中之条町・チャツボミゴケ公園を散策 グリーンシーズンのツアー開始

2024年5月8日(水) 配信

ビロードの絨毯とも形容されるチャツボミゴケ

 群馬県・中之条町観光協会はこのほど、グリーンシーズンのツアーを開始した。チャツボミゴケ公園やその周辺の自然を満喫するもので、2コースを用意している。中之条町は群馬県の北西部に位置し、草津温泉や四万温泉などの名湯にも近い。ツアーでは、同町の雄大な自然を楽しむことができる。

 「天空の湖を歩く!野反湖とチャツボミゴケ公園散策ツアー」は、高山植物の宝庫である野反湖を散策する。開催期間は11月13日(水)まで。

 「ラムサール条約登録地を歩く!芳ヶ平湿原とチャツボミゴケ公園散策ツアー」は、日本国道最高地点からまるでジオラマのような景色を望むことができる。こちらの開催期間は10月31日(木)まで。

 どちらも、「六合チャツボミゴケ生物群集の鉄鉱生成地」として国の天然記念物に指定されている「チャツボミゴケ公園」を散策する。地域に精通するベテランガイドが案内するため、自然について学ぶことができるという。

 ツアー代金は大人9200円、子供8200円。定員は4人で不定期開催のため、要問合せ。予約は参加日の3日前(土日祝除く)まで。いずれも長野原草津口10時30分集合で、午後4時30分解散の予定。

 問い合わせ=中之条町観光協会 TEL:0279-75-8814。

5月9日から「ミシガン花火鑑賞船」の抽選受付開始 琵琶湖汽船

2024年5月8日(水) 配信

ミシガン花火鑑賞船イメージ

 琵琶湖汽船(川添智史社長、滋賀県大津市)は5月9日(木)から、「ミシガン花火鑑賞船」の抽選受付を開始する。Web限定受付で、5月16日(木)まで。同船は8月8日(木)開催の「2024びわ湖大花火大会」に合わせて運航するもの。

 湖面を染める約1万発の花火を船上の特等席から鑑賞できるプランの1つは、食事がセットになった「お食事付プラン」。料理はブッフェ形式で、中学生以上の大人が2万3000円、小学生が1万5000円、2歳以上が7500円。アルコール含むフリードリンク付き。

 他方、「ミシガンスカイデッキプラン」は最上階デッキでの花火鑑賞と弁当がセットになっている。大人が2万7000円、2歳以上小学生以下が2万1500円。こちらもフリードリンクがセットになっている。

 当落発表は5月20日(月)から順次行う。

飛行中の被雷回避を JALと三菱重工が支援サービスの使用契約結ぶ

2024年5月8日(水) 配信

被雷回避判断支援サービス「Lilac」のイメージ

 日本航空(JAL、鳥取三津子社長、東京都品川区)と三菱重工(泉澤清次CEO、東京都千代田区)はこのほど、被雷回避判断支援サービス「Lilac(ライラック)」の使用契約を結んだ。航空機の被雷予測を高精度に行うことができるもので、両社の共同研究により、AI予測モデルが開発された。

 同サービスは4月から国内の空港を対象に運用を開始。これにより、パイロットは飛行中でもコックピットから実際に見える雷雲と機上レーダー、アスキーアートレポートを重ね合わせて、到着経路にある発雷の可能性がある雷雲の有無を考慮した到着経路を選ぶことや、着陸する時間を見合わせることができるようになった。

 冬の日本海沿岸では、夏に発生する通常の雷に比べて放電エネルギーが何倍も大きく、世界的に珍しい現象である冬季雷が発生することがある。これは気象レーダーに映りづらい特徴があり、雷雲の発生している場所の特定が難しいことから、パイロットはより繊細な航空機の運航が求められるという。

 航空機の被雷のほとんどが離発着時で、航空局によると、国内での航空機への被雷は年間で数百件発生しているという。航空機の修復には長い時間を要することから、スケジュール遅延による経済的損失を含めると、国内では年間約数億円規模の損失が計上されている。

 離発着時はパイロットの操縦操作が煩雑な時間帯のため、インターネットを使用したWeb用の雷雲イメージを確認することは困難という。一方、ライラックは地上運航従事者が機上のインターネット環境に依存しない、既存システムを活用した通信を使用して送付することで、パイロットは必要な情報を一目で把握できる。

 JALらは「より安全な航路を選定することで安全性、快適性を考慮したフライトをお客様に提供します」とコメントしている。

近畿日本ツーリスト、九十九里町と協定 観光振興と地域活性化で

2024年5月7日(火) 配信

浅岡厚九十九里町長(左)と、近畿日本ツーリストの瓜生修一社長

 近畿日本ツーリスト(瓜生修一社長、東京都新宿区)は5月1日(水)、千葉県・九十九里町(浅岡厚町長)と観光資源を活用した地域の活性化と住民生活の向上を目的に、包括連携協定を結んだ。観光やイベントを通じた交流人口の拡大、産業・経済・文化・歴史・スポーツの振興、地域の魅力発信や地域経済の活性化などをはかる。

 具体的には、近畿日本ツーリストは千葉支店を中心として、社内の地域振興におけるノウハウを結集させる。九十九里町の保有する観光資源を活用した着地型コンテンツの開発やツアーの造成、学生や企業対象の合宿・研修の誘致、スポーツイベントなどの需要を取り込んだ企画・実施などに取り組んでいく考え。

 同日に九十九里町役場で行われた締結式で、近畿日本ツーリストの瓜生社長は、今回の連携協定を機に、九十九里町の持続的な発展につなげたいと主張。さらに「九十九里町を中心とした周辺地域を含めた豊かな自然資源を軸に、新たな観光コンテンツを開拓し、千葉県を牽引する観光地となるよう一緒に取り組んでいきたい」とコメントした。

 九十九里町は、九十九里浜のほぼ中央に位置し、首都圏から約60㌔圏域にある人口1万4000人余りの町。海水浴やサーフィンなどのマリンレジャー、日の出・日の入りの美しい海岸風景、歴史と文学、ハマグリやイワシなどの新鮮な海鮮グルメなど、魅力的な観光資源を有している。

オーバーツーリズム未然防止・抑制事業 2次公募は5月21日(火)正午まで(観光庁)

2024年5月7日(火) 配信 

観光庁は「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」の2次公募を始めた

 観光庁は5月7(火)~21日(火)まで、「オーバーツーリズムの未然防止・抑制による持続可能な観光推進事業」の2次公募を受け付ける。

 観光需要が急速に回復し、多くの観光地がにぎわいを取り戻すなか、一部の地域や時間帯によっては過度の混雑やマナー違反による地域住民の生活への影響のほか、旅行者の満足度低下への懸念も生じている。

 観光庁は、こうした課題に適切に対処し、観光客の受け入れと住民の生活の質の確保を両立しながら、地域自身があるべき姿を描いて実情に応じた具体策を講じることが有効だとして、各地域の取り組みに対し、総合的な支援を行う。

 同事業では、①地方公共団体が中心となった、地域と連携した先駆モデルの創出②地域の観光関係者が連携して実施するオーバーツーリズムの未然防止・抑制のための面的な取り組み──に包括的な支援を実施する。

 公募受付期間は、5月7(火)~21日(火)の正午締切。

 事業説明会(終了済み)の資料やアーカイブ配信は、観光庁HPや特設Webサイトで閲覧できる。

坂井市が福井の海を紹介する特別展開く しながわ水族館で5月11~19日

2024年5月7日(火) 配信

しながわ水族館

 しながわ水族館(東京都品川区)で5月11日(土)~19日(日)、福井県坂井市が福井の海を紹介する特別展「福井県坂井市のらしさ、かがやく。海の学び舎」を開く。カニの生態や素潜り漁を行っている海女さんの仕事ぶりなどを紹介する。

 坂井市と品川区は2015年度から全国連携プロジェクトをきっかけに連携事業を展開しており、19年には連携協定を結んだ。今回の事業は坂井市の「越前松島水族館」と「しながわ水族館」のつながりから生まれたもので、今回で3回目。越前松島水族館から展示用として、越前がにやアワビ、ウニの送付、福井県からは力を入れている養殖魚マハタやフグなど稚魚の提供を受けて実施する。

 5月11日にはオープニングイベントを開く。坂井市公式キャラクター「坂井ほや丸」が東京で初披露されるほか、品川区の商店街のキャラクターも登場する。また坂井市銘菓まきや甘えび汁のふるまい(限定150食)、坂井市アンテナショップ「KINENO」の臨時出店なども企画する。

「らんざんラベンダーまつり」6月7(金)~23日(日)まで開催(嵐山町観光協会)

2024年5月7日(火) 配信

らんざんラベンダーまつりは6月7(金)~23日(日)まで開催

 嵐山町観光協会(高橋兼次理事長、埼玉県・嵐山町)は6月7(金)~23日(日)の17日間、千年の苑ラベンダー園内で「らんざんラベンダーまつり」を開く。

 園内のラベンダー植付面積は、東京ドーム1個分とほぼ同等の4・7㌶に約2万株のラベンダーを植え付けている。

 体験メニューとして、「ラベンダーつみとり体験」「ラベンダースティックづくり」「花かごづくり」「ボトルフラワーづくり体験」などを行う。体験料はいずれも1000円。

 ソフトクリームやスムージー、ソーダなどのラベンダーにちなんだフレーバーのスイーツを用意した。このほか、地元飲食店の臨時出店や、軽食、ご当地グルメも楽しめる。

 また、園内にはラベンダーを背景に撮影できるフォトスポットを増設した。

 らんざんラベンダーまつりは、6月7(金)~23日(日)の期間中、午前9時~午後4時まで開催する。入場は午後3時15分まで。

 見学料は13歳以上が500円、6~12歳が200円、5歳以下は無料。

 土日は、最寄り駅の東武東上線「武蔵嵐山駅」の西口からシャトルバスを運行する。片道300円。

浴衣でハウステンボスを散策 ホテルオークラJRが宿泊プラン

2024年5月7日(火) 配信

「浪漫散歩」プラン~異国情緒漂う街並みを浴衣で散策~

 ホテルオークラJRハウステンボス(岩崎正俊社長、長崎県佐世保市)は5月7日(火)から、浴衣でハウステンボスを楽しむ宿泊プラン「『浪漫散策』プラン~異国情緒漂う街並みを浴衣で散策~」を売り出した。

 ホテルに入居する「ブライダルコスチューム スエヒロ」とタイアップし、浴衣のレンタルと着付けをセットにした。小物類もそろえているため、手ぶらで楽しめる。好みの浴衣で街並散策に出掛ければ、写真映えすること間違いなしだ。

 予約期間は9月25日(水)まで、宿泊期間は6月1日(土)~9月30日(月)。料金は2人1室利用時で1人2万50円(消費税・サービス料・入湯税込)から。ハウステンボスの入場料は別途必要。

岩手県の混浴野天風呂「仙女の湯」今季の営業開始 休暇村岩手網張温泉

2024年5月7日(火) 配信

仙女の湯

 「休暇村岩手網張温泉」(竹内貴祐総支配人、岩手県・雫石町)は5月7日(火)から、混浴野天風呂「仙女の湯」の今シーズンの営業を開始した。十和田八幡平国立公園内には古くからの湯治宿が多く、歴史的にも文化的にも価値がある「混浴文化」が守られているという。

 「仙女の湯」はホテルから約200メートル、森の中を抜け「湯ノ沢」の谷に続く階段を降りたところにある。昭和40年代にスタッフが裏山で沢筋に滝を見つけ、「このロケーションに露天風呂があったらいいな」という話から誕生した。山道で重機を入れられないため、人力で作られているが、雫石町の温泉を象徴する露天風呂として、観光パンフレットなどにも紹介されているという。

 男女別の脱衣小屋の先に岩を積み上げた湯舟が1つあり、男女混浴で入浴する。湯浴み着のレンタルもあるため、安心だ。「亀滝」を間近に眺めながら自然のなかで、温泉を堪能できる。

 営業期間は11月上旬まで。時間は午前9時から、8月31日までが午後6時まで、10月15日までが午後5時まで、11月上旬までが午後4時まで。日帰り利用は午前10時~午後2時までで、入浴料は500円。宿泊客はチェックアウト後も日帰り営業時間内であれば、すべての温泉を利用できる。

プロ登山家の竹内洋岳氏と登る「雲ノ平」 小学4年生~中学3年生までの挑戦者募集(ノエビアグリーン財団)

2024年5月7日(火) 配信

ノエビアグリーン財団は「未来につながる環境教室 年間プログラム」の挑戦者を募集している

 ノエビアグリーン財団(赤川正志代表理事、東京都中央区)はこのほど、2025年8月に北アルプスの「雲ノ平」(富山県富山市)完登を目指す「未来につながる環境教室 年間プログラム」の挑戦者を募集する。

 同企画は、日本人初8000㍍峰14座登頂を達成したプロ登山家の竹内洋岳氏がプロデュースした。1年間で複数回の登山を実施し、最終的に「雲ノ平」完登を目指す年間プログラム。身体的な能力だけではなく、判断能力や集中力、困難を乗り越える強い精神力を養うとともに、登山を通して環境保全について考え、自ら行動を起こせる人材を育成することが目的。

 対象者は小学4年生から中学3年生まで(24年4月1日時点の学年)。書類選考(1次選考)と、山梨県で24年9月15日に行われる日帰り登山(2次選考)により、挑戦者5~8人を決定する。

 同財団は、「ひとり親家庭など、さまざまな環境下の子供達に参加してもらえるプログラムを実施している。この企画でも、活動中の食費や宿泊費などの負担のほか、登山用具のサポートをする」とした。