携帯電話で情報を、「信州なび助」スタート

 信州・長野県観光協会は11月1日から、携帯電話を利用して長野県の観光スポットやグルメ情報を提供するサービスを始める。長野県を訪れた旅行者の利便をはかり、観光振興につなげる。

 また、来年10月から12までの3カ月間実施する「信州デスティネーションキャンペーン」(信州DC)の案内ツールとしても活用する。

 サイトの名称は「信州なび助」。GPS機能を利用するので、利用者が現在いる場所周辺のグルメや宿泊施設など、さまざまな条件設定による検索が可能。ユーザー参加型システムで会員登録者の口コミ情報発信や、観光スポットやグルメ情報の評価も可能という。

 会員登録者にはクーポンやプレゼントなどの特典も付く。

今年度予算の約4倍、観光庁関係に257億円、10年度予算概算要求

 国土交通省が10月15日にまとめた2010年度予算の概算要求によると、同省全体で公共事業費などを中心に減額するなか、観光庁関係の要求額は、今年度予算(63億円)の4・1倍にあたる256億5061万円と大幅に増額した。同日開いた会見で、前原誠司国土交通大臣は「観光に4倍の予算をつけるのは、観光立国を本気で推進することの表れ」と強調。将来的に「訪日外国人旅行者3千万人」を目標とした展開をはかり、観光立国実現に向け、取り組みを強化する。

「訪日外客3千万人目指す、10年度から外客誘致新事業開始」

 要求の主要事項は(1)訪日外客誘致策のさらなる強化・充実(2)観光を核とした地域の再生・活性化(3)ワークライフバランスの実現に向けた環境整備(4)観光統計の整備――。

 外客誘致は、新たに「訪日外国人3000万人プログラム」事業を立ち上げ、3年3期のローリングプランで期毎の目標管理・PDCAを徹底し、2019年に2500万人達成を目指す。第1期(2010―13年、平均伸び率は14・5%)目標は2013年に1500万人、第2期(13―16年、同10・5%)目標は2016年に2千万人。第3期(16―19年、同8・0%)が最終で2500万人。

 10年度は、「訪日外国人3000万人プログラム第1期(仮称)」として、113億7293万円を要求。このなかで、訪日旅行促進事業(ビジット・ジャパン事業)に101億1845万円(09年度予算は27億8822万円)を求めた。MICEの開催・誘致の促進は、09年度予算から1・99倍の7億2400万円。

 訪日外国人旅行者の受入環境整備事業は、同8・72倍の3億4560万円。直ちに実施すべき対策として、外国語表示・案内などの促進や観光案内所の質の向上など受入体制関連予算の拡充、京都などの地域との戦略的パートナーシップの構築などを掲げる。

 また、海外プロモーションの強化を行うため、日本政府観光局(JNTO)を中期的にマーケティング機能、情報機能を重視した抜本的な組織に再編する。10年度は、海外プロモーション拠点の拡充として、JNTOの海外拠点を新たに7カ所設置する。現在の拠点は14カ所だが、競合国はいずれも2倍程度の拠点を通じたプロモーション実施していることから、拡充をはかる。設置予定地は、韓国のプサンと中国の瀋春・大連・青島、新興市場からクアラルンプール、ニューデリー、モスクワ。加えて、10年度から海外プロモーション用の新ロゴとキャッチフレーズを導入する。以上を踏まえ、JNTO運営費交付金は同1・19倍の23億8788万円に。

 「観光を核とした地域の再生・活性化」は、国際競争力の高い魅力ある観光地の整備促進事業に、同18・49倍と大幅増額の107億7318万円を要求。2泊3日以上の滞在型観光を促進する観光圏づくりを推進するため、地域のソフト・ハードが一体となった取り組みへの総合的な支援を充実させる。具体的には、「観光圏整備事業費補助」を拡充などで、これまでソフト事業中心だった対象事業に、ハード事業も追加。補助額は4割から6割に引き上げ、補助期間は2年から3年に延長する。加えて、観光圏整備事業の円滑かつ確実な実施が促進されるよう十分に配慮する。観光地域づくりの人材育成事業は、同1・57倍の4千万円。

 「ワークライフバランスの実現にむけた環境整備」は休暇取得・分散化促進実証事業に同7・63倍の7千万円を求める一方、緊急性の乏しい事業の取りやめ・類似事業の整理から、ニューツーリズム創出・流通促進事業は中止した(09年度予算は4788万円)。

 また、観光統計の整備は同6・01倍の7億円。

観光地域経営フォーラムが提言

 休暇から休活へ――。「観光地域経営フォーラム」はこのほど、未取得有給休暇完全取得の試算結果を発表した。有給休暇を完全に取得した場合、15兆6300億円の経済波及効果と、187万5千人の雇用創出が可能になるとした。そのうえで、「休暇から休活へ」とする提言をまとめ、休暇法制の見直しや、計画年休制度の活用促進、サービス経済下の休暇の受け皿づくりなどの必要性をあげる。

「公立病院、行政窓口は年中無休を」

 民間と地域が連携し、観光を中心とした地域活性化を推進する「観光地域経営フォーラム」は麻生渡福岡県知事、須田寛東海旅客鉄道相談役、福川伸次機械産業記念事業財団会長、望月照彦多摩大学教授の4氏が代表幹事を務める。

「GDPの約3%」

 試算では、日本の労働者が未取得である年次有給休暇の約4億3千万日を完全に取得した場合、余暇消費支出額の増加や雇用増による消費支出の増加、投資による効果などを合算すると、約15兆6300億円の経済波及効果が得られるとした。日本のGDP(国内総生産)の約3%に相当する。

 さらに、「約187万5千人の雇用が創出され、完全失業者の52%を解消できる」としている。  これを受けて、同フォーラムは、「休暇」から「休活へ」――をテーマに、有給休暇の活用による内需拡大と雇用創出に向けて、提言を発表した。

「有給2週間を保証仏のバカンス法」

 1936年にフランスのレオン・ブルム内閣が大恐慌後の長引く不況に対して、「もっと働くこと」ではなく、「もっと休むこと」を推進し、全労働者に年2週間の有給休暇を保証するマティニョン法(通称・バカンス法)を制定。その後、サービス産業が大きく成長し、内需主導型経済に脱皮を果たすとともに、雇用も拡大しフランス経済の回復に大きな役割を果たした。

「工業社会モデルからサービス経済型へ」

 提言では、「サービス産業がGDPの約7割を占める現在の日本でこそ、休暇取得拡大によって経済に活力をもたらす」とし、国民のライフスタイルを従来の「一斉に働き、一斉に休む」という工業社会モデルから、「もっと休む」「分散して休む」というサービス経済型社会のモデルに転換していく必要があると強調する。

「休暇法制の見直し」

 なかなか進まない有給休暇の完全取得を実現するためには、休暇に関する法制の見直しが最も効果的とする。日本では主として労働基準法が有給休暇について定めているが、同法は国際労働機関(ILO)132号条約第8条2項が定める2労働週の連続休暇に言及していない。「これがグローバルスタンダードからかけ離れた細切れの休暇を容認する原因となり、休暇取得拡大を阻害している」と指摘。提言では、2労働週の連続休暇を労働者に保証し、取得時期については「労働者の希望を聞いたうえで、使用者が決定するのが望ましい」としている。

「計画年休制度の活用促進」

 そのほか、計画年休制度の活用促進をあげる。現行法制下では、使用者側が連続休暇の取得時期を決定するには、「計画年休」制度の充実がある。これは、企業と労働組合の協定によって、有給休暇日数の5日を超える部分については、時期を計画的に定め、職場で一斉、あるいは交替で休暇を取得できる制度。この制度を活用すれば、平均付与日数18日のうち、13日については連続休暇とすることができ、休暇の分散化促進効果も期待できるという。しかしながら、実際に計画年休制度がある企業は16・3%に留まり、1企業当たりの計画的付与日数は4・5日に過ぎない。

「サービス経済下の休暇の受け皿づくり」

 博物館や美術館などのレジャー施設の多くは平日に休業日を設けているが、有給休暇取得時の活動の受け皿とするため、公共施設については年中無休化を求めている。さらに、多くの労働者が、病院への通院や行政機関窓口利用のために有給休暇を充てている現状を指摘。「休暇を明日への活力につなげるためには、これら所用に充てることは望ましくない」とし、行政機関窓口や公立病院などの公共サービス機関に関しては、年中無休化を求めている。また、観光分野についても「国民の休暇取得に対応した、廉価で滞在型の休暇を楽しめる環境やプログラムを整備することも不可欠」としている。

第21回全国旅館おかみの集い、畠ひで子さんが委員長

 全国旅館おかみの集い運営委員会(小田真弓運営委員長)は9月9日、今期最後の委員会を開き、互選で新しい委員長に福島県穴原温泉・匠のこころ吉川屋女将の畠ひで子さんを選んだ。

 畠女将も委員会の意向を受け、このほど次期・第21代運営委員長への就任が決まった。

 今年20回の節目を迎えた「全国旅館おかみの集い」は来年、新しいスタートを切る。畠女将は「これまで積み重ねてきたものを大切にしつつも、さらに参加しやすいプログラムを検討したい」と抱負を語った。

 第21回の集いは、東京都内で7月の開催を予定している。

国際会議件数、日本4位 米、仏、シンガポールに次ぐーUIA統計

 国際団体連合(UIA)はこのほど、2008年に世界で開催された国際会議の統計を発表。これによると、日本は575件で、世界で4位となった。トップは米国の1079件、2位はフランスの797件、3位はシンガポールの637件。日本は07年の5位(448件)からランクを1つ上げた。

 国際会議の基準は、(1)国際機関・国際団体の本部が主催または後援した会議では、参加人数50人以上、参加国数3カ国以上、開催期間1日以上(2)UIAから主催者が国際機関・国際団体ではないと判断された会議では、開催国以外からの参加者が少なくとも総参加者の40%、参加人数300人以上、参加国5カ国以上、開催期間3日以上などの条件がある。

 08年は後半に世界経済が大きく後退したものの、国際会議開催件数への大きな影響は見られなかった。日本が大幅に増加した主な要因は、「国際団体の主催する大型の国際会議や、国内学会が主催する中規模以上の国際会議が増加したことなどが考えられる」(日本政府観光局コンベンション誘致部)としている。

 UIAが06年まで公表してきた旧基準に照らすと、08年の日本の国際会議開催件数は前年比11・6%増の241件と増加している。観光立国推進基本計画で2011年までの目標値である252件まで、11件まで迫っている。

 一方、都市別の開催件数では、(1)シンガポール637件(2)パリ419件(3)ブリュッセル299件(4)ウイーン249件(5)バルセロナ193件(6)東京150件(7)ソウル125件となった。東京はアジアで2位、昨年の8位から2ランク上昇した。

ミシュランガイド京都・大阪を発売

「7軒を三つ星評、京都・禅寺「建仁寺」で発表」

 フランスのタイヤメーカー・ミシュランは京都市東山区の禅寺「建仁寺」で10月13日、レストラン・料理店を星で格付けする「ミシュランガイド京都・大阪2010」の概要を発表した。食の都・関西での出版ということでマスコミもテレビ、新聞、雑誌関係者など160人余りが集まり会見内容に注目した。

 今回ガイドに掲載された施設数は203軒で、このうち150軒が一つから三つで星評価された。最高ランクの三つ星には、京都の菊乃井本店、吉兆嵐山本店、千花、つる家、瓢亭、未在の京料理店6軒と大阪のフランス料理店「ハジメ」の計7軒が選ばれた。

 全施設203軒の内訳は147軒がレストラン・料理店、34軒がホテル、そして日本旅館22軒が初めて掲載された。レストラン・料理店では日本料理の懐石、割烹、精進料理、ふぐ料理、そば、寿司、天ぷら、串揚げ、うなぎ、おでん、居酒屋などさまざまな様式が含まれ、これにフランス、中国料理、ステーキハウスなど選ばれている。

 星評価のうち二つ星はレストラン・料理店が24軒(京都12軒、大阪12軒)で、旅館は京都の「要庵 西富家」が選ばれた。一つ星は116軒(京都64軒、大阪52軒)で、旅館は京都の柊家と美山荘の2軒となった。  ミシュランによると京都・大阪版は07年から8人(うち日本人7人)の調査員がリストアップした京都・大阪のレストラン・料理店、ホテル・旅館約1千軒を匿名で訪ね、料理・サービスを体験し評価したという。

 日本のガイド発行は2007年の東京に続く2カ所目で、アジアでは08年に香港・マカオ版が発行されている。「京都・大阪」版は10月16日から全国の主要書店で発売される。価格は税込みで2415円。

JTBWebアンケートー北海道、沖縄、宮崎が人気

「8割が「物産館に行った」、65%はその後旅行で訪問」

 JTBはWebアンケートで「物産館(物産展)やアンテナショップ行ったことがあるか」を聞いた。それによると、80%が行ったことがあると答えた。有効回答数は1200件。

 どんなときに行くかについては、(1)たまたま立ち寄る(35%)(2)ふと行ってみようと思い立ったとき(27%)(3)旅行後に興味を持ったとき(25%)などが上位に。

 頻度は(1)半年に1回(32%)(2)2―3カ月に1回(29%)が多かった。

 行く目的は(1)その土地の味覚に出会えるから(43%)(2)何か珍しいものがあるかもしれないという興味(39%)が圧倒的多数を占めた。

 物産館を訪れた後、その土地に旅行を行ったことがあるか、という質問では65%が「ある」と答えた。

 さらに、1番好きな物産館をあげてもらうと、北海道スイーツなどグルメが豊富な「北海道」が断トツで人気を集めた。次いで、(2)沖縄県(3)宮崎県(4)鹿児島県(5)京都府(6)宮城県(7)青森県――と続く。

「100選」の中間集計 2回目

 旅行新聞新社が主催する新春恒例のイベント「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」。35回目の投票が今年も10月1日から始まった。締め切りは10月末日。全国の旅行会社からの投票に基づき、「ホテル・旅館100選」と「観光・食事、土産物施設100選」および「優良観光バス30選」をそれぞれ選出する。「ホテル・旅館100選」で投票のあった施設を、前号に引続き中間集計として発表する。(順不同)

 【北海道】  第一滝本館▽登別石水亭▽あかん遊久の里鶴雅▽知床第一ホテル▽知床グランドホテル北こぶし▽登別グランドホテル▽支笏湖第一寶亭留翠山亭▽十勝川温泉第一ホテル▽ホテル網走湖荘▽丸駒温泉旅館▽ホテル大平原▽望楼NOGUCHI登別▽御園ホテル▽ホテル大雪▽登別万世閣▽ホテル鹿の湯▽章月グランドホテル▽ホテルノイシュロス小樽

 【青森県】  花禅の庄▽浅虫観光ホテル▽奥入瀬渓流ホテル▽まかど温泉富士屋ホテル▽南田温泉ホテルアップルランド▽ホテルニュー薬研▽ホテルグランメール山海荘▽古牧温泉青森屋▽稲垣温泉ホテル花月亭▽南津軽錦水

 【岩手県】  佳松園▽浄土ヶ浜パークホテル▽ホテル志戸平▽ホテル紫苑▽結びの宿愛隣館▽長栄館▽滝の湯いつくし園▽山水閣▽ホテル対滝閣▽ホテル森の風鶯宿▽ホテル千秋閣▽陸中海岸グランドホテル▽愛真館▽花ごころの宿渡り▽幸迎館

 【宮城県】  松島ホテル一の坊▽篝火の宿緑水亭▽鳴子観光ホテル▽南三陸ホテル観洋▽ホテル海風土▽ホテル壮観▽伝承千年の宿佐勘▽ホテル王将華夕美▽ホテル松島大観荘▽遠刈田ホテルさんさ亭▽ホテルニュー水戸屋▽鷹泉閣岩松旅館▽ホテルきよ水▽名湯の宿鳴子ホテル▽La楽リゾートホテルグリーングリーン▽ゆづくしの宿一の坊▽秋保フォレスト岩沼屋▽花ごころの湯新富亭▽深山荘高見屋差▽ますや  【秋田県】  海と入り陽の宿帝水▽男鹿観光ホテル▽湯瀬ホテル▽姫の湯ホテル▽セイコーグランドホテル▽男鹿グランドホテル▽さとみ▽妙の湯▽雄山閣▽鶴の湯温泉

 【山形県】  たちばなや▽八乙女▽日本の宿古窯▽萬国屋▽月岡ホテル▽上杉の御湯御殿守▽展望露天の湯有馬館▽天童ホテル▽ニュー村尾浪漫館▽ほほえみの宿滝の湯▽蔵王国際ホテル▽葉山館▽河鹿荘▽仙峡の宿銀山荘▽ホテル満光園▽海辺のお宿一久▽遊水亭いさごや▽つたや肘折ホテル▽蔵王四季のホテル▽亀や▽華夕美日本海▽湯坊いちらく▽いきかえりの宿瀧波▽天神の御湯あづま屋▽ホテル王将▽ゆめみの宿観松館▽愉海亭みやじま▽竹屋ホテル▽九兵衛旅館▽天神の湯あづま屋▽鹿又屋旅館

 【福島県】  匠のこころ吉川屋▽八幡屋▽ホテル華の湯▽大川荘▽庄助の宿瀧の湯▽丸峰観光ホテル▽スパリゾートハワイアンズ▽四季彩一力▽御宿東鳳▽陽日の郷あづま館▽山房月之瀬▽山水荘▽舌鼓の宿浜とく▽御宿かわせみ▽旅館玉子湯▽東山グランドホテル

 【茨城県】  五浦観光ホテル別館大観荘▽筑波山江戸屋▽思い出浪漫館▽筑波山ホテル青木屋∇山海館∇大洗ホテル  【栃木県】  あさや▽宿屋伝七▽伴久ホテル▽花の宿松や▽鬼怒川グランドホテル夢の季▽きぬ川ホテル三日月▽日光千姫物語▽ホテルニュー塩原∇若竹の庄▽湯ったりの宿松楓楼松屋▽彩り湯かしき花と華▽鬼怒川観光ホテル∇本家伴久萬久旅館∇鬼怒川パークホテルズ∇ホテルサンシャイン益子舘∇ホテル鬼怒川御苑∇ホテルサンシャイン鬼怒川▽山水閣▽那須ビューホテル

 【群馬県】  四万やまぐち館▽花のこころ和のこころ水上館▽福一▽草津温泉ホテル櫻井▽ホテル木暮▽旅館たにがわ▽温泉三昧の宿四万たむら▽万座温泉日進舘▽舌切雀のお宿ホテル磯部ガーデン▽源泉湯の宿松乃井▽望雲▽ホテル天坊▽香雲館▽ホテル高松▽豆腐懐石猿ヶ京ホテル▽奈良屋▽古久家▽ホテル松本楼▽旅館万座亭▽金盛舘せゝらぎ▽法師温泉長壽館▽草津ホテル▽草津ナウリゾートホテル▽辰巳館▽別邸仙寿庵▽吟松亭あわしま▽湯畑源泉大東館▽老神観光ホテル観山荘▽ホテルふせじま▽ホテル軽井沢1130▽四万グランドホテル▽昔心の宿金みどり▽大阪屋

 【千葉県】  満ちてくる心の宿吉夢▽鴨川グランドホテル▽鴨川ヒルズリゾートホテル▽鴨川館▽鴨川ホテル三日月▽海の湯宿花しぶき

 【東京都】  澤の屋▽水月ホテル鴎外荘∇助六の宿貞千代▽浅草ビューホテル▽ウエスティンホテル東京

 【神奈川県】  天成園▽海石榴▽ふきや▽山翠楼

 【山梨県】  慶雲館▽銘石の宿かげつ▽ホテル鐘山苑▽若草の宿丸栄▽山岸旅館▽ホテルふじ▽湖山亭うぶや▽秀峰閣湖月▽ホテル君佳▽ホテル甲斐路▽下部ホテル▽富士レークホテル▽ホテル八田▽華やぎの章慶山▽石和常磐ホテル

 【長野県】  旅館花屋▽藤井荘▽ホテル翔峰▽ホテル椿野▽上諏訪温泉浜の湯▽街道浪漫おん宿蔦屋▽ホテル白樺荘▽上林ホテル仙壽閣▽緑翠亭景水▽ホテル木曽路▽野沢グランドホテル▽ホテルやまぶき▽つたや季の宿風里▽立山プリンスホテル▽山野草の宿二人静▽白船グランドホテル▽あぶらや燈千▽旅の宿滝の湯▽よろづや▽明神館▽双泉の宿朱白▽月下美人▽常盤館▽ホテル清風園▽湯元ホテル阿智川▽斎藤ホテル▽ユルイの宿恵山▽蓼科グランドホテル滝の湯▽ぬのはん▽昼神グランドホテル天心▽日長庵桂月▽RAKO華乃井ホテル▽中松屋▽清風荘▽七草の湯▽湯多利の里 伊那華▽山翠▽笹屋ホテル▽七味温泉ホテル渓山亭▽五龍館▽亀清旅館▽蓼科温泉ホテル親湯▽白馬アルプスホテル▽高峰温泉▽唐沢鉱泉

 【新潟県】  白玉の湯泉慶・華鳳▽四季を彩る湯沢グランドホテル▽水が織りなす越後の宿双葉▽ホテル清風苑▽ゆもとや▽四季の宿みのや▽ホテル小柳▽ホテル摩周▽夕映えの宿汐美荘▽風雅の宿長生館▽赤倉ホテル▽日本海の天守閣岬館▽ホテル吾妻▽大観荘せなみの湯▽佐取館▽綿々亭綿屋▽越路荘▽和泉屋▽月岡ニューホテル冠月▽著莪の里ゆめや▽温泉御宿龍言

 【静岡県】  いなとり荘▽ホテル九重▽坐漁荘▽稲取銀水荘▽下田セントラルホテル▽季一遊▽ホテルカターラ福島屋▽柳生の庄▽観音温泉▽堂ヶ島ニュー銀水▽稲取東海ホテル湯苑▽きらの里▽桂川▽ホテル伊豆急▽ホテルサンハトヤ▽堂ヶ島温泉ホテル▽楽山やすだ▽ホテルウェルシーズン浜名湖▽瑞の里○久旅館▽熱川プリンスホテル▽あさば▽つるや吉祥亭▽堂ヶ島小松ビューホテル▽望水▽観音温泉▽西伊豆クリスタルビューホテル▽館山寺レイクホテル花乃井▽赤沢温泉ホテル▽舘山寺サゴーロイヤルホテル▽焼津グランドホテル∇あたみ百万石▽ホテルアンビア松風閣▽嵯峨沢館▽湯回廊菊屋▽花のおもてなし南楽▽熱海後楽園ホテル▽羽衣ホテル▽清流荘▽大沢温泉ホテル依田之庄▽大観荘▽落合楼村上▽青山やまと▽海辺のかくれ湯清流

 【愛知県】  ホテル東海園▽ホテル竹島▽ひがきホテル▽源氏香▽旬景浪漫銀波荘▽名鉄犬山ホテル▽日間賀観光ホテル▽伊良湖ガーデンホテル▽ホテル日間賀荘▽吉良観光ホテル▽冨士見荘▽ホテルたつき▽天空海遊の宿末広▽魚友▽ホテルシーパレスリゾート

 【三重県】  戸田家▽風待ちの湯福寿荘▽ホテル花水木▽鳥羽シーサイドホテル▽サン浦島悠季の里▽賢島宝生苑▽シーサイドホテル鯨望荘▽ホテル芭新萃▽ホテル季の座▽鳥羽ビューホテル花真珠

 【岐阜県】  本陣平野屋花兆庵▽岐阜グランドホテル▽水明館▽高山グリーンホテル天領閣▽穂高荘山月▽ひだホテルプラザ▽ホテルくさかべアルメリア▽旅館御岳▽奥飛騨ガーデンホテル焼岳▽湯之島館▽ホテル穂高  【富山県】  金太郎温泉▽宇奈月国際ホテル▽延楽▽ホテル立山▽延対寺荘▽宇奈月グランドホテル▽永芳閣

 【石川県】  加賀屋▽瑠璃光▽法師▽雄山閣▽ゆのくに天祥▽辻のや花乃庄▽日本の宿のと楽▽花紫▽茶寮の宿あえの風▽花つばき▽たちばな四季亭▽ホテル百万石▽お花見久兵衛▽松籟荘千味万彩▽ゆ湯の宿白山菖蒲亭▽宿守屋寿苑▽ゆけむりの宿美湾荘▽厨八十八▽みどりの宿萬松閣▽ホテル高州園▽銀水閣▽想い出づくり百峰閣▽吉田屋山王閣▽加賀観光ホテル▽紅柿荘

 【福井県】  まつや千千▽グランディア芳泉▽あわらグランドホテル▽あわら温泉美松

 【滋賀県】  びわ湖花街道▽暖灯館きくのや▽旅亭紅葉▽里湯昔話雄山荘▽京近江▽紅鮎▽浜湖月▽ホテルレイクヴィラ▽湯元舘

 【京都府】  松園荘保津川亭▽京都ホテルオークラ▽嵐山辨慶▽柊家▽旅庵花月▽おもてなしの宿渓山閣▽千松▽油屋▽渡月亭▽聖護院御殿荘

 【兵庫県】  淡路インターナショナルホテル・ザ・サンプラザ▽佳泉郷井づつや▽ホテル金波楼▽西村屋ホテル招月庭▽有馬グランドホテル▽朝野家▽ホテルニューアワジ▽銀波荘▽赤穂ロイヤルホテル▽奥城崎シーサイドホテル▽月光園

 【奈良県】  さこや

 【和歌山県】  ホテル中の島▽かつうら御苑▽ホテル浦島▽白良荘グランドホテル▽花いろどりの宿花游▽紀州・白浜温泉むさし▽大阪屋ひいなの湯▽高野山温泉福智院▽柳屋

 【鳥取県】  華水亭▽皆生つるや▽三朝館▽依山楼岩崎▽皆生グランドホテル天水▽花屋別館▽三朝温泉後楽▽斉木別館

 【島根県】  曲水の庭ホテル玉泉▽佳翠苑皆美▽玉造グランドホテル長生閣▽白石家▽華仙亭有楽

 【岡山県】  湯郷グランドホテル▽鷲羽ハイランドホテル▽八景▽せとうち児島ホテル▽清次郎の湯ゆのごう館▽癒しの宿輝乃湯▽季譜の里

 【広島県】  宮島グランドホテル有もと▽石亭▽ホテル鴎風亭▽みやじまの宿岩惣▽景勝館漣亭▽ホテル清風館▽ホテルみや離宮

 【山口県】  萩観光ホテル▽大谷山荘▽北門屋敷▽西の雅常盤▽白木屋グランドホテル▽錦帯橋温泉ホテルかんこう▽湯本観光ホテル西京▽ホテル松政▽ホテルかめ福▽名勝山水園▽松田屋ホテル

 【徳島県】  和の宿ホテル祖谷温泉

 【香川県】 湯元こんぴら温泉華の湯紅梅亭▽琴平グランドホテル桜の抄▽石灯りの館花樹海▽湯元ことひら温泉琴参閣▽リゾートホテルオリビアン小豆島

 【愛媛県】  ふなや▽道後舘▽道後プリンスホテル▽大和屋本店

 【高知県】  城西館▽三翠園▽土佐御苑▽足摺パシフィックホテル花椿

 【福岡県】  ほどあいの宿六峰舘▽大丸別荘

 【佐賀県】  萬象閣敷島▽和多屋別荘▽唐津シーサイドホテル▽ホテル桜▽ホテル華翠苑▽ホテル春慶屋

 【長崎県】  新湯ホテル▽雲仙宮崎旅館▽東園▽旅亭半水盧▽平戸千里ケ浜温泉ホテル蘭風▽矢太樓▽ホテル東洋館▽国際観光ホテル旗松亭▽有明ホテル▽かねや別館▽伊勢屋旅館

 【熊本県】  三愛高原ホテル▽杖立観光ホテルひぜんや▽黒川荘▽清流山水花あゆの里▽望月旅館▽観光ホテル天草屋▽丸小ホテル

 【大分県】  由布院玉の湯▽ホテル白菊▽花菱ホテル▽杉乃井ホテル▽亀の井別荘▽九重悠々亭▽由布院ことぶき花の庄▽ホテル三泉閣

 【宮崎県】  青島グランドホテル▽酒泉の杜綾陽亭▽宮崎観光ホテル

 【鹿児島県】  指宿白水館▽霧島山上ホテル▽ホテル秀水園▽指宿フェニックスホテル▽旅館吟松▽指宿シーサイドホテル▽指宿海上ホテル▽城山観光ホテル▽霧島国際ホテル▽霧島ホテル▽霧島いわさきホテル▽屋久島いわさきホテル

 【沖縄県】  はいむるぶし▽リザンシーパークホテル谷茶ベイ▽リゾートホテル久米アイランド▽南の美ら花ホテルミヤヒラ▽カヌチャベイホテル&ヴィラズ▽ホテル日航八重山▽ホテルムーンビーチ▽沖縄残波岬ロイヤルホテル▽ラグナガーデンホテル

延べ宿泊数7.9%減、旅館稼動率は45.6%、宿泊旅行統計 4-6月

 観光庁がまとめた宿泊旅行統計調査(09年4―6月)によると、延べ宿泊者数は前年同期比7・9%減の6742万人泊。都道府県別上位は東京都が811万人泊、北海道が523万人泊、千葉県が338万人泊。以下、大阪府、静岡県と続き、上位5県で全体の3割超のシェアを占めた。

 増加したのは同4・3%増の石川県、同2・8%増の沖縄県、同1・8%増の長野県、同0・6%増の新潟県の4県。一方、滋賀県が同23・1%減、京都府が同20・3%減と大幅減となった。

 外国人延べ宿泊者数は同31・8%の410万人泊。宿泊者全体に占める割合は6・1%。都道府県別上位は東京都が152万人泊、大阪府が46万人泊、千葉県が32万泊。国籍別では1位が台湾、2位がアメリカ、3位が中国。上位3カ国で全体の約4割を占めた。

 同一施設における1人当たりの平均宿泊数は1・25泊、外国人は1・57泊とやや長め。都道府県別では、沖縄県が1・60泊、京都府が1・47泊。

 全国平均の客室稼働率は旅館が45・6%、リゾートホテルが44・3%、ビジネスホテルが58・7%、シティホテルが62・3%。

 調査は従業員数10人以上のホテル、旅館および簡易宿泊所1万38施設を対象に行い、回収率は72・7%だった。

お台場の夜景など、日の丸 新たに2コース運行

 日の丸自動車興業(東京)は東京都内を運行する定期観光バスの2回建てオープントップンバス「スカイバス東京」に、東京タワーやレインボーブリッジのほか、お台場の夜景なども楽しめる2コースを10月10日から新たに設けた。これで既存の「皇居・銀座・丸の内」コースと合わせて3コースになった。

 「お台場夜景コース」のルートは皇居―東京タワー―レインボーブリッジを経由して、お台場アクアシティへ。ここでは下車して60分間の休憩を取る。その後はレインボーブリッジ―築地―銀座―日比谷を走る。出発時刻は18時30分で、所要時間は約120分。料金は大人2千円、子供1千円。

 一方、「東京タワー・レインボーブリッジコース」は、レインボーブリッジまで夜景コースと同ルートをたどり、この後は勝どき―築地―銀座を回る。所要時間は約60分で、すべて車窓観光。料金は大人1700円、子供800円。出発時刻は10時20分、11時40分、12時20分、13時40分、14時20分、15時40分、16時20分、17時40分。 両コースともJR東京駅前の三菱ビル発着で、運行は1月1日を除く毎日。