2024年5月23日(木) 配信
日本生産性本部サービス産業生産性協議会(SPRING)は6月3日(月)~7月23日(火)まで、2025年に発表・表彰予定の第5回「日本サービス大賞」(内閣総理大臣表彰)の応募を受け付ける。
同賞は2015年から隔年で実施。業種・業態・組織の規模を問わず、国内すべての民間サービスから、サービスの高度化と産業の発展を先導する「革新的な優れたサービス」を幅広く表彰している。
今回はとくに、「新型コロナ危機後の新しい日本企業の姿として、暮らしや経済を一変させる革新的な優れたサービスを発掘し、紹介したい」(日本生産性本部)考えだ。
審査基準は、「サービスの高度化と産業の発展を先導する『革新的な優れたサービス』であること」とし、①顧客から見たサービスの良さ(明快性、革新性、優越性)②「サービスをつくりとどけるしくみ」の良さ(明快性、革新性、優越性)③成果(顧客価値、事業の継続性・発展性)④サービスイノベーションを通じた社会の発展への寄与(モデルとしての期待)――などを基に、有識者で構成された「日本サービス大賞委員会」(村上輝康委員長)が審査する。
生産性向上や、1人当たりの付加価値の向上、経営システム革新、従業員の働きがいや働きやすさの向上、サーキュラーエコノミーの進展、多様性を尊重する社会の実現など、幅広い取り組みを求めている。
書類1次審査は8~9月、書類2次審査は9~12月、現地審査は25年1月~、発表・表彰は25年夏~秋を予定。
応募対象者は、サービスを提供しているすべての事業者(行政サービスを除く)。応募・審査費用は無料。