東京観光財団・タイムアウト東京が共同研究 「ポストコロナにおける東京の魅せ方」

2024年3月21日(木) 配信

東京観光財団とタイムアウト東京はこのほど共同研究を行った

 東京観光財団(金子眞吾理事長)とタイムアウト東京(リム・チーワ編集長、東京都渋谷区)はこのほど、「ポストコロナにおける東京の魅せ方 タイムアウトエディターの視点から」について共同研究を行った。

 この研究では、タイムアウト誌の6都市(ロンドン、香港、バンコク、クアラルンプール、シンガポール、東京)を拠点とするエディターたちとオンライン座談会を実施し、事前ヒアリングを含めて意見をまとめたもの。

 インバウンド需要が本格的・急速に回復してきた昨今、訪日客は東京になにを求めてやってくるのか、日本にやってくる理由を考察し、「インバウンド目線」で地域の魅力を改めて深掘りする重要性を主張する。

 最終報告書は、「なぜいま日本・東京へ? インバウンド客のマインド」「東京の魅力深掘り:5つのキーワード」「東京とサステナビリティ」「東京は今後、どのような特徴をアピールしていくべきか」「地域の魅力の深掘りに必要なこと」──の5つの構成でまとめた。

東山動植物園、電子チケットで入場混雑を解消 実証実験で入場待機時間を60%軽減へ(アソビュー)

2024年3月21日(木) 配信

アソビューはこのほど名古屋市東山動植物園で電子チケットサービス実証実験を行った

 アソビュー(山野智久代表、東京都品川区)はこのほど、名古屋市東山動植物園(愛知県名古屋市)で電子チケットサービスを提供し、チケットレス入場の実証実験を行った。この結果、電子チケット利用比率は1日当たり32%となり、入場待機時間を60%軽減するなどの効果がみられた。

 東山動植物園は、コロナ禍前は年間250万人と国内の動物園で2番目に多い入園者数を記録した施設。繁忙期には1日3万人が来園し、有人券売所が混雑するなどの課題を抱えていた。

 電子チケット実証実験は、東山動植物園公式HPと同社が運営する遊びの予約サービス「アソビュー!」上で電子チケットを売り出した。2023年10月1日(日)~12月28日(木)まで販売し、10月11日(水)~12月28日(木)までの利用期間を設けて行われた。期間中電子チケットを利用した人数は、4万2345人となった。

 この結果、期間中の電子化比率では、平均20%、最大32%の電子化比率を実現した。また、電子チケット購入の案内看板や、電子チケット専用レーンを設置したところ、実証前の約1万4000人来園日の券売待機時間が15分であったのに対し、実証中の約2万5000人来園日の待機時間は6分となり、約60%の待機時間解消を実現した。

 同社は、名古屋市が実施する先進技術社会実証支援事業「Hatch Technology NAGOYA」の課題提示型支援事業で実証事業者として採択され、この実証実験を行った。

吉田栄作さんライブ 島根への思いを歌声に 川崎東急REI

2024年3月21日(木) 配信

美声で観客を魅了した

 神奈川県川崎市の川崎キングスカイフロント東急REIホテルで2月18日、俳優・歌手の吉田栄作さんのミニライブが行われた。

 吉田さんのライブは昨年10月開催に続き2回目で、館内1階にあるカフェ「The WAREHOUSE BISINESS LOUNGE&CAFE」を会場に、2回公演を行い、自身が作詞作曲し、島根への思いを込めた「島根の空のしたへ」などを披露。計90人が吉田さんの歌声に酔いしれた。

 吉田さんがセレクトした島根の地酒3酒にまつわるミニトークもあり、参加者は日曜日の午後を満喫したようすだった。

 同ホテルでは1月17日―2月29日まで、島根県の食材を使ったランチビュッフェなどを提供する「島根フェア」を開催。吉田さんは連続テレビ小説「だんだん」の出演以降、同県と縁を深め、島根のPR大使「遣島使」を務めている。

【土橋 孝秀】

朝倉氏の特別展PR 源氏物語など基調資料展示 福井県宣伝隊

2024年3月21日(木) 配信

清水邦夫館長(右)と常見彩花主事

 福井県の観光宣伝隊が2月28日、本紙関西支社を訪れ、「福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館」で実施する特別展などをPRした。

 来社したのは、福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館の清水邦夫館長と常見彩花主事、福井県大阪事務所の長谷川義人所長補佐の3人。

 同博物館は、戦国大名朝倉氏の栄華や城下町一乗谷の繁栄ぶりを、さまざまな出土品や遺構、美術品などで紹介する施設。同館を見学してから一乗谷朝倉氏遺跡を巡れば、越前朝倉氏と一乗谷の実像に、より深く迫ることができる。

 現在、北陸新幹線福井・敦賀開業記念特別展として「戦国大名朝倉氏 武威の煌めき―源氏物語と戦国武将―」を開催している。源氏物語を愛読した朝倉家臣たちに注目し、武力が重視された戦国時代になぜ、古典文学を熱心に学んだのかについて迫る。期間は4月14日まで。

 特別展では、国宝指定の「栄花物語」(三条西家本)や重文指定の源氏物語(大島本)など、貴重な史料を多数展示。このような文化摂取が戦国大名としての権威や威光を誇示する効果があったことを取り上げながら、朝倉氏が武力によらず、文化の力によって、いかに「武威」を獲得し知らしめようとしていたのかを紹介する。

 新幹線開業記念特別展としては今後、2期として「馬駆ける戦国の庭」(4月27日―5月26日)、3期として「蹴鞠と庭が語る戦国」(7月13日―9月1日)の実施も予定している。

 清水館長は「北陸新幹線を利用して、ぜひ当館や一乗谷朝倉氏遺跡へお越しください」とアピールした。

【塩野 俊誉】

〈旬刊旅行新聞3月21日号コラム〉――北陸新幹線福井延伸 北陸応援割とともに復興支援に前進へ

2024年3月21日(木) 配信

 1月1日に能登半島地震が発生し、翌2日に羽田空港で航空機事故が起こり、「2024年の日本は、この先どうなってしまうのだろう」と、年初から悲観的な気分になってしまった。GDPはドイツに抜かれて4位に後退し、間もなくインドにも抜かれてしまうという、衰退ムード漂う幕開けであった。

 

 

 そのなかで、3月16日の北陸新幹線福井延伸は、今年の明るい話題の一つだと春の訪れを待ち望んでいた。

 

 石川県の金沢駅から福井県の敦賀市まで伸びる約125㌔の間には、山代温泉や山中温泉、片山津温泉、あわら温泉など、北陸を代表する温泉地が連ねる。東京駅―敦賀駅は最短3時間8分で、首都圏の人にも物理的、心理的に近づく。

 

 能登半島地震で観光産業も大きな打撃を受けた。政府の観光支援策「北陸応援割」が石川、富山、福井、新潟の4県で3月16日から4月26日まで適用される。

 

 コロナ禍で実施されたGo Toトラベルや、全国旅行支援では現場の混乱が生じたが、今回も支援適用までの期間に宿泊予約のキャンセルが相次いだり、予約申し込みが開始時に集中し、システムで対応できないために大量のダブルブッキングが発生したり、どうも支援策のやり方が上手くないなと思う。

 

 宿泊料金の割引率を大きくしなくても人は訪れる。適用エリアに宿泊すれば、2千円程度のお土産や交通機関、オプショナルツアーにも利用できるクーポンがもらえるなど、広く浅く支援できる仕組みの方がいいと思うのだが、やはり今回も混乱を招いてしまった。

 

 だが、北陸新幹線延伸と北陸応援割によって、多くの人が北陸を訪れて、現地の復興を後押しできたらいいなと思う。あとは、能登半島の一日も早い復旧・復興を願っている。

 

 

 もう一つ、期待しているのは、半導体の受託生産で世界最大手の台湾企業「TSMC」が2月24日、熊本県・菊陽町に新工場を開いたことだ。

 

 菊陽町は熊本空港の北側に位置し、人口は4万3千人余りの小さな町だ。グローバル企業のため、平均収入も周辺の中小企業よりも圧倒的に高く、既に飲食店や商店に経済波及効果が表れている。

 

 福岡空港や熊本空港からTSMCの工場に向かう人の流れが生まれ、九州全体が経済活性化し、景気の底上げにつながる期待が膨らんでいる。

 

 熊本県には黒川温泉や人吉温泉など旅情あふれる温泉地が多く散在する。大分の由布院温泉や別府温泉、福岡の原鶴温泉、鹿児島県の指宿温泉などにも週末に旅行客が訪れることも予想される。

 

 

 観光立国を成長戦略の柱とする日本だが、農業、工業、最先端技術など「ものづくり」分野において、世界最高水準で競うことが国の底力を強くしていくのだと考える。どう考えても観光魅力のないまちで、遮二無二に観光資源を探すよりも、どの分野でもいいから、ものづくりで競争力をつけることができれば、それが観光客ではなくても、人やお金の動きは活発化する。「猫も杓子も観光立市」には大きな疑問を感じる。

 

 

 3月4日には、日経平均株価が初めて4万円を突破した。暗澹たる思いの年初だったが、明るい材料を探して、前進していきたい。

(編集長・増田 剛)

 

【特集No.654】連合47加盟産別で初の女性トップに “多様な働き方”で持続可能な産業へ

2024年3月20日(水) 配信 

 観光業界では訪日外国人客などの需要が急速に回復する一方で、人手不足が課題となっている。このような状況のなか、サービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合)は、労働者から選ばれる業界へと地位を向上させるため、今年の春闘で定期昇給分とベースアップを合わせ5%と過去最高水準の賃上げを求めている。さらに、ジェンダー平等の推進など労働環境の改善にも努める。昨年7月に連合の47の加盟産別で初の女性会長に就任した櫻田あすか会長に、働く人の立場から観光業界の課題と今後の方針を聞いた。

【木下 裕斗】

 ――会長に就任された2023年は、どのような年でしたか。

 新型コロナウイルス感染症で、観光産業はこれまで大変厳しい状況にありましたが、感染症法上の分類が23年5月に5類となり、行動制限がなくなったことで、本格的に人流が回復することとなりました。円安の影響もあり、とくにインバウンドの需要は急激に増えました。国内旅行も回復したことで、主要旅行社における23年の訪日と国内旅行の取扱額はコロナ禍前の19年比で約8割まで回復しました。

 こうしたなか、23年の春闘では、賃金改善額が過去最高となりました。業績回復に加え、人手が不足するなか、労使ともに「人への投資が不可欠である」ことを強く認識したことで、過去最高の賃金改善に合意することができました。

 ――組織体制も大きく変えました。

 コロナ禍で人と人の接触機会を減らすことが求められたほか、ツーリズム産業は休業を多く取得したため、組合員同士のコミュニケーションの回数が減りました。

 このため、サービス連合は昨年、全国の6つの地方連合を発展的に解消し、本部に機能を集約させることを決めました。

 加盟する各労働組合と連携を密にし、組織強化をはかるため、新たに組織支援局を設置し、各加盟組合に専任の担当者を配置しました。各労働組合の組合員が直接サービス連合へ意見を言えるようになったことで、加盟組合との関係性が深くなりつつあります。……

【全文は、本紙1934号または3月27日(水)以降日経テレコン21でお読みいただけます。】

富山の観光シーズン幕開け 「立山黒部アルペンルート」と「となみチューリップフェア」が来社PR

2024年3月19日(火)配信

左から亀島係長、光家所長、土田さん、安念主事

 富山県の春の観光シーズンの幕明けを告げる2大名所「立山黒部アルペンルート」と「2024となみチューリップフェア」のPR隊が2024年3月19日(火)本紙を訪れ、圧倒的な高さを誇る雪の壁「雪の大谷」や300万本のチューリップが咲き誇るフェア会場への来場を呼び掛けた。来社したのは立山黒部貫光東日本営業所の光家伸所長、同プロモーションセンターの亀島栄介係長、砺波市商工観光課の安念敬晃主事、2023プリンセスチューリップの土田明香里さんの4人。

立山黒部アルペンルート

雪の大谷ウォーク

 4月15日(月)~6月25日(火)には恒例の「2024立山黒部・雪の大谷フェスティバル」が開かれる。期間中楽しめるメインイベント「雪の大谷ウォーク」は、除雪した道路の片側を歩行者用通路として開放。最も高いところで20メートルもあるという巨大な雪壁「雪の大谷」を間近に体感できる催しだ。このほか、5月31日(日)までの「1st STAGE」では「春の立山を楽しもう!」をテーマに、雪の壁をスコップで掘り進み、新しい道を作る「くずそうユキカベ!作ろう新しいミチ!」などを実施。6月1日(土)以降の「2nd STAGE」は「初夏の立山室堂平を歩こう!」と題し、室堂駅周辺での「オリジナル絵はがきスタンプラリー」など企画している。4月27日(土)~5月6日(月・祝)には、リラックスチェアでくつろぎながら立山連峰や富山平野を一望できる「立山ユキテラス」(有料)もオープンする。

 また立山黒部黒部アルペンルートで、1996年4月から約28年にわたり活躍してきた「トロリーバス(無軌条電車)」が、今シーズンをもって引退する。立山黒部貫光では、来年から環境にやさしい「電気バス」への変更を計画している。現在、日本に唯一残る「トロリーバス」は法律上電車に区分されるユニークな乗り物。標高2450メートルの室堂駅から同2316メートルの大観峰駅までの区間3・7キロを結んでいる。「ラストイヤーにあわせて、車体への記念ラッピングなどさまざまな企画で訪れた皆さんをお迎えします」(光家所長)という。

2024となみチューリップフェア

パノラマテラスからの眺望

 国内最大級の300万本が咲き誇る「2024となみチューリップフェア」は4月23日(火)~5月5日(日・祝)までの13日間、砺波チューリップ公園(砺波市花園町)をメイン会場に開かれる。今年のテーマは「チューリップで広がる 彩りの波」。花によって生まれる笑顔や癒しの波が国内外へ広がっていくようすを、17品種、21万本のチューリップで「大花壇」に描く。

 「パノラマテラス」からは、公園のシンボル・高さ26メートルの「チューリップタワー」や「大花壇」「円形花壇」のパノラマを楽しめる。高さ4メートル長さ30メートルの「花の大谷」や水面に映る幻想的なチューリップが見られる「水上花壇」のほか、会場内で展示する300品種を紹介する「彩りガーデン」など、見どころ満載だ。2000株のビオラを使用したカラフルな「TONAMI」のロゴフォトスポットも新設する。入場料は大人1500円、小人200円(小学生未満は入場無料)。
 
 プリンセスチューリップの土田さんは「晴れた日には花壇と立山連峰を一緒に見ることができるフェア会場へぜひお越しください」と呼びかける。

福岡・糸島にグランピング施設オープン オーシャンビューが魅力

2024年3月19日(火) 配信

朝焼けや夕焼けなどが楽しめる

 福岡県糸島市に3月15日(金)、グランピング施設「ラストピース糸島」がオープンした。自然に溢れる立地で、ドームテントからは美しいオーシャンビューが望める。運営は不動産関連事業などを手掛ける立地ライズ(山本実社長、福岡県福岡市)。

 同施設は「最後のパズルを埋めるように、極上のひと手間を大切な仲間と共に」がコンセプト。都会では体験できない五感を刺激するアクティビティとして、薪割や薪ストーブでのピザづくり、ブッシュクラフトなど体験メニューをそろえる。

糸島豚を中心としたBBQを用意

 また、糸島豚を中心に地元の米や野菜など地産地消にこだわったBBQを用意。管理棟には無人のバーカウンターも設け、オリジナルカクテルレシピなどを紹介して夜の時間を楽しんでもらう。

 オープンを記念して4月14日(日)までの宿泊で定価料金から50%割引になるキャンペーンを実施している。定価は1泊2食付き1人30000円から。

 

群馬・吾妻観光連盟が来社 体験、映えスポット、新施設などPR

2024年3月19日(火) 配信

吾妻観光連盟キャラバン隊の9人

 群馬県の吾妻観光連盟(中之条町・長野原町・嬬恋村・草津町・高山村・東吾妻町)のキャラバン隊がこのほど、本紙を訪問し、同エリアの観光素材や体験・イベント、絶景・インスタ映えスポット、道の駅の情報などをPRした。

 来社したのは、中之条町観光協会の八並光相主任、四万温泉協会の宮﨑博行事務局長、高山村地域振興課の倉田詩織係長、同地域おこし協力隊の西條大地さん、東吾妻町まちづくり推進課の高橋優芽主事、岩櫃真田忍者ミュージアム「にんぱく」齋藤貴史代表のほか、群馬県吾妻行政県税事務所の猪岡忠仁補佐および山本祐主事、群馬県東京事務所の小林俊介主事の計9人。

 中之条町と四万温泉は温泉郷クラフトシアター、四万ブルーのカヌー体験、夜の温泉街を散策する「ちょうちんウォーク」(7月下旬~8月下旬までの毎週金曜日開催※宿泊者向けイベント)、特徴的な宿泊施設(湯の宿山ばと、中生館)、24年春オープン予定の甌穴プロジェクト「川を感じる森」のほか、群馬県公用車EVカーシェアお試しキャンペーンなどを紹介した。

 高山村は道の駅「中山盆地」イルミネーションや2022年9月にオープンした新施設「たかやま未来センターさとのわ」を説明。地元の新鮮な農産物を1階のフードファクトリーで加工し、2階のカフェで提供する。おすすめは村の旬の食材を生かしたピザや日替わりで提供するジェラートが好評という。このほか、ロックハート城のプリンセスドレス体験や宇宙の広さを空間的・時間的に体験できる「公開天文台」を紹介した。

 東吾妻町はメディア露出が急増した「吾妻峡レールバイクアガッタン」を報告。八ツ場ダム建設に伴い付け替えられたJR吾妻線の旧線路をそのまま活用した関東唯一の自転車型トロッコで、ここへ来ないと体験できない新感覚アクティビティ。吾妻真田忍者末裔プロデュースの文化体験プログラム「吾妻真田忍者アカデミー」は本物の忍者体験商品。忍者文化と東吾妻の観光地を周遊しながら体験でき、老若男女、国内・外国人など幅広い客層が参加可能という。

 また、道の駅「あがつま峡(あがつまふれあい公園)」は2024年度に吾妻忍者をテーマとした施設にリニューアルしていく。忍者ショーなどのイベント、忍者装束での接客といった新たな演出やサービスを順次導入して、エンターテイメント性を高めた道の駅に刷新する。

滋賀から夜行バスで行くライオンズ応援ツアー 近江トラベル

2024年3月19日(火) 配信

近江鉄道開業126周年記念で企画

 近江トラベル(伊藤孝樹社長、滋賀県彦根市)はこのほど、「滋賀県・彦根発 夜行バスで行く埼玉西武ライオンズ応援バスツアー」を売り出した。出発日は4月12日(金)で、福岡ソフトバンクホークス戦を観戦する。近江鉄道開業126周年の記念企画。

 ツアーでは、普段見ることができない練習風景を見学するほか、参加者全員にライオンズグッズ、選手プロデュースの弁当が付く。観戦チケットは内野指定席A。抽選で選手サインのプレゼントもあるほか、中学生以下には特典も用意しているという。当日は彦根駅東口を午後11時に出発。ベルーナドームに13日(土)の午前9時15分ごろ到着する予定。帰りは試合終了後に出発する。

 旅行代金は1人1万2600円。