KKDAY JAPANと韓国観光公社、美容旅特集ページ開設 2人分の予約で1人無料

2024年11月27日(水) 配信

キャンペーンのイメージ

 アジアでオプショナルツアー予約サイトを運営しているKKDAY JAPANはこのほど、韓国観光公社と共同で、冬の韓国での美容旅を促進するため、特設ページ「K-Beauty旅特集」を開設した。同ページでは、美容体験商品を2人分購入したグループに、実質1人分を無料にするキャンペーンを行っている。

 韓国の東大門や明洞には、多くのコスメショップが展開され、最新のスキンケア製品やコスメが並ぶ。さらに、汗蒸幕(ハンジュンマク)やチムジルバンなどのサウナもあり、多様な美容体験が用意されている。

 具体的に、河南市や高陽市、安城市にある高級チムチルバン「アクアフィールド(AQUAFIELD)」における2人分のチケットは、半額の2514円で提供されている。また、新世界スパランド(釜山)の2人分の入場券は、通常価格から50%割り引きした2230円となっている。

離島からこれからの生き方を学ぶ ジャルパック、与論島などと旅アカデミー実施

2024年11月27日(水) 配信

与論島

 ジャルパック(平井登社長、東京都品川区)と鹿児島県・与論町(田畑克夫町長)、ヨロン島観光協会(川畑充男代表理事)、東シナ海の小さな島ブランド(山下賢太社長、鹿児島県薩摩川内市)はこのほど、旅と学びの地域体験プログラム「旅アカデミー 『日本離島クラス~これからの生き方を島から学ぶ~』」の受付を開始した。鹿児島県下の離島と先進的な取り組みを行う与論島に焦点を当て、島特有の課題解決に向き合い、未来への挑戦を行っている講師から新たな価値を学ぶ。

 JALグループは移動を通じた関係・つながりを創造する未来を描いた「JAL FUTURE MAP」を策定し、さまざまな取り組みを行っているところ。地域体験プログラムの「旅アカデミー」もその一環で、観光ではなく学びを目的にしている。より豊かな人生を送るためのヒントを見出し、その後も何度も訪れたくなる地域とのつながり、居場所づくりを目指す。

 今回の舞台となる与論島は環境先進地として世界から注目を集めており、持続可能な観光地トップ100に選ばれている。さらなる島の発展に向けて、グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(GSTC)が制定した国際的な基準に基づく持続可能な観光地づくりに町全体で取り組んでおり、日本初の観光地としてのGSTC認証取得と観光DX推進を目指している。

 日本離島クラスは座学プログラムが全3回の設定でそれぞれ2025年1月18日(土)、22日(水)、27日(月)に開く。初回は対面(オンライン可)で、2~3回はオンライン開催。受講費は3回分で9000円。

 座学プログラムを受講した人のみが申し込める現地プログラムは、2月20日(木)から2泊3日の「星空と共に生きる島から海の集落文化を学ぶ3日間」。航空券付きプランで1人12万9800円から。詳細は公式サイトへ。

NAA、楽曲「空と緑が結ばれる場所」制作 仕事のイメージアップで新たな雇用へ

2024年11月27日(水) 配信 

楽曲のイメージ

 成田国際空港(NAA、田村明比古社長)はこのほど、シンガーソングライターのゆうなみさんとコラボレーションした楽曲「空と緑が結ばれる場所」を制作した。空港スタッフは成田空港で利用者の大切な出会いや別れなど支えていることから、同社は仕事に対するイメージアップをはかる。これにより多くの人に働き続けてもらい、新たな雇用にもつなげる。

 同社は、成田空港のロゴに込められた想い「つなぐ」を楽曲のテーマとし、歌詞の作成過程で、空港スタッフに想いをヒアリングした。ミュージックビデオにはスタッフや利用客が出演している。

 楽曲はユーチューブで配信されている。今後は、NAAの各種SNSや、空港内のデジタルサイネージで放映される。

【三陸鉄道】人気の「こたつ列車」 今冬は12月14日~25年3月23日まで運行

2024年11月27日(水) 配信

(左から)三陸鉄道の伊藤史章主任、「なもみ」に扮する小島優作さん、岩手県東京事務所の佐藤舞主事

 三陸鉄道(岩手県宮古市)は今年で19回目となる「こたつ列車」を、12月14日(土)~2025年3月23日(日)までの土・日・祝日に運行する。

 往路は久慈駅を12時7分発~宮古駅13時50分着。復路は宮古駅14時42分発~久慈駅16時40分着。乗車区間の運賃に座席指定料金500円をプラスするだけで乗車できるため、昨年は往復での利用者が大幅に増えたという。

 久慈駅から乗車する場合、人気のお弁当も予約(2日前の13時まで)できる。

 海の幸満載の「大漁舟唄御膳」(3500円)をはじめ、「うに丼」(2600円)、「あわび弁当」(1950円)、「ほたて弁当」(1450円)など豪華な品揃え。宮古駅から乗車の場合、宮古新名物のスイーツ「イボンヌのシュークリーム」(コーヒー付き、600円)も予約できる。

 さらに、今年から宮古駅からの乗客を対象に、ViTO×IWAIZUMIの「ジェラート引換券」を抽選で1日1人にプレゼントする特典もスタートする。

人気の「こたつ列車」

 大好評の鬼の格好をした「なもみ」が車内に突然現れるイベントや、アテンダントによる車内ガイドもこたつ列車ならではの楽しみの一つ。

 合わせて、今年で7回目を迎える「洋風こたつ列車」も12月7日(土)から25年2月24日(月)までの土・日・祝日に運行する。

 11月27日には、三陸鉄道旅客営業部の伊藤史章主任と小島優作さん、岩手県東京事務所企業立地観光部の佐藤舞主事が本紙を訪れ、「暖かいこたつ列車の中で、冬の三陸の美しい風景と美味しい海の幸を堪能してほしい」とPRした。

JTBなど、小豆島で実証運航 自動運転の実現を目指す

2024年11月27日(水) 配信

AIが自動で航路設定(小型船舶向け自律航行プラットフォーム画面)

 JTBなどが11月22日(金)、香川県・小豆島町で船の制御や障害物の検知を自動で行って船員を支援する人工知能(AI)を搭載した自動運転ボートの実証運航を始めた。既存の路線バスやシェアサイクルなどと組み合わせることで島内周遊の課題を解決し、島民や観光客の新たな交通手段として実現を目指す。

 小豆島では、繁忙期やイベント時に観光客の増加による公共交通機関の混雑や、島唯一の国道も島外からの車の流入によって交通渋滞が発生するなど、オーバーツーリズムが課題。少子高齢化による年齢構成の偏りや人口減少により、運転手などの働き手不足も深刻な問題となっている。

 これら課題に対応するため、JTBが発足した「20年先の小豆島をつくるプロジェクト」の一環として、AIを搭載した自動運転ボートを活用した航行実証を行い、将来的な実装を目指す。

 同実証はJTBのほか、小豆島町や小豆島・瀬戸内エリアマネジメント協会(小豆島町)、自律航行技術を開発するエイトノット(大阪府堺市)、シェアサイクル事業者のシナネンモビリティPLUS(東京都品川区)が共同で参画する。

 ルートは、島内の①エンジェルロードから三都半島・神浦②三都半島・神浦から道の駅小豆島ふるさと村③道の駅小豆島ふるさと村からエンジェルロード――の3本。

 実証運航は11月30日(土)まで各ルート1日1便(旅客定員は12人)で運航し、島内の観光事業者や学生などが乗船する。

「幸せになろう。」を掲げる松山市が説明会開く 「紅まどんな」など特産品を紹介

2024年11月27日(水) 配信

プレゼンテーションする篠﨑亮副主幹。「蛇口からみかんジュース」も持ち込んでPRした

 愛媛県松山市(野志克仁市長)は11月26日(火)、東京都内で首都圏の報道関係者を集めて「松山市ミニレクチャー会2024」を開いた。同市は10月28日に新しいブランドスローガン「幸せになろう。」を発表。「幸せといえば松山」といわれるようなまちを目指していく。説明会で発表を行った総合政策部シティプロモーション推進課の篠﨑亮副主幹は、「食も幸せになれる一つ」とし、今回はみかん「紅まどんな」など、松山の特産品を中心にアピールした。

カットフルーツにするのがおすすめという紅マドンナ

 愛媛県で誕生し、松山市が生産量1位の「紅まどんな」は皮が薄く、ゼリーのような食感と甘さが特徴のブランドみかん。旬は11月下旬から12月下旬で東京などでは高価な値段で販売されている。また、次の1月下旬ごろから旬を迎える「せとか」は愛媛が全国生産量の70%ほどを誇り、そのうちの5~6割が松山で栽培される。酸味と甘みのバランスがよく、手で簡単に剥けるという。

 さらに、昨年試験販売し、来年の3月中旬ごろに本格出荷される予定の新ブランドとして「紅プリンセス」を紹介した。紅まどんなと、主に2月が旬で濃い甘みが特徴の「甘平」を掛け合わせた注目の品種だ。篠﨑副主幹は「松山は柑橘の種類がとても豊富。ただそれぞれ旬があるので、来ていただいた際にいつでも楽しめるように、1年中何かしらの柑橘が食べられるようにしたい」と意気込んだ。

 また、あまり知られていない特産物として「アボカド」を売り込んだ。国産のアボカドはとても生産量が少なく希少価値が高いが、松山では「ベーコン」「フェルテ」「ピンカートン」「ハス」の4品種が生産されており、それぞれ旬が異なる。篠﨑副主幹によると、「松山にはアボカドを使った料理が楽しめる飲食店もある」という。

 このほか、松山の食文化として鯛を丸ごとのせて炊き込む「北条鯛めし」や、パンの消費量やパン屋の数が全国でもトップレベルなことを紹介し、多様な食が楽しめるとPRした。

 観光面では、「道後温泉本館」が今年の7月に約5年半ぶりに全館営業再開したこを報告。約3000年の歴史を誇る日本最古の湯といわれる道後温泉のシンボル「道後温泉本館」は、日本で初めて公衆浴場として国の重要文化財に指定された。会では、保存修理にあたった市の関係者がオンラインで苦労した点などを語った。

 現在、同市の観光客数は年間約555万人。篠﨑副主幹は「600万人を目指したい」とした。訪日外国人観光客数は約21万人で目標は30万人という。

「能登の『復興の力』になりたい」 “いま能登でできる100のこと”PJスタート

2024年11月26日(火) 配信

トークセッション。(左から)吉見俊哉氏、伊藤紗恵氏、宮田清孝氏、酒井可奈子氏

 石川県の能登半島広域観光協会と能登DMC合同会社はこのほど、能登・東京に所在する5団体とともに「のと100プロジェクト実行委員会」を立ち上げた。現在、能登の復興には資金や物資だけでなく「人的資源」が不可欠であり、同PJでは、観光や買い物、仕事、ボランティアなど“いま能登でできる100のこと”を発信。さらに、能登の「復興の力になりたい人」と、能登の人々が出会うマッチングイベントを実施しながら関係人口の創出を目指していく。

 11月22日(金)には初のマッチングイベントとして、「第1回のとMEET UP!」が東京都内で開かれた。復興に向けたトークセッションや、能登の美味しい食材を楽しむコーナーなども設け、約100人の参加者らは交流を深めた。

小山基氏

 「のと100プロジェクト実行委員会」を代表して、のとDMC合同会社CMO、ノトノオト代表の小山基氏は「『被災した能登に行ってもいいのだろうか』と思われるかもしれないが、営業を再開している観光施設や飲食店も増えている。皆さんに訪れていただいて、経済を再生していかなければ復興は進まない。観光でも買い物でも、能登と関わりが増えることで復興につながっていく」と述べた。

 トークセッション「復興に向けて、いま繋がりたい人材」には、合同会社CとH共同創業者CEOの伊藤紗恵氏、和倉温泉創造的復興まちづくり推進協議会事務局アドバイザー、Orchestration社長の宮田清孝氏、七尾市地域おこし協力隊、ソーシャル・キャピタル共創機構代表理事の酒井可奈子氏が登壇。司会は國學院大學観光まちづくり学部教授・東京大学名誉教授の吉見俊哉氏が務めた。

 酒井氏は自身の経験を踏まえ、「東京で働いていると、人生100年時代の後半戦は選択肢が少なく感じた。地域という視点も入れながら自身の足元を自分で選び、歩みやキャリアの轍をつなげていく力を培っていくこと」の重要性などについて語った。

 和倉温泉の復興に携わる宮田氏は「震災後、輪島市や珠洲市の方々から和倉温泉の復興を強く望まれているのを感じている」とし、来年3月に発表する復興プランでは奥能登との連携を強くしたものになると話した。

 珠洲市のコワーキングスペースを拠点に二地域居住や関係人口の創出などに取り組む伊藤氏は、「ワクワクする未来を能登で一緒に作りたい人、田舎で『もう一人の自分』を創ってみたい人などとつながっていきたい」と呼び掛けた。

 吉見氏は「能登で先陣を切って新たな価値創造に携わる皆さんは、日本の未来に向けた大きな地殻変動の第一歩」とエールを送った。

東武トップツアーズ、業務集約と名称変更 海外旅行センター3体制へ

2024年11月26日(火)配信

海外旅行センターの機能拡大と業務効率化をはかる

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は11月22日(金)、海外旅行センターの機能拡大と業務効率化を目的に、2025年1月1日付で業務集約と名称変更を実施すると発表した。

 今回の対応により、海外旅行センター組織を東日本、中部、西日本の3センター体制として機能全般を強化し、全国海外旅行販売のより一層の支援を推進する。

 業務集約では、「東北海外旅行センター」における全業務を「中央海外旅行センター」へ集約。北海道から関東までの航空仕入を管轄するため、中央海外旅行センターの名称を「東日本海外旅行センター」へ変更する。なお、現在の東北海外旅行センターの最終営業日は12月27日(木)。

 あわせて、現在の「関西海外旅行センター」の名称を、関西から九州・沖縄までの航空仕入を管轄するため、「西日本海外旅行センター」へ変更する。

タイ・バンコクのトンロー日本市場に訪日誘客に向けたコーナー設置(日本旅行)

2024年11月26日(火) 配信 

アンテナショップコーナー「Japan Discovery Square ~supported by Nippon Travel Agency~」を開設

 日本旅行(小谷野悦光社長)はタイ・バンコクで11月22日(金)にリニューアルオープンしたトンロー日本市場内に、同社が運営する日本のアンテナショップコーナー「Japan Discovery Square ~supported by Nippon Travel Agency~」を開いた。アンテナショップ内の期間限定で利用できる専用ブースを利用してコーナーを設置し、タイにおける日本の地域観光資源の発信拠点と位置づけて、日本の地域・自治体と連携した訪日誘客プロモーションや、地域産品を売り出す。

 22日のオープニングにあたっては、三重県、福井県坂井市、鹿児島県垂水市の3自治体と連携し、観光誘客プロモや地域の名産品の展示販売を行った。

 今後は、トンロー日本市場全体と連携し、タイの著名なインフルエンサーや俳優、アーティストなどを活用した地域への訪日誘客イベントの開催や、バンコク市内のスーパーでの物産フェアの同時開催などの展開も検討している。

H.I.S.ホテルホールディングス、トルコ・カッパドキアにホテル マリオットが運営・管理

2024年11月26日(火) 配信

ホテルの外観
 H.I.S.ホテルホールディングス(澤田秀雄社長、東京都港区)と同社の連結子会社HIS DORAK (トルコ・イスタンブール市)、マリオット・インターナショナル(アンソニー・カプアーノCEO、アメリカ・メリーランド州)は11月16日(土)、トルコ・カッパドキアに「カッパドキア マリオット ホテル」をオープンした。
 
 同ホテルは、H.I.S.ホテルホールディングスとHIS DORAKが事業主としてプロジェクトを進める。運営と管理は、マリオット・インターナショナルが行う。総客室数は298室。館内には、レストランやバーラウンジ、プール、トルコ式のスパ、フィットネスセンター、会議室を設置した。
 
 H.I.S.ホテルホールディングスは「(ホテルの場所は)世界遺産カッパドキア観光の拠点として便利な場所で、ギョレメ国立公園まで至近にある」とアピールしている。