AirX、千葉県船橋市と協定結ぶ 災害時の緊急輸送について

2024年3月12日(火) 配信

左から松戸徹市長、手塚究代表

 ヘリコプターやプライベートジェットなど、次世代エアモビリティ事業などを手掛けるAirX(手塚究代表、東京都千代田区)は3月11日(月)、千葉県船橋市(松戸徹市長)と「災害時における緊急輸送等に関する協定」の締結式を行った。

 この協定を通して、同社は「船橋市で地震や風水害その他の災害が発生、もしくは発生する恐れがある場合、またはほかの市町村の区域で災害が発生した場合において、ヘリコプターを活用した救援物資や資機材などの輸送による支援活動に協力する」とした。

 船橋市が掲げる「命と暮らしを守る強靭なまち」の実現に寄与し、地域住民の安全・防災面における暮らしの豊かさを支援していく考え。

東武トップツアーズ、竹ぱらとコラボ 東武動物公園を舞台に

2024年3月14日(火) 配信

「竹下☆ぱらだいす」が特別出演

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は3月23日(土)、東武動物公園(埼玉県・宮代町)で、人気アーティスト「竹下☆ぱらだいす」とのコラボレーションイベント「竹ぱらとテーマパークで歌って踊ろう」を実施する。子供から絶大な人気を集める「竹下☆ぱらだいす」が特別に出演し、テーマパーク内のイベントステージ「HOLA!」で歌とダンスのパフォーマンスを披露する。

 イベント1回目が午前11:00開演(10:00開場)、2回目が午後1:30開演(00:30開場)。「HOLA!」ではS席、桟敷席、車いす席の全席指定のほか、立見席を用意している。チケット代は入園料込みで大人3600~4200円、子供2600~3200円で、イベント特設サイトで販売している。

 このほか、グッズ販売を午前9:30~午後4:00に行う。グッズは鑑賞チケットを持っていなくても購入できる(東武動物公園入園料は別途必要)。

4月6日、「熱川に、九份が灯る。」 台湾提灯の下で夜の街歩きを

2024年3月12日(火) 配信

点灯式ポスター

 「熱川に、九份が灯る。」――。伊豆熱川温泉旅館組合(静岡県・東伊豆町)はこのほど、台湾観光庁や台湾観光協会などの協力で「熱川 台湾提灯プロジェクト」を開始した。夜の街歩きを楽しんでもらうため、800個の提灯が常設で熱川温泉を彩る。4月6日(土)の午後7時から、伊豆急行線の伊豆熱川駅前で点灯式を開く。

 同プロジェクトは2022年に東伊豆町の町長に就任した岩井茂樹町長の肝いりで、減少する熱川温泉への入込客や賑わいを取り戻そうと町の重要施策として計画してきた。当初は戸惑っていた地元の観光関係者も町長の熱意を受け、一致団結。交流をはかってきた台湾との関係もさらに深まり、各機関や団体からさまざまな支援を受けて実現したという。

 点灯式では、熱川道灌太鼓の演奏や、横浜中華学院校友会による中華獅子舞演舞などが企画されているほか、打ち上げ花火も行い盛り上げる。花火は午後8:30分から。当日に熱川温泉旅館組合加盟の宿に宿泊した人には先着で台湾観光庁提供の台湾茶ティーパックをプレゼントする。

東武トップツアーズ、道路走る鉄道車両 下松市で見学ツアー

2024年3月12日(火) 配信

台湾特急車両を専用トレーラーに載せて陸上輸送する

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)はこのほど、山口県の下松市観光協会を運営する下松商工会議所と連携し、山口県下松市で4月27日(土)に行われる「道路を走る鉄道車両!見学プロジェクト」のツアーを売り出した。同PJの陸上輸送は3回目、5年ぶりの開催。旅行日程は1泊2日で、26日(土)~27日(土)、27日(土)~28日(日)の2本を設定している。

 下松市は、大正時代から工業都市として発展し、現在では周南工業地域の中核として、鉄道車両や船舶などの輸送関係から鉄鋼、半導体製造に係るハイテク産業まで、幅広い製造業のまちとしてさまざまな「ものづくり」が行われている。

 同ツアーでは、同市にある日立製作所笠戸事業所で製造された「国営台湾鉄路㈱向け 都市間特急車両EMU3000」が同事業所前から下松駅南口間の往復約3.3キロを専用トレーラーに載せて陸上輸送する。全国的にも珍しい、日中に鉄道車両を陸上輸送するようすを見学する内容のほか、「ものづくりのまち くだまつ」を全国に配信するため、イベントエリアやものづくり企業フェアも企画している。

 特別観覧席からの見学のほか、下松市の特産品であるシイタケ狩りの体験、観光地である笠戸島の絶景を背景にバーベキューを実施するなど、下松市の魅力に触れられる内容のツアーとなっている。

 旅行代金は大人2万700~3万300円、小学生1万9600~2万5700円。最少催行人員は20人。参加申し込みは東武トップツアーズ山口支店、締め切りは3月28日(木)まで。

 TEL=東武トップツアーズ山口支店 050(9002)5460。営業日・営業時間=月~金の午前9:30~午後5:30(休業日は土・日・祝祭日)。

3月30日に第39回姫路城観桜会 桜の開花早まり初の3月開催

2024年3月12日(火) 配信

三の丸広場で開く

 兵庫県姫路市で3月30日(土)、姫路の春の風物詩「姫路城観桜会」が開かれる。これまで4月初旬に行ってきたが、39回目となる今回は、例年桜の開花が早まっていることから初の3月開催となる。

 姫路城三の丸広場を会場に、午前10時から午後4時まで開催する。ステージでは、オープニングセレモニーのほか、和太鼓演奏や観光PRなどを行う。おもてなしコーナーでは、お茶席を設けるほか、地酒や団子、弁当などを販売する。

 関連イベントとして、春の食のイベント「ひめじぐるめらんど」が3月29日(金)~3月31日(日)まで大手前公園で行われる。また、姫路城夜桜会は姫路城西の丸庭園で3月29日(金)~4月7日(日)まで。今年は「千姫幻想曲輪」と題し、「千姫」が愛した庭園「曲輪」を舞台に四季をイメージしたライトアップを行う。観覧料は大人600円、子供200円。

JTAとRACが特別デザイン機就航 沖縄の世界自然遺産普及啓発を

2024年3月11日(月) 配信

特別デザイン機

 日本トランスオーシャン航空(JTA、野口望社長、沖縄県那覇市)と琉球エアーコミューター(RAC、波平進社長、沖縄県那覇市)は3月6日(水)から、「世界自然遺産」特別デザイン機の就航を開始した。沖縄県の世界自然遺産の普及啓発が狙い。就航期間は約1年間を予定する。

 沖縄県が世界自然遺産普及啓発事業の一環として実施した、北部地域12市町村と八重山地域3市町の小・中学生を対象にした図画コンクールの受賞作品デザインをラッピングした。特別デザイン機はJTAが1機、RACが1機。

 なお、特別機は同日の沖縄県主催「やんばる・西表島図画コンクール」表彰式・ラッピング飛行機お披露目式のあとから運航を始めた。

阪急交通社、秋田県と連携協定結ぶ 秋田県初の旅行会社との協定

2024年3月11日(月) 配信

2者はこのほど、包括連携協定を結んだ

 阪急交通社(酒井淳社長)は3月7日(木)、秋田県(佐竹敬久知事)と観光振興をはじめとした地域社会の活性化及び、豊かな社会の実現を目的とする包括連携協定を結んだ。秋田県が旅行会社と協定を締結するのは初めてとなる。

 連携協定では、①観光の振興②観光人材の育成・確保③県産農林水産物、県産食品及び工芸品などの振興④危機管理⑤環境保全やエネルギー政策の推進⑥その他両者が必要と認める事項──などに取り組む。

 観光振興では、同社が企画する全国各地発着の募集型企画旅行により、冬季など閑散期の需要増に取り組み、年間を通じて秋田県への観光誘客を目指す。

 秋田県の四季折々の自然や多彩な祭り、伝統芸能など、県独自の特性を生かした観光促進などに努め、秋田県の課題解決に向けて多面的な連携をはかる。

KNT-CT3社合同「とびだせ いざ!にっぽん旅キャンペーン」

2024年3月11日(月) 配信

キャンペーン第1弾は4月1日から

 KNT―CTホールディングス(米田昭正社長、東京都新宿区)は、グループ旅行会社3社とKNT―CTパートナーズ会と共同し、「2024年度とびだせ いざ!にっぽん旅キャンペーン」を実施する。CP期間は4月から1年間。人気の高い九州・沖縄、北海道方面を対象に、2回に分けてCPを行う。

 グループ旅行会社は近畿日本ツーリスト、近畿日本ツーリストブループラネット、クラブツーリズムの3社。同CPは、3社が企画と実施、販売する主に九州・沖縄・北海道を目的地とした個人型旅行商品を中心に展開する。これら以外にも地域を問わず日本全国のKNT―CTパートナーズ会と連携し、地域の旬な情報を今後の企画に盛り込んでいく。

 CP第1弾は、4月1日(月)~9月30日(月)出発の九州・沖縄方面募集型企画旅行や旅行商品の参加者が対象。九州方面は「とらふぐ炙り&唐揚げ」、沖縄方面が「ブルーシールアイスクリームセット」をそれぞれ抽選で300人にプレゼントする。

 第2弾は、10月1日(火)~2025年3月31日(月)出発の北海道方面募集型企画旅行や旅行商品の参加者が対象。抽選で300人に「毛ガニ」をプレゼントする。なお、第2弾の対象商品情報などは、CP開始時にあらためて発信するとしている。

北陸新幹線延伸控え、渋谷で「敦賀・若狭フェア」開催 サイクリングルートや御食国と呼ばれた食文化を紹介

2024年3月11日(月) 配信

花換まつりを体験する杉本知事

 福井県では2024年3月16日(土)の北陸新幹線福井・敦賀延伸に合わせて、「青々吉日TSURUGA WAKASA」のコンセプトのもと、「敦賀・若狭」への周遊を促すさまざまなプロモーションに取り組んでいる。3月8日(金)~10日(日)には東京・渋谷で「青々吉日 敦賀・若狭フェア」を開き、若狭湾サイクリングルート「わかさいくる」や御食国(みけつくに)と呼ばれた食文化などを紹介した。

 2024嶺南誘客キャンペーン実行委員会の主催。8日(金)はメディア向内覧会けとして開催した。杉本達治知事も会場に駆けつけ「渋谷で敦賀・若狭の魅力を体感いただき、3月16日になったら、ぜひ現地へお越しください」と呼び掛けるとともに、「石川・富山・新潟の3県とともに、北陸全体のPRに力をいれていきたい」とあいさつ。卓越した技術者を国が表彰する「現代の名工」に選ばれた、昆布すき職人・別所昭男氏が長さ4メートルもある「おぼろ昆布」をすくようすを披露した。

長さ4メートルもある昆布をすくパフォーマンスを披露

 キャンペーン名称の「青々吉日」は、若狭湾や5色に輝く三方五湖など、豊かな自然の「青々」と、寺社仏閣や暦の風習を連想させる「吉日」を組み合わせたもの。フェア期間中、福娘による花換(はなかえ)まつり(敦賀市・3月30日~4月9日開催)のPRや、若狭塗箸研ぎ出し、若狭パールのアクセサリー作りなど、若狭の工芸体験、福井県自転車アンバサダー中島康晴氏と自転車競技を通して世界を股にかける栗村修氏によるトークショー(9日)を開催した。

宿泊中の体調不良にオンライン診療でサポート ノーススターとベッセルホテルズ連携

2024年3月11日(月) 配信

2者はこのほどの連携で、ホテル宿泊者がオンライン診療を受けられる体制を構築した

 ノーススター(田北浩大社長、東京都中央区)は、ベッセルホテル開発(瀬尾吉郎社長、広島県福山市)と3月1日(金)に包括連携協定を結んだ。ノーススターが運営する子供のオンライン診療アプリ「キッズドクター」と、ベッセルホテル開発が運営する全35ホテルが連携することで、旅行者の急な体調不良時にアプリを介してオンライン診察が受けられる体制を構築する。

 ベッセルホテルズは、運営するすべてのホテルで「18歳以下は同室添い寝で無料」「ベビーカーやベビーベッドなどの子供用グッズを無料貸出」「添い寝利用の5歳以下の子供は朝食無料」などの家族向けサービスを実施している。また、このうち4ホテルは、ウェルカムベビーのお宿に選ばれている。

 今回の連携により、ホテル滞在中に子供や家族が体調を崩した際、ホテルの部屋からオンライン診療で医師の診察を受けられ、医師が必要と判断すれば薬局で薬を受け取ることができる取り組みを始めた。

 また、ホテル従業員向けに、通常は3カ月に3回まで無料となるキッズドクターの「チャット健康相談」が無制限で利用できるプランを提供するなどの取り組みを行っていく予定。