大阪・関西万博記念 「JAL ミャクミャクJET」2号機が国際線に就航

2024年5月16日(木) 配信

JAL ミャクミャクJET

 日本航空(JAL)は6月3日(月)から、来年開かれる大阪・関西万博を記念して公式キャラクター「ミャクミャク」などを配した、オリジナルデザインの特別塗装機「JAL ミャクミャクJET」を国際線に就航する。J-AIR機材での第1弾に続く、第2弾となる。

 今回の特別機の就航で、海外の旅客にも万博の開催を周知し、大阪のみならず日本各地へ訪れてもらうきっかけを提供したい考え。就航路線は羽田―大連、上海(浦東)、ソウル(金浦)、台北(松山)、羽田・成田―ホーチミン、成田―バンコク、関西―バンコク、台北(桃園)など。期間は25年8月ごろまで。

 今後は、JAL機材での特別塗装機第3弾を計画しており、国内線を就航する予定。

「北陸3県観光PR&北陸物産販売」5月24~26日まで(あべのハルカス近鉄本店)、北陸グルメが集う能登・石川物産展も

2024年5月15日(水) 配信

「北陸3県観光PR&北陸物産販売」(イメージ)

 KNT-CTホールディングスは5月24日(金)~26日(日)までの3日間、KNT-CTパートナーズ会(KCP会)と近鉄百貨店と共同で、大阪・あべのハルカス近鉄本店で、北陸応援特別企画「北陸3県観光PR&北陸物産販売」を行う。あわせて、5月22日(水)~28日(火)まで、北陸の特産グルメが集う「がんばろう!能登・石川物産展」も実施する。

 「北陸3県観光PR&北陸物産販売」は、石川・富山・福井の北陸3県の魅力を発信し、能登半島地震を受けて深刻な影響を受けた北陸エリアへの旅行需要の早期回復と夏休みに向けた需要喚起が狙い。3県の観光PRブースが登場するほか、北陸旅行の相談ブースも設置する。このうえ、物産品の販売、購入者(税別2500円以上)を対象とした無料宿泊招待券が当たる抽選会も予定している。

 実施時間は午前10:00~午後8:00(最終日は同6:00閉場)で、あべのハルカス近鉄本店2階のウエルカムガレリアで行う。

 「がんばろう!能登・石川物産展」では、“食べて応援”をテーマに石川県の計13店が集結し、特産グルメの美味とその魅力を届ける。実施時間は午前10:00~午後8:30(最終日は同8:00閉場)で、あべのハルカス近鉄本店のウイング館地下2階イベントホールで実施する。

ひたち海浜公園でバラが見ごろ 遅咲きのバラは6月上旬まで

2024年5月15日(水) 配信

常陸ローズガーデン(2024年5月14日撮影)

 国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)はこのほど、園内の「常陸ローズガーデン」のバラ約3400株が見ごろを迎えたと発表した。見ごろは5月29日ごろまで続く見込みで、遅咲きのバラは6月上旬まで楽しめると予想する。

 バラの品種は世界で約3万品種以上といわれ、8品種が原種バラとされている。このうち、ノイバラ・テリハノイバラ・ハマナスは日本を代表する原種バラ。茨城県は「ハマナス」が自生する太平洋側の南限で、同園内の「ハマナスの思い出ガーデン」では、約1600株のハマナスを植栽している。

 「ローズレリーフガーデン」は大観覧車から眺めると、大きなバラ一輪の花模様が浮かび上がって見えるデザインとなっている。バラの花模様の中心には次世代につなぐという想いが込められた「希望」という品種が植栽されており、そのほかにも濃いアプリコット色から輝くようなオレンジ色に変わる「万葉」や花弁の先が尖る「シェラザード」、「ピンクパンサー」など香りや色などバラエティーに富んだバラが楽しめる。

どらなびEXPO2024春、バス運転手を志望 東京会場に346人が来場

2024年5月15日(水) 配信

「どらなびEXPO2024春」東京会場のようす

 バス運転手専門の就職イベント「どらなびEXPO2024春」の東京開催が5月11日(土)、東京都立産業貿易センター浜松町館(東京都港区)で行われた。北海道から九州までの50社を超えるバス会社がブースを出展し、バス運転手への就職希望者346人が来場した。

 主催はバス運転手専門の求人サイト「バスドライバーnavi(どらなび)」を運営するリッツMC(中嶋美恵社長、東京都港区)で、日本バス協会・東京バス協会の後援で開催する。運転手の労働規制が強化される「2024年問題」により、乗務員の拘束時間や運転時間が改善される一方、運転手不足がさらに深刻化し、各バス会社の減便に拍車がかかっている。今後、さらに観光・移動需要が見込まれるなか、人材不足に対する解決の糸口となるように就職イベントを企画した。

出展ブースのようす

 開場前に、自由民主党の片山さつき政調会長代理が視察に訪れ、運転手不足という社会的問題に挑む現場の出展事業者に向けて、激励の言葉を贈った。開場最初の特設ステージでは、自民党バス議員連盟の武井俊輔事務局長によるビデオメッセージや、日本バス協会の稲田浩二常務理事が登壇した。それぞれ、バス運転手が地域・観光の足を守るやりがいのある仕事であるかを語り、就職希望者にエールを送った。

 会場では、積極採用中のバス会社によるブースコーナーをはじめ、移住を伴う転職を想定した行政ブース、就職相談コーナーなどを設置。特設ステージでは、現役バス運転手・人事担当者によるトークセッションや、バス業界への転職に役立つ特別講座などを行った。

現役バス運転手によるトークセッション

 なお、同EXPOの関西開催が5月25日(土)、ハービスホール(大阪市北区)で行われる。こちらも主催はリッツMCで、日本バス協会・近畿バス団体協議会が後援。

広島とハノイを結ぶ直行便の運航開始 ベトジェット

2024年5月15日(水) 配信

就航セレモニーの鏡開きのようす

 ベトナム最大の民間航空会社でLCCのベトジェットは5月12日(日)から、広島とベトナムの首都・ハノイを結ぶ直行便の就航を開始した。新路線は日本とベトナムを結ぶ8つ目の路線で、広島間では唯一の直行便。木曜と日曜日の週2往復運航する。

 同日は新規就航セレモニーを開き、ベトジェットのウェン・ドゥック・ティエン副社長が「ベトジェットは現在、ベトナムの主要都市と東京、大阪、福岡、名古屋、そして今回の広島を結ぶフライトを週116便運航している。今後ベトジェットはベトナムと日本を結ぶ路線をさらに拡充し、便利で安く、時間を節約できる旅行の選択肢を提供する」と意気込みを語った。

 広島県の湯﨑英彦知事も出席し、「広島県はベトナムへの進出企業も多く、また、多くのベトナム人が県内で生活されているなど、結びつきが深い。直行便が就航することで往来の利便性が高まり、今後、ビジネスや観光など幅広い分野での相互交流が一層活発になっていくものと期待している」と述べた。

 また広島国際空港の中村康浩社長は「ベトジェットの就航はコロナ禍以降の広島空港における初の新規路線開設となる。広島空港の国際線航空ネットワークの拡充へ向けて重要なマイルストーンになると期待している。旅行需要が高まるなか、我われはすべてのステークホルダーと協力して、広島―ハノイ間のフライトの拡大を目指す」と意気込んだ。

 なお、12月31日までは就航を記念した特別格安航空券を販売している。ベトジェット公式サイトかアプリからの購入で片道1万3990円(税・手数料込)から。

ツーリズムとよた、ラリー選手と聖地巡るツアー 用語の解説講座も聴講

2024年5月15日(水) 配信

サービスパークの見学イメージ

 ツーリズムとよた(太田稔彦会長、愛知県豊田市)は5月18日(土)、ラリードライバー「勝田範彦選手」とラリーの聖地という「三河湖」を巡るほか、ラリー用語の解説講座を聴講するバスツアーを催行する。

 勝田選手は1993年に、全日本ラリー選手権にフル参戦。2007年に年間6勝を挙げて初の全日本チャンピオンに輝いた日本を代表するラリードライバーという。

 同ツアーでは、フォーラムエイト・ラリージャパン2023三河湖SSで走行したコースを勝田選手の解説を聞きながら巡る。車両の修復やセッティングの変更などを行うサービスパークの見学や、ラリーグッズが当たる抽選会、夕食会などを実施する。

 料金は大人1人6500円(税込)。申し込みは、同協会の会員制Webサービス「いこまいるとよた」で受け付けている。

「グランドーム下関」がオープン 旅行応援CPで施設限定のお得なグランピングを

2024年5月15日(水) 配信

グランドーム下関 イメージ

 ブッキングリゾートが運営するリゾートグランピングドットコムはこのほど、「レストグランピング」グループから、山口県に「グランドーム下関」が新しくオープンしたことを発表した。このほか、同施設と、「グランドーム瀬戸内しまなみ」「グランヴィレッジ瀬戸内しまなみ」「グランエントランス広島三原」の広島各3施設の全グループ施設で、「施設限定旅行応援プラン」の予約受付を始めた。

 同CPは、グループ4施設同時開催となる。お得にグランピング体験が楽しめる特典を、施設それぞれで用意した。

 グランドーム下関では、「お子様無料」「お菓子の掴み取りお子様1回無料」「お楽しみグッズ1点プレゼント」「BBQグリルレンタル料無料」など。期間は7月11日(木)まで。

 これに加えて、広島各3施設では、スペシャルギフトとして、デザートやイルミネーションなどが楽しめる。

日本遺産体験周遊ツーリズムの実施地域を募集 日本観光振興協会

2024年5月15日(水) 配信

6月21日まで受け付けている

 日本観光振興協会は5月13日(月)から、2024年度「日本遺産体験周遊ツーリズム事業」の実施地域の募集を開始した。日本遺産を観光コンテンツとして活用し、周遊モデルコースなどを構築して日本遺産の認知拡大に取り組む。

 文化庁は15年度から日本遺産認定を開始し、現在は104件のストーリーが認定されている。点在する貴重な文化財を面で活用するための推進が行われている一方で、認知度が低いのが課題となっている。

 日観振が展開する同事業は、日本遺産の観光コンテンツ化で地域活性化を行うため、ストーリーに沿って効率よく周遊できる仕組み・モデルコースを構築する。今回の事業年度は24~25年度の2カ年。募集は6月21日(金)の午後5時まで。

 5月21、22日には公募に関するオンライン説明会を実施する。申し込みは日観振ホームページから。

 なお、同事業は日本財団の助成で造成した「観光地域づくり支援基金事業」の一部として実施する。

人気ステージが神戸アンパンマンミュージアムに登場 「ばいきんまんのダンス!ダンス!!ダンス!!!」

2024年5月15日(水) 配信

ばいきんまんのダンス!ダンス!!ダンス!!!

 神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール(兵庫県神戸市)は6月1日(土)から、新ステージ「ばいきんまんのダンス!ダンス!!ダンス!!!」を上演する。横浜、名古屋のアンパンマンこどもミュージアムで大ヒットしたプログラムがいよいよ神戸にも登場する。振付は“バブリーダンス”で注目を集めたakaneさんで、親子で一緒に踊って楽しめるダンスショーになっているという。

 ステージ上演に合わせ、2階のミュージアムでは期間限定のアフロヘアのばいきんまんのお面作りができる工作教室を開催。1階のショッピングモールでは、ステージをイメージしたグッズも登場する。

 また、デザインやキャラクターを選んでオリジナルTシャツが作れる「ユアデザインファクトリー」にもアフロばいきんまんとアフロドキンちゃんが登場する。

お台場で初の国際芸術祭開催決定 25年10月~12月「東京お台場トリエンナーレ2025」

2024年5月15日(水) 配信 

お台場イメージ

 東京都とお台場トリエンナーレ実行委員会(遠藤龍之介実行委員長)は2025年10月から12月まで、お台場エリアにおいて「東京お台場トリエンナーレ2025」を開催する。

 台場公園(第三台場)、フジテレビ本社屋・湾岸スタジオ、日本科学未来館などを会場に、現代アートを中心とする国際芸術祭を開く。

 開催に寄せて、小池百合子都知事は、「25年は世界陸上やデフリンピックが開催される年。国内外から多くの方が訪れる特別な時期に、アートを通じて東京にしかない価値や魅力を先鋭的に発信する国際芸術祭を開くことは、東京の芸術文化をさらなる高みへ導く」と期待を込めている。

 遠藤実行委員長は、「今や臨海副都心の代名詞になった『お台場』は、江戸時代からの歴史もあるエリアであると同時に、新たに開発された近未来としてのイメージもある。日本が世界に向けて国を開くきっかけとなった歴史的な場所であるここ『お台場』から、未来を見据えた多様な視点で芸術文化の力を世界に向けて開示することで、長く人々の記憶に残るイベントになれば」と力を込めた。