシーンの活性を体験することができる。
同アートフェアは、ギャラリーではなくアーティスト一人ひとりが作品を紹介・販売する。展示物の販売だけでなく、店舗や客室の総合的な提案も含めて相談窓口を設けて一過性のイベントではなく、地域とアーティストのつながりを密接にすることもアートフェアの目的のひとつである。
会期中の週末には、トークセッションを開催。またアートフェアに出展するアーティストの中には、絵画や彫刻だけではなく、パフォーマンスやライブイベントなど、行為性を作品として販売する作家も出展している。
四万温泉の「湯の宿山ばと」(山口良子社長)は客室のリニューアルに合わせて、2023年7月にアーティストルーム2部屋を誕生させた。中之条ビエンナーレ作家のCLEMOMO(クレモモ)さんの作品を展示した305号室「こでまり」と、山形敦子さんの作品が飾られている307号室「いわかがみ」。
CLEMOMOさんはカナダ人のクレムさんと日本人のモモさんの2人組。2019年から中之条町を活動拠点にしている。「山ばとがいつも仲睦まじく2羽寄り添っているように、お客様にもこの部屋で2人の時間を楽しんで欲しい」とアーティストルームを制作した。2人部屋のイメージから2対の人形を作り、大胆な存在感で、赤・青・黄色のカラフルな原色が明るい気持ちにさせてくれる。作品の一部には改修工事の際に出た廃材を再利用。ルームキーにもミニチュアのオブジェを採用した。
山形敦子さんは北海道生まれ。長期でフィリピン・マニラに滞在後、2021年群馬県吾妻郡に拠点を移す。コラージュとドローイングを組み合わせた平面・立体作品を制作。6畳の和室2部屋を1つに合体させ「リビング+寝室」のファミリール―ムに改装した。太陽が沈むと障子に描かれた動物たちがぼんやりと見えなくなり、朝になると再び姿を現す変化が楽しめる。中之条町はかつて養蚕が盛んな地域で家の2階が養蚕場となっていた古民家が数多く現存している。客室のライトには養蚕で使用されていた道具を用い、夜は部屋の電気を消し、作品だけ点灯して楽しむこともできるという。
湯の宿山ばとの山口社長は「中之条町に縁のある作家さんに、中之条町をテーマにした作品を依頼して、中之条ビエンナーレの期間以外でも宿泊すれば作家さんの作品がいつでも見られるアーティストルームを作りました。ほかの温泉地にはない楽しみ方ができるとお客様からも大変好評です」と話している。
2024年6月19日(水) 配信
藤田観光は運営するWHGホテルズの「ワシントンホテル」「ホテルグレイスリー」で7月1日(月)から、フランスの名物料理を楽しむ朝食フェア「Spice up Your Morning~旅するプティ・デジュネ~」を開始する。全国の15ホテルで9月8日(日)まで楽しめる。
WHGホテルズでは「早起きしたくなる、朝ごはん。」をコンセプトに、季節や地域に合わせて手作りにこだわった常時40種類以上のビュッフェメニューを用意している。昨年のワシントンホテル開業50周年、ホテルグレイスリー開業15周年を経て、朝食で「スパイスアップ(活気づける)してほしい」という想いを込め、今年から年4回のシーズナルフェアとして、ビュッフェの一部コーナーを彩る「Spice up Your Morning」を開始した。
現在は第1弾として「Spice up Your Morning~みんなで選ぶカレー選手権in2024~」を開催中で、全国16ホテルで選手権で優勝した新宿ワシントンホテルの「牛すじと10種のブレンドオリジナルカレー」を提供している。
第2弾となる「Spice up Your Morning~旅するプティ・デジュネ~」はこの夏、五輪開催地として注目を集めるフランス各地の郷土料理、名物料理を「プティ・デジュネ」(フランス語で朝食)で楽しんでもらおうと企画した。
WHGホテルズがあるエリアとフランスの8地域は気候や食生活、文化などさまざまな共通点があるとし、フェアではアルザス地方と札幌、ブルゴーニュ地方と京都、プロヴァンス地方と福岡など、似通った特徴のある地域を紹介。参加の15ホテルの朝食メニューの一部としてそれぞれ異なる2~5メニューを提供する。全体ではフェアメニューを30メニュー展開する予定。
15ホテル共通で提供するのは、今回のフェアのシンボルメニューと位置付ける「クロワッサンペルデュ」。クロワッサンを使ったフレンチトーストで、フランスで硬くダメになったパン「パンペルデュ」を美味しく蘇らせる定番のメニューをアレンジした。開発にあたっては、フェア開催前の発表会で藤田観光WHG事業部マーケティング室の二宮栄治料理担当部長が「外はカリっと中はしっとりとさせるため試行錯誤を繰り返した」と苦労を明かした。
このほか、メニュー例としては白いんげん豆がベースのフランスの伝統的煮込み料理「カスレ」やブルゴーニュ地方の伝統的な豚肉や野菜の料理「ポテ」、ノルマンディー地方の豚肉やリンゴを煮込む料理「ポークノルマンディー」などがある。
「ワシントンホテル」は1973年に創業し、昨年開業50周年を迎えた。「出張旅費の範囲で、一杯飲んで、お土産も買えるホテル」をコンセプトに、札幌に第1号店を開業し、“ビジネスホテル”というジャンルを確立した。
現在は全国の主要都市に20施設を展開。旗艦店ともいえる、新宿ワシントンホテルは1983年に開業し、世界初の自動フロントシステムを導入して話題となった。建物は開業当時から変わっていないが、現在、順次客室のリニューアルを行っており、今年中に計画している7フロアの改装が終わる見込み。
近年はインバウンド客の利用も多く、無人のクロークやアメニティを運搬するロボット、バスを待つ際の無料休憩所などソフト面ハード面での整備を行い、幅広い客層を受け入れている。
2024年6月19日(水) 配信
JTB協定旅館ホテル連盟(会長=宮﨑光彦・道後御湯社長、3569会員)は6月5日(水)、京王プラザホテル(東京都新宿区)で2024年度通常総会を開いた。23年度は宿泊販売目標3800億円を達成し、24年度はコロナ禍前19年度比3.8%増の4000億円を新たな目標に設定した。
宮﨑会長は「この1カ月、各支部連合会の総会に参加した。各地で宿泊増売に向けた個性的で魅力的な取り組みが行われ、旅ホ連が目的としている地域自らがお客様を創造する姿が見られ、勇気をもらった」と感謝の言葉を述べた。このうえで「ツーリズムの復活から成長へ、そして飛躍へと道筋をつけていく大事な年になる」と話し、商品力の向上、高付加価値化、販売員の強化により新たな需要づくりを進めていく方針を示した。
一方で、宿泊産業は大きな課題を抱えていると指摘した。「コロナ禍に起因する金融問題、円安による物価高、新たな投資による借入金の増大もあるが、一番の懸念は人手不足。最優先課題としてJTB旅連事業とも連携しながら、人材確保、生産性向上、働き方改革の取り組みを深化させていきたい」と語った。
23年度の事業計画は、基本テーマを「JTBとの戦略的パートナーシップによる宿泊増売と会員経営基盤の強化」に定めた。「四方よし(お客様・JTB・旅ホ連会員・地域)」の精神で、地域の持続的な発展を成し遂げるとして、①宿泊増売②地域振興・観光振興③人財育成④組織強化――の4本柱で事業を推進。とくに宿泊増売では、23年12月に新しい国内客室管理ツールの移行が実現できたことを受けて、新たな仕入ビジネルモデルを推進する。
総会決議後、宮﨑会長とJTBの山北栄二郎社長が「サステナブルツーリズム・パートナーシップ協働宣言」に署名した。共通目標を定め、サステナブルツーリズムの推進を加速させていく。
そのほか、次期25年度の通常総会は、25年6月11日(水)にシェラトン都ホテル大阪(大阪市天王寺区)での開催を決めた。
2024年6月18日(火) 配信
2020年12月に佐渡観光交流機構、佐渡市、新潟日報社、NOTEなど4者が締結した「佐渡地域における歴史的資源を活用した地域活性化に関する連携協定」の一環として、4者が開発事業を支援した佐渡市初の古民家分散型宿泊施設「NIPPONIA 佐渡相川 金山町」が7月18日(木)に開業する。
同施設は客室数4棟7室。うち2棟は1棟貸し。フロント棟である清水家は、元々は佐渡の伝統工芸品である無名異焼の工房・店舗。町に開かれた立地であることを生かし、地域の玄関口、また地域との交流場所としている。
同プロジェクトの開発と施設運営は、地域住民が主体となって設立した相川車座が担う。
開業後も、「NIPPONIA 佐渡相川 金山町」を起点とした相川エリアの活性化を目指し、連携を続けていく方針。
佐渡全域を対象に、佐渡に残る豊かな歴史・文化資源を軸とした地域活性化事業に持続的に取り組むことを目指す。
2024年6月18日(火) 配信
政府は6月18日(火)、2024年版の観光白書を閣議決定した。観光立国推進基本法に基づき、毎年国会に提出している。24年版は3部構成。最近の観光動向の分析に加え、地方部における消費動向の分析や、地域での取り組み事例の紹介を通じ、インバウンドの地方誘客の促進や、地方部での消費拡大に向けた施策などについて報告した。
第1部第3章では、訪日外国人旅行者の地方誘客と消費拡大に向け、岩手県、石川県、熊本県など、3つの取り組み事例を挙げた。
この中で、豊かな自然や文化・食など、地域独自の資源を生かした地域ならではの質の高い体験コンテンツの造成、磨き上げが必要なことや、地域内外のさまざまな主体との連携による広域周遊の促進や戦略的な発信が必要であることが分かった。
さらに、持続可能な観光地域づくりのため、受入環境の整備・拡充に取り組むとともに、観光地・観光産業の高付加価値化により収益性を向上させ、収益を地域の経済社会に還元する好循環を作り出すことが重要とした。
2024年6月18日(火) 配信
日本バス協会(会長=清水一郎・伊予鉄グループ社長)は6月13日(木)、東京・永田町の衆議院第一議員会館に自動運転バスを展示し、自民党バス議員連盟が視察した。自民党バス議員連盟の逢沢一郎会長をはじめとする議連メンバーが参加し、自動運転バスを試乗した。
視察した車両は、ソフトバンク子会社のBOLDLY(ボードリー、佐治友基社長兼CEO)が代理で販売している自動運転EV「MiCa(ミカ)」。同社がエストニア共和国のAuve Tech(オーブテック)と連携し、自動運転レベル4対応の日本仕様モデルとして開発されたもの。最大8人乗りで運転席はなく、遠隔監視による自動運転を実現する。視察中、これまでの実証実験の成果や安全性が確保されているかなど、参加者から熱心な質問が相次いだ。
視察前には自民党バス議員連盟総会が開かれ、日本バス協会からバス事業の現状と要望事項が報告され、意見交換が行われた。自民党バス議連の逢沢会長は、自動運転バスについて「より腰を入れてスピード感をもって取り組み、実効性を確保していく段階を迎えた」という見解を示した。
日本バス協会の清水会長も「今年中に伊予鉄グループで、自動運転レベル4の本格運用を目指す」考えを明かした。
2024年6月18日(火) 配信
神奈川県旅行業協会(田中幸一会長、151会員)は6月14日(金)、ホテルウェルシティ湯河原(静岡県・湯河原温泉)で2024年度通常総会を開いた。
田中新会長は「会長に就任してから1年が経ち、皆様の協力で会を運営できた」と謝辞を述べた。また、「来年1月に、同じ京浜地方支部に所属する全国旅行業協会東京都支部主催の国内観光活性化フォーラムin東京に出席してほしい」と呼び掛けた。
今年度は、地区会や研修会などで意見交換や懇親を深め、新たな強みの分野を築いていくほか、メール配信を受入施設などで構成する賛助会会員にも導入する準備を行い、同協会での動向を速やかに連絡する。
来賓の全国旅行業協会(ANTA)の駒井輝男副会長は、旅行業の更新登録で基準資産額が法で定める額を下回った際、直近の決算書ではなくコロナ禍前の決算で同資産額を計算できる救済措置について、「観光庁に延長を繰り返し求めてきた。来週もこれまで以上に強い思いで要望に行く。皆様に喜んでもらえるようにしたい」と意気込みを述べた。
旅行新聞新社の石井貞德社長は「国内旅行を活性化するには、お客に喜んでもらうことに限る。普段、お客と接するなかでニーズを感じ、いち早くカタチにしてほしい」と提言。そのうえで「お客には地域の魅力を活用し営業することが大事。そのためには情報が欠かせない。皆様の役に立つよう情報を発信していく」と語った。
㈱全旅の中間幹夫社長は、全旅マルっとペイは修学旅行などの団体旅行の集金や取消時の料金の返金などを行っていることを紹介。「人手不足を補ううえで、便利なシステム」とアピールした。さらに、「皆様の悩みや課題などをすべて解消したい。全力を尽くすので、懇親会で要望を話してほしい」と呼び掛けた。
同日には神奈川県旅行業協同組合(田中幸一理事長、141会員)の総会も開催した。
今年度は、旅行業の更新登録をよりスムーズに行うためのインターネットを活用した方法などの情報を提供する。さらに、組合員増収に寄与する取引システムの研究開発や、組合レクリエーションの再開の検討、組合員の加入増強などに努める。
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