名鉄グループバスHD、7社合同で採用活動 「こまります」バスイベント実施(12月8日)

2024年11月26日(火) 配信

こまりますラッピング車両(名鉄バス)

 名鉄グループバスホールディングス(清水良一社長、愛知県名古屋市)は12月8日(日)、グループ7社合同の運転士採用活動「こまります」バスラッピングイベントを実施する。参加無料(事前申し込み不要)。開催時間は午前11時~午後3時。開催場所は日本モンキーパークの北第1駐車場(愛知県犬山市犬山官林26)。

 同HDは、グループ傘下のバス運転士採用強化の一環として、バス車内に設置している降車ボタンの「とまります」をもじった、応募が来ないと「こまります」ボタンのラッピング車両を、グループ7社でそれぞれ各1台ずつ運行している。今回、この7台を一同に集結させたバスラッピングイベントを行う。

 同イベントは、バスの運転士に興味のある人をはじめ、家族やバスのファンの人も自由に参加できるもので、各コーナーに参加の人にはもれなく特典を渡すほか、トミカやキーホルダーなどのグッズ販売も行う。参加特典は、各コーナー参加者には日本モンキーパーク入場無料券を1人1枚、採用説明会参加者には降車ボタングッズ(非売品)を1人1個配布する。

降車ボタングッズ(非売品)※各社のロゴ入り

 また、Instagram公式アカウントを活用したフォトコンテストを実施する。応募方法は、公式アカウント(@mgbhd_official)をフォローし、写真に「#(バス会社名)」、「#こまりますバス」、公式アカウントのメンションをつけて投稿。詳細は公式アカウントで案内している。応募期間は12月8日(日)~2025年1月13日(月)。受賞作品はバス車内などで展示する。

大阪難波にカフェバー12月2日開業へ、ノバレーゼが新業態店舗

2024年11月26日(火) 配信

モダンで落ち着いた雰囲気の店内

 ブライダルやレストラン事業を手掛けるノバレーゼ(萩野洋基社長、東京都中央区)は12月2日(月)、大阪府大阪市のJR難波駅近接地にカフェバー「バッカーノ」を開業する。同日開業するアパホテル&リゾート<大阪なんば駅前タワー>の1階に入居し、同社100%出資子会社のブロスダイニングが運営する。

 同社新業態となるカジュアルで使い勝手の良い店舗で、モーニング、ランチ、ディナーで異なるメニューをそろえる。大阪府認定の野菜「なにわ伝統野菜」や、木津卸売市場から仕入れる旬の魚介類の地元食材を使いながら、ピザやパスタ、アクアパッツァ、ハモンセラーノ(スペイン産生ハム)などのメニューを提供する。

 スイーツは「国産苺とミックスベリーのシーズナルパフェ」など18種あり、モーニングからディナータイムまでいつでも注文できる。

 店内(99・56平方㍍)は天井高4㍍の開放的な空間で、テーブル29席とカウンター11席の計40席をゆったりと配置している。モダンなデザインを基調としながら、木のぬくもりを感じられる落ち着いた雰囲気に仕上げた。営業時間は午前7時から午後11時。ホテル宿泊者の利用はもちろん、近隣には複数の大型マンションがあることから地域住民の利用も想定する。

 11月25日(月)には報道関係者向けの内覧会・試食会を開き、ランチメニューの1つである「生雲丹と檸檬のクリームパスタ」と、スイーツの「ミックスベリーとバニラアイスのワッフル」を提供した。

生雲丹と檸檬のクリームパスタ

文化財を観光やまちづくりに生かす 「飯能市文化財保存活用地域計画」周知にシンポジウム開催

2024年11月26日(火) 配信

12月1日に飯能市市民会館で

 埼玉県飯能市(新井重治市長)は12月1日(日)、市民会館でシンポジウム「文化財を地域の宝に~歴史文化を活用したまちづくりを目指して~」を開く。「飯能市文化財保存活用地域計画」が今夏、文化庁長官認定を受けたことを記念するもので、計画の周知や地域遺産を市全体で保存・活用し、観光や地域づくりに生かしていく機運を高めるのが狙い。

 市が計画についての概要を説明するほか、立正大学特別栄誉教授の坂誥秀一氏が「大名関係墓所の保存と活用~観光考古学の視点から~」と題して記念講演を行う。パネルディスカッションは「徳川家に仕えた付家老家の墓所~飯能の近世大名墓を読み解く~」をテーマに行う。司会を飯能市立博物館館長の尾崎泰弘氏が務め、パネリストに石造文化財調査研究所代表の松原典明氏と茨城県水戸市教育委員会副参事の関口慶久氏、大阪府阪南市市役所職員の三好義三氏、飯能市立博物館主幹の村上達哉氏が登壇する。

 日時は12月1日(日)の午後1:30~4:30、会場は飯能市市民会館小ホール。定員は250人で参加は無料。専用フォームから事前申込が必要だが、空き状況によっては当日参加も可能という。

日本温泉文化を守る会、日本秘湯を守る会 12月19日(木)ホテル華の湯で総会

2024年11月25日(月) 配信

 日本温泉文化を守る会(佐藤好億名誉会長、佐藤和志会長)は12月19日(木)午後4時から、福島県・磐梯熱海温泉のホテル華の湯で第4回定時社員総会を開く。

 これに先立って午後1時から、日本秘湯を守る会(星雅彦会長)第50回定時社員総会を開く。その後、懇親会を予定している。

神戸空港国際線就航記念、ベトナムリゾート5日 チャーター直行便で行くダナン・ホイアン(日本旅行)

2024年11月25日(月) 配信

「ベトジェットエア チャーター直行便で行く ベトナムリゾート5日」チラシ

 日本旅行(小谷野悦光社長)は2025年春に神戸空港に国際線が就航することを記念し、「ベトジェットエア チャーター直行便で行く ベトナムリゾート5日」を売り出す。同商品は、「日本旅行創業120周年記念ツアー」の海外旅行商品第1弾となる。

 ゴールデンウイーク期間にあたる2025年4月30日(水)出発の5日間の日程で、神戸空港とベトナムの人気リゾートであるダナンを往復するチャーター直行便を利用するツアー。

 通常、関西エリアからダナンへ行く場合は、ハノイかホーチミンでの乗り継ぎが必要となり、所要時間が約9~10時間掛かるが、同ツアーではチャーター便を利用するため、神戸空港からダナンへ約5時間で到着する。

 ダナンやホイアンをフリーに滞在できる「ベトナムリゾート ダナン/ホイアン5日」と、遺跡や古都を巡る「3つの世界遺産を訪れるダナン/ホイアン5日」の2ツアーを用意した。

 同商品の出発日は、25年4月30日(水)。帰着日は5月4日(日)。

 発売日は、11月28日(木)午後2時から。

 旅行代金は、2025年1月30日(木)まで申し込むと、1万5000円オフの14万6900円(燃油サーチャージ込み、2・3人1室利用1人当たり)。

 今回のチャーター直行便は、ベトナムからの訪日旅行客を誘致する双方向チャーターとなる。

 ベトナムからの旅行者は、25年4月30日(水)にホーチミンから神戸空港に到着。神戸や京都・奈良・大阪などの人気の都市を巡る。さらに、姫路・岡山・広島まで足を延ばすツアーも用意した。神戸空港における今後のインバウンド拡大も念頭に置き、神戸では2泊滞在して魅力を堪能してもらい、5月4日(日)には神戸空港からホーチミンに帰国する。

 同社は2025年、ゴールデンウイークの同ツアーに加え、夏休み・年末と3本の神戸空港からベトナム双方向のチャーターを予定している。

「クルーズの知識を深め、旅行市場のトレンドに」 JOTCウェビナー2024(JATA)

2024年11月25日(月) 配信

JOTCはこのほど、第3回JOTC Webnars2024を開いた

 日本旅行業協会(JATA、髙橋広行会長)のアウトバウンド促進協議会(JOTC、酒井淳会長)は11月20(水)~22日(金)、26(火)~28日(木)の6日間、第3回JOTC Webnars2024を開く。同ウェビナーは、会員旅行会社にとって有益な情報提供や教育研修の場を提供することを目的に実施している。今回は新たに「クルーズ」をテーマの1つに取り上げた。

 11月20日(水)には、JOTCクルーズ旅行推進部会の松浦賢太郎部会長(代表=クルーズのゆたか倶楽部)が、「クルーズ旅行全般のご案内」として、クルーズ旅行商品を取り巻く状況や販売知識について概要を説明した。

 松浦部会長は、クルーズを販売している旅行会社は、JATA加盟の旅行業者1150社のうちわずか数%で、クルーズ元年といわれている1989年から大きな変動がないことを説明。他国のクルーズ人口は増えたにもかかわらず、日本のクルーズ人口は30年間横ばいで、23年の年間値は19万6000人だった。

 そのようななか、日本籍船の新造船が相次いでデビューを控え、長年の2隻体制から8隻体制になる。

 このことから、日本のクルーズ人口増加予測によると、29年には100万~150万人まで増えることが見込まれる。

 また、日本のクルーズ市場は年間延べ35万人が利用し、平均単価が15万円であることから、500~600億円のマーケットである。さらに、一度クルーズに参加すると9割以上の人が別のクルーズに参加するため、高リピート商材であることが知られている。

 松浦部会長は、「今こそクルーズを取り扱うチャンスが到来したと言っていい。これを機にクルーズの知識を深め、苦手意識を克服してほしい」と力を込めた。

 クルーズ商品を販売する際に気を付けてほしいこととして、「船酔い」「ドレスコード」「退屈」のクルーズ3大不安の説明をやめることを強調した。

 さらに、船旅特有の魅力を売り物にせず、あくまでお客の希望に沿ったカタチで、「デスティネーション」「宿泊施設のクオリティ」「アクティビティ」などの魅力を伝えることを勧めた。

 「日本の旅行市場はトレンドに敏感なので、流行の波に乗ればクルーズも大きなブームになる。クルーズを販売する旅行会社が増えれば、需要も増える。ぜひ検討を」と呼び掛けた。

長崎空港ビルディング、初日の出フライト運航 2025年に開港50周年迎える記念で

2024年11月25日(月) 配信 

フライトのイメージ

 長崎空港ビルディング(衛藤勇社長、長崎県大村市)は2025年1月1日(水)、ANA あきんど長崎支店(神谷賢宏支店長、長崎県長崎市)と連携し、初日の出フライトを運航する。

 同企画は、長崎空港が25年に開港50周年を迎える記念イベントとして実施される。早朝に長崎空港を出発し、機上で初日の出を迎え、再び同空港へ戻る。天候に左右されることなく、雲上より新年の日の出を見ることができる。

 申し込みは11月25 日(月)午後5時まで、特別ウェブサイトにおいて抽選エントリーを受け付けている。結果は 11 月 29 日(金)に当選者へメールで知らせる。募集人数は147人。1人1席当たりの価格は2万5000~6万円(税込)。 

HIS 年末年始、海旅は前年比26%増 旅先1位は韓国・ソウル

2024年11月25日(月) 配信

ダナンの予約者数は23年11月6日比で74・8%増と大幅に伸長した

 エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長)が11月14日(木)に発表した、年末年始(2024年12月27日~25年1月5日)の海外旅行の予約状況によると、予約者数は23年11月6日比で25・8%増になった。

 旅行先ランキングでは、1位が韓国・ソウル。次いで台湾・台北、アメリカ・ホノルル、タイ・バンコク、シンガポール、アメリカ・グアム、フィリピン・セブ島、韓国・釜山、ベトナム・ダナン、香港と続いた。
 
 このうち、バンコクは同27・5%増、シンガポールが同29・3%増、セブ島は同36・8%増、ダナンが同74・8%増と大幅に伸長。LCCによる選びやすい価格帯の設定や期間限定のチャーター便就航が主な要因という。9連休が成り立つ日並びの良さで、北米が同42・7%増、ヨーロッパは同46・5%増、中近東が同82・6%増と大幅に増加した。

 平均単価は、為替の影響と連休に併せた航空運賃の上昇で同21・0%増の24万1500円。平均旅行日数は同0・2日減の6・1日。同社は「韓国や台湾のシェアが高くなり、旅行日程が短くなった」と分析している。出国のピークは12月28日(土)、帰国のピークは1月3日(金)。

 同社は「海外旅行は円安や物価高などを背景に、緩やかな回復が続く」と予測している。

規格外ココナッツで国産SAF商用化を JAL×日本グリーン電力開発

2024年11月25日(月) 配信

 

 日本航空(JAL、鳥取三津子社長、東京都品川区)は11月20日(水)、日本グリーン電力開発(君塚元社長、東京都千代田区)と国産の航空燃料(SAF)の商用化に向けた覚書を結んだ。両社は食用に適さないココナッツを原料として、日本国内で持続可能なSAFを製造する事業の商用化を目指す。

 ココナッツは全世界で年間7000万~1億トンが生産され、その約3割が未成熟や発芽などの理由で食用に適さない規格外とされているという。

 日本グリーン電力開発はこれを有効活用しようと、2018年からインドネシアで調達した規格外ココナッツを原料としてSAFの製造に取り組んでいる。規格外ココナッツを原料とするSAFは30年ごろまでに実用化が見込まれており、アジア各国で経済成長とエネルギー安全保障を確保しつつ、脱炭素化を進める取り組みのAZEC(アジア・ゼロエミッション共同体)協力案件の1つにもなっている。

 一方、JALはSAF利用のリーディングエアラインとなるべく、「2030年に全燃料搭載量の10%をSAFに置き換える」という目標を掲げ、国内外のステークホルダーと連携してSAFの実用化に取り組んでいるところ。両社は今回の取り組みで環境負荷の低減に貢献していきたい考え。

「軍艦島」に上陸 飛行機とホテル付のツアー売り出す スカイツアーズ

2024年11月25日(月) 配信

軍艦島

 スカイツアーズ(田中隆一社長、沖縄県那覇市)はこのほど、長崎・軍艦島(端島)に上陸できる「飛行機(ANA)+ホテル+軍艦島上陸付ツアー」を売り出した。設定の出発期間は12月2日(月)~2025年3月29日(土)まで。

 「軍艦島」は2015年に「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として、世界文化遺産に登録。今は廃墟だが、世界一の人口密度を誇った炭鉱の島で、当時の繁栄の面影を残す独特の風景が広がる。最近では、TBSドラマ「海に眠るダイヤモンド」の舞台にもなり、ますます注目を集めている。

 ツアーでは、島に上陸して当時のようすを間近に見ることができる。島全体がセットのような雰囲気のため、同社は「ドラマのシーンを思い出しながら散策するのも一興です」とアピールしている。

 予約はオンラインで受け付けている。出発地の設定は北海道と東北・新潟、北陸、関東、中部、関西。価格は変動性の時価商品。