リゾバスタッフに箱根フリーパスを提供 ヒューマニックなどが労働力不足改善狙う

2024年11月29日(金) 配信

仕事の合間に箱根観光が楽しめる

 小田急グループのヒューマニック(清水良社長、東京都新宿区)と小田急箱根(水上秀博社長、神奈川県小田原市)、小田急電鉄(鈴木滋社長、東京都新宿区)は12月2日(月)から、リゾートバイトスタッフに「デジタル箱根フリーパス」を提供する。仕事の合間に箱根観光が楽しめるよう企画したキャンペーンで、箱根での就労を促し、労働力不足の改善をはかりたい考え。

 ヒューマニックが運営する、リゾートバイト求人サイト「リゾバ.com」を通じて箱根で働くリゾートバイトスタッフに、2日間有効の企画周遊券「デジタル箱根フリーパス」を配布する。フリーパスは大涌谷を俯瞰するロープウェイや芦ノ湖の遊覧船、登山電車など8つの乗り物が乗り放題になる。余暇充実のほか、地域との関係性や愛着醸成、顧客とのコミュニケーション活性化によるサービスの品質向上などを狙う。

 対象は御殿場を含めた箱根エリアのうち、同社が指定する観光施設65施設で期間中に2カ月以上の就労が見込まれる人。就労開始から1週間後に順次配布する予定。期間は12月2日~2025年3月31日まで。

国際線マイル航空券が最大50%減額! ANA Xが12月2月からキャンペーン開始

2024年11月29日(金) 配信

発券期間は12月2~20日まで

 ANA X(神田真也社長、東京都中央区)は12月2日(月)から「ANA国際線特典航空券最大50%減額キャンペーン」を開始する。ハワイやヨーロッパ、中国、東南アジア、オセアニア方面の対象路線・便のANA国際線特典航空券が通常より少ないマイル数で予約できる。

 同社によると、12月の航空券発券は11月よりも燃油サーチャージが安くなるため、お得に旅行が可能という。

 キャンペーンはWebサイト限定で、公式サイトやアプリからログイン後に特典航空券予約から申し込む。発券期間は12月20日(金)の午後11:59まで。搭乗期間や必要マイル数は路線によって異なるため、詳細はサイトから要確認。

温泉地の活性化支援へ 21温泉地に2100万円寄付(バスクリン)

2024年11月29日(金) 配信 

「日本の名湯」を公認している全国21カ所の自治体・団体へ総額2100万円の寄付を行った

 バスクリン(三枚堂正悟社長、東京都千代田区)は11月20日(水)、日本の名湯応援プロジェクトの一環として、全国21温泉地が掲げる温泉地活性化に向けた「アクションプラン」に活用してもらうため、各温泉地に総額2100万円の寄付を行った(1温泉地当たり100万円)。

 同社は2021年から、コロナ禍の影響で観光客の減少や経営環境の変化を受けた温泉地の活性化と支援を目的に、温泉タイプ入浴剤「日本の名湯」シリーズの売上の一部から寄付を実施する「日本の名湯」応援PJを続けてきた。

 21年8月~23年8月まで集めた寄付金の総額は、5711万9566円。

 同社は、「温泉地の活性化や課題解決に向けて、今後も温泉地と一体となり、さまざまな支援を続けていく」とした。

 寄付を行った「日本の名湯」公認団体・温泉地は次の通り。

▽十勝川温泉旅館協同組合(北海道)
▽登別国際観光コンベンション協会(北海道)
▽蔦温泉旅館(青森県)
▽乳頭温泉郷協同組合(秋田県)
▽鳴子温泉郷観光協会(宮城県)
▽福島県・金山町
▽塩原温泉観光協会(栃木県)
▽熱海市観光協会(静岡県)
▽伊豆市観光協会修善寺支部(静岡県)
▽野沢会(長野県)
▽木曽おんたけ観光局(長野県)
▽山代温泉観光協会(石川県)
▽濁河温泉管理組合(岐阜県)
▽奥飛騨温泉郷観光協会(岐阜県)
▽龍神温泉協会(和歌山県)
▽湯原町旅館協同組合(岡山県)
▽道後温泉旅館協同組合(愛媛県)
▽嬉野温泉観光協会(佐賀県)
▽別府市旅館ホテル組合連合会(大分県)
▽九州アルプス商工会/長湯温泉観光協会(大分県)
▽黒川温泉観光旅館協同組合(熊本県)

11月29~12月1日、東京タワーで大分の魅力を発信 「おんせん県おおいた『地獄蒸し祭り』」

2024年11月29日(金) 配信

グルメや音楽ステージが楽しめる人気イベント

 大分県の魅力を発信する「おんせん県おおいた『地獄蒸し祭り』in東京タワー2024」が11月29日(金)~12月1日(日)まで、東京タワー(東京都港区)で開かれる。グルメや特産品販売、音楽ステージの実施など大分の魅力が詰まった恒例のイベント。

 大分県の人気イベント「由布院牛喰い絶叫大会」の体験や、おおいたにちなんだ曲を熱唱するカラオケ大会、誰でも“競り”を体験できる「間越え 来だんせへ市」など、参加型ブースも多数展開する。

 特産品は海の幸、山の幸が集結し、唐揚げやかぼすブリなどが楽しめる。TVでも話題の移動式寿司トレーラー「すし寅」も登場する。

 また、「別府温泉」が源泉かけ流しで体験できる「足湯」を設置して温泉をアピールする。

 開催時間は11月29日が午後5~9時まで、30日が午前11~午後9時まで、12月1日が午前11~午後6時まで。

全国の厳選した宿を紹介 ふるさとチョイスが「ハイクラスな宿」開設

2024年11月28日(木) 配信

 ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンク(川村憲一社長、東京都品川区)は11月28日(木)、全国の厳選した宿を紹介するサイト「ハイクラスな宿」を開設した。体験型の返礼品需要が高まるなか、ポータルサイトで不足していた詳細な宿情報を提供することで、ふるさと納税を活用したスムーズな宿選びに寄与したい考え。

 近年、ふるさと納税の返礼品は肉や米、魚介類など定番のモノだけではなく、宿泊やアクティビティ、地域イベント参加など体験型にも注目が集まっている。とくに、年末年始は「宿泊券」など体験型の返礼品への申し込みが増える傾向にあるという。

 一方で、ふるさと納税のポータルサイト内では宿泊施設の詳細情報は掲載されていないため、宿のホームページや旅行サイトなどの外部サイトへ遷移して情報を確認する必要があった。これを受け、同社はよりスムーズな宿選びができるように情報量不足と煩雑なプロセスを解消するため、Loco Partnersが運営する宿泊予約サイト「Relux」と協働して今回のサイトを開設した。今後は宿の掲載数の拡大をはかる。

 同社で地域創生や旅行観光分野を担当する篠竹将太朗氏は「今回の取り組みをきっかけに『体験型お礼の品』領域全体の活性化に取り組んでいく」とコメントしている。

訪日特撮ファン向け、聖地での爆破体験ツアー発売(WILLER ACROSS)

2024年11月28日(木) 配信

爆破体験イメージ

 WILLER ACROSS(宿谷勝士社長、東京都中央区)は11月28日(木)、インバウンド観光客や在日外国人向けの体験プログラム「Wander Japan」で、日本の特撮文化に触れられる特撮ツーリズムをテーマにした“BAKUHA Contents”ツアーを売り出した。特撮の聖地、岩船山(栃木県栃木市)で本格的な爆破シーンが体験でき、一生の思い出に残る写真や動画撮影を楽しめる。

 同ツアーは、「岩船爆破体験」を実施しているSET UP JAPAN(佐山輝社長、栃木県小山市)と連携。戦隊シリーズや仮面ライダーなどの特撮作品に欠かせない爆破シーンを再現でき、特撮ヒーロー気分が味わえる迫力ある体験を提供する。

 今回は1日限りの特別コンテンツとして、海外ファンも多い戦隊シリーズ作品の中から、「炎神戦隊ゴーオンジャー」に出演していたゴーオンレッド役の俳優・古原靖久さんらがゲストに駆けつけ、一緒に撮影当時さながらの爆破体験を楽しめる。爆破体験後には、本人の特撮に対する思い入れや戦隊シリーズ作品を撮影していた当時の思い出などを振り返るトークショーを予定し、参加者ともコミュニケーションをとりながら、特撮の世界を深掘りできる時間を提供する。

 プレミアムプランでは、元戦隊ヒーロー俳優のゲスト2人(2人目は後日公開)との3ショット爆破体験(1回分)に加え、撮影アドバイスが直接もらえるほか、プロカメラマンによる本格撮影(写真データは後日提供)が含まれる。また、トークショーでは前方席を確約してもらえる。

 実施日は2025年1月11日(土)。旅行代金は、プレミアムプランが1人20万円(税込)、スタンダードプランが1人8万9800円(同)。申し込みは予約サイト「WILLER TRAVEL」の多言語サイトから。

2027年末に「プルマン東京銀座」をオープン アコーが日本での戦略強化

2024年11月28日(木) 配信

「プルマン東京銀座」イメージ

 フランス・パリが拠点のアコー(ディーン・ダニエルズ日本代表)は2027年末、東京・銀座に「プルマン東京銀座」をオープンする。同ブランドは日本で2軒目となり、ビジネスとレジャー双方の旅行客に対応する。

 同ホテルは観光や買物に便利な銀座に位置し、145室の客室を設ける。オールデイダイニングレストランやバー、ジム、クラブラウンジなどのほか、イベントやビジネススペースも完備する。

 同社は、「アコーのプレミアムセグメントは、プルマンやスイスホテル、グランドメルキュールなどのブランドによって、日本市場で急速な成長を遂げている」とし、「『プルマン東京銀座』の開業は、日本およびアジア全域のアコーグループ拡大における戦略的なマイルストーンで、アコーのプレミアムブランドが多くの注目を集めていることを示している」と自負した。

 現在、アコーは日本で9つのブランド・45軒のホテルを運営し、1万1635室を提供している。今後、2029年までに新たに3軒のホテルの開業を予定する。

北海道千歳市が「業務型」ワーケーション推進 地の利や自然などの優位性生かす

2024年11月28日(木) 配信

あいさつする林部長(前方右)

 北海道千歳市と千歳観光連盟は2024年11月21日(木)東京都内で、市が取り組む「『業務型』ワーケーション」説明会を開いた。

 普段の職場や自宅とは異なる場所で仕事をしつつ、自分の時間も過ごす「ワーケーション」は、個人のプライベートに合わせて行う「休暇型」と企業が主体になって業務を主導する「業務型」に区分できる。千歳市は、国内航空路線の基幹空港・新千歳空港を擁する地の利に加え、国立公園支笏湖エリアの豊かなアウトドアフィールドや、日本を代表する食・飲料メーカーなどの立地をセールスポイントに、「業務型」ワーケーションの受け入れに力を入れている。

 「業務型」ワーケーションで重要なのは「何を目的に実施したいか」という点。昨年10月、NTT東日本が行った1泊2日のワーケーション(15人参加)では、「新たな着想・発想の創出につなげるほか、地域貢献につながる取り組みも」という企業側の要望を踏まえ、支笏湖でのクリアカヤック体験や湖岸清掃を提案したほか、千歳ワーケーションPR動画の素材撮影も盛り込んだ。参加者はこれらのプログラムを体験しつつ、2日目の午前中に各自がリモートワークなども行った。

 市内は、小麦やてん菜、大豆などの農業、養豚や養鶏などの畜産業も盛んで、「ファーマー体験」などもプログラムに組み込める。千歳市観光スポーツ部の林伸一部長は「市の特性と優位性を生かしながら、取り組みを進めたい」と話す。

瀬戸内海の離島「きのえ温泉 ホテル清風館」 温泉総選挙2024「絶景部門で全国1位」に

2024年11月28日(木) 配信

瀬戸内海を一望できる絶景露天風呂

 瀬戸内海の離島・大崎上島にある「きのえ温泉 ホテル清風館」(村上和夫社長、広島県・大崎上島町)はこのほど、ジャパンデザインが企画運営する温泉総選挙2024「絶景部門」で全国1位を受賞した。

 大崎上島は、瀬戸内海のほぼ真ん中にある離島で、人口は約7000人。造船や柑橘栽培が盛んなほか、教育にも力を入れている。広島商船高等専門学校をはじめ、国際バカロレア認定校の広島叡智学園は開校6年目を迎えている。

「和洋室」定員8人

 ホテル清風館の露天風呂は、瀬戸内海の大パノラマを一望。各客室からも穏やかで美しい海を眺めることができる。

 料理は、旅行新聞新社主催「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の料理部門に5年連続で入選するなど、同館自慢の新鮮な海の幸を味わえる。

自慢の海の幸を味わえる

 館内のBARには、東京の有名ホテルに40年勤めた伝説のバーテンダーが「瀬戸内ブルー」など創作カクテルを提供してくれる。

JAL JTAセールスが売店の制服を一新 Jクラスシートのカバーをアップサイクル

2024年11月28日(木) 配信

 

 JAL JTAセールス(中根雅典社長、沖縄県那覇市)はこのほど、同社が運営する空港売店「Coralway」で着用する制服をリニューアルした。日本トランスオーシャン航空(JTA)機内のクラスJシートで使用していた、紅型模様のヘッドレストカバーを制服の一部にアップサイクルした。「沖縄らしさ」を取り入れながら、環境や人に優しいものに生まれ変わった。

 ヘッドレストカバー以外の部分は、ペットボトルや繊維くずを一部に使用したポリエステル100%の素材を使い、動きやすくしわになりにくい作りにした。

 同社は「今後もSDGsが目指す社会に向けた取り組みを継続し、沖縄の環境・人・伝統が持続可能なものとなるよう貢献していく」とコメントしている。