2024年7月26日(金) 配信
観光庁は今年5月31日~6月24日まで「地域観光新発見事業」の2次公募を実施していたが、このほど選定委員会の審査の結果、北海道訪日教育旅行促進協議会の「北海道初!学生による『地域密着型』探究学習ツアー創出・販売事業」など、361件を採択事業として決定した。
同庁ホームページ(https://www.mlit.go.jp/kankocho/kobo05_00023.html)で公表している。
2024年7月26日(金) 配信
観光庁は今年5月31日~6月24日まで「地域観光新発見事業」の2次公募を実施していたが、このほど選定委員会の審査の結果、北海道訪日教育旅行促進協議会の「北海道初!学生による『地域密着型』探究学習ツアー創出・販売事業」など、361件を採択事業として決定した。
同庁ホームページ(https://www.mlit.go.jp/kankocho/kobo05_00023.html)で公表している。
2024年7月26日(金) 配信
はとバス共栄会(会長=前田伸・TOKYO TOWER社長、282会員)は7月25日(木)、千葉県浦安市舞浜のホテルオークラ東京ベイで2024年度総会と懇親会を開いた。観光業界が復活へと向かうなか、はとバスと会員会社相互の繁栄へ、さらに強固な信頼関係を築いていくことを確認した。
前田会長は「コロナ禍の大変革を経て、はとバス共栄会も退会や新規入会の動きが激しくなっているが、時代の大きな変わり目とポジティブに捉えていきたい」と述べた。さらに、「今の観光業は個性の時代。ほかでは味わえない特色のあるサービスを提供しなければお客様は訪れてくれない。物価高騰や人手不足など事業環境の脅威を、皆で一緒に乗り越えていこう」とあいさつした。
はとバスの武市玲子社長は「昨年5月に新型コロナの分類が5類に引き下げられて、本格的に観光需要が戻ってきた」と説明。同社の23年度決算は、観光バス事業が堅調で、インバウンドの後押しによるホテル事業の急回復など、当初の計画を大幅に上回る見込みと報告した。
武市社長は「これはインバウンドの拡大など外的要因だけではなく、人手不足の中で頑張ってくれた社員、そして何よりも共栄会の皆様のご協力があってこそ」と感謝の意を述べた。
はとバスの東京観光利用者数(23年7月~24年6月)は外客コースを含め、約55万5000人と、前年度から約3割増加した。今年2月に豊洲千客万来がオープンしたことで、豊洲市場関係のコースが大きく伸びたという。
迎賓館・赤坂離宮のコースも根強い人気があり、共栄会の観光・食事施設とさまざまな組み合わせによってラインナップを拡充。2階建てオープントップバスで、東京タワーのメインデッキから東京の夜景を楽しむ「東京プレミアムナイトドライブ」も好調で、7月からは東京スカイツリーからの展望を組み込んだ「ディスカバーナイトドライブ」コースもスタート。武市社長は「皆様と一緒に付加価値の高い、はとバスならではの商品をつくっていきたい」と語った。
今年度は、秋に実務担当者研修旅行(バス日帰り)、12月にゴルフコンペ(共栄会杯)、来年1月に新年賀詞交歓会(シンフォニー・ランチクルーズ)などを予定している。
総会終了後には、航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏が「アフターコロナの国内旅行最新事情」をテーマに講演した。
2024年7月26日(金) 配信
ANA X(神田真也社長、東京都中央区)はこのほど、毎月29日に開催している「ANAにキュン!」の7月のキャンペーン内容を発表した。29日はANA(全日本空輸)感謝の日と位置づけ、月替わりでさまざまなお得なクーポンなどを発行している。今月は人気の国内線特典航空券減額マイルキャンペーンが登場する予定だ。対象は全方面で、搭乗期間は8月1~31日まで。
「ANAにキュン!」CP商品の販売は7月29日(月)午前零時~午後11:59まで。企画の詳細は販売と同時に公開されるが、一部事前公開された内容では、ANAトラベラーズ国内ダイナミックパッケージの秋旅行に使えるクーポンなどを用意。
ANAトラベラーズホテルで人気のテーマパーク周辺でお得な価格やプランも設定する。
海外ダイナミックパッケージ&オプショナルツアーは最大25万円分の割引クーポンを用意するほか、ハワイのオプショナルツアーはマイルが3倍になる。
このほか、ANAMallやANAふるさと納税、ANAの保険などでも企画を実施する予定という。
2024年7月26日(金) 配信
登別温泉初のベーカリーがオープン――。
登別温泉でホテル・アウトドアツアーを展開する滝本グループは8月1日(木)、アドベンチャートラベラー向けのホテル「adex inn」(南智子社長、北海道登別市)の客室リニューアルオープンと合わせて、ホテル内に「adex BAKERY&CAFE」を開業する。
朝から職人が焼き上げる、フランス産発酵バターと飲める温泉を使用した“温泉クロワッサン”が目玉商品の一つ。ベーコンエピ・ゴルゴンゾーラとはちみつのカンパーニュ系や、紅玉を使用したアップルパイなど15~20種類の焼き立てパンが並ぶ。営業時間は午前8時~午後10時まで。地獄谷から徒歩5分、第一滝本館の向かい。
2024年7月26日(金) 配信
ジャルパック(平井登社長、東京都品川区)はこのほど、JALPAKブランド誕生60周年特別企画ツアー「ドイツ車4大ミュージアムとニュルブルクリンクを訪ねる8日間」を売り出した。ツアーコンダクターと巡るドイツへの旅で、往復直行便のJALビジネスクラスまたはJALプレミアムエコノミークラスを利用する。
ドイツが誇るベンツとポルシェ、BMW、アウディ、4つのドイツ車ミュージアムや世界最長で数多くの自動車メーカーが試験走行を行うことで有名なサーキット・ニュルブルクリンク、世界の名車プライベートコレクションなどを楽しむ。ドイツ在住の日独コーディネーターでドイツ車と日本車双方に詳しいモーターナビゲーターが同行して、各博物館で丁寧な解説を行う。
マンハイムではカール・ベンツ記念碑の目の前のホテルに宿泊し、ミュンヘンとフランクフルトではそれぞれ2連泊し、行程に余裕を持たせた。
出発日の設定は11月18日(月)、2025年1月27日(月)、2月17日(月)の3日間。出発地は成田空港。旅行代金は1室2人利用時1人分がプレミアムエコノミーで109万9000円、ビジネスクラスで139万9000円。
2024年7月26日(金) 配信
ホテルニューアワジグループ(木下学社長)は7月18日(木)、「ホテルニューアワジ別邸 淡路夢泉景」(兵庫県洲本市)に淡路焼肉割烹「琥珀(こはく)」をオープンした。
本格的な炭火グリルで味わう淡路牛をメインに、自然豊かな食の宝庫・淡路島にフォーカスした料理を味わえる割烹スタイル。地魚や島野菜などを存分に堪能できる。
同館は、グループ18軒の中でも「和風モダンテイスト」なラグジュアリーホテルとして、部屋食を中心に、個室料亭や鍋ダイニングなど、さまざまなスタイルで料理を提供している。割烹スタイルの「琥珀」(32席)は宿泊客からの多くの要望に応えたもの。
木目調をベースとした店内には細部にまで照明を施し、立体的でシャープな空間を演出。淡路牛だけでなく、アミューズ~前菜・お造り~出汁鍋など、一連の料理とともに淡路島のさまざまな地酒や、各種ワインとのペアリングも楽しむことができる。
2024年7月26日(金) 配信
全日本空輸(ANA)は8月1日(木)付けの管理職の人事異動を発表した。
パリ支店支店長兼モスクワ支店支店長兼同支店空港所所長兼ウラジオストク支店支店長兼同支店空港所所長(モスクワ支店支店長兼同支店空港所所長兼ウラジオストク支店支店長兼同支店空港所所長)辻功
▽ミラノ支店支店長兼同支店空港所所長(日本政府観光局派遣)水内賀之
2024年7月25日(木) 配信
日本オートキャンプ協会(明瀬一裕会長)が7月11日(木)に発表した「オートキャンプ白書2024」によると、23年の平均キャンプ回数は前年比0.1回増の5.5回と過去最多を記録した。これは1年を通して、2カ月に一度はキャンプ場に訪れている計算となる。同協会は「キャンプが特別の機会ではなく、より日常に近い存在になっている」との見解を示した。
平均キャンプ泊数では、同0.2泊減となったものの7.0泊と高い数字を保っている。一方で、オートキャンプ参加人口は同7.7%減の600万人だった。明瀬会長は「オートキャンプ人口そのものは減少する一方で、頻度と密度は高まる傾向にある」と述べ、23年のオートキャンプの動向について説明した。
キャンプの同行者は、「子供連れ」が43.6%で一番多く、2位の「夫婦だけ」が25.0%。3位はこれまで「他の家族と」だったが、「1人(ソロキャンプ)」が同2.8ポイント増の19.4%と過去最高の割合に達し、3位に上昇した。
前年に引き続き増加傾向にあるソロキャンプ人口について、明瀬会長は「ソロキャンパーは賑やかな週末を避けて、ゆっくりと過ごせる平日に訪れる傾向がある。それがオートキャンプ場の稼働率を押し上げる要因にもなり、昨年のオートキャンプ場の平均稼働率は19.6%と非常に高い水準を前年に引き続き維持できた」と言及した。
さらに、同じキャンプ場を繰り返し訪れるリピート回数は同1.1ポイント増の4.7回となり、過去最高を記録した。明瀬会長は「冒険的な楽しみ方もオートキャンプの魅力の1つだが、行き慣れたキャンプ場でのんびり過ごす日常の延長としての楽しみ方も、徐々に定着しつつある」と伝えた。
このような現状を踏まえ、明瀬会長は「コロナ禍が誘因となって新たにキャンプを始めた個人や家族を含め、オートキャンプが多様な階層の人々が年間を通して実践するレジャーとなった。これまで以上に、国民の生活に密着したものとなっていく」と締め括った。
「キャンプをした月」は、近年の猛暑の影響やたき火を楽しむ人が増えたことから、23年も引き続き9月がピークで、コロナ禍前の19年より平準化が進んでいる。また、利用者がキャンプ場を予約する方法は、インターネットが59.4%、次に電話が34.0%となり、初めてインターネットが電話を上回った。
全国キャンプ場の平均利用料金(大人2人、子供2人、1区画)では、5041円と初めて5000円を超えた。人件費、電気代のほか、運営に関わる費用の増大が要因。このため、キャンプ場の47.9%でシーズン料金を採用し、近年増加傾向にあると語った。
用品業界は、コロナ以前と比べて右肩上がりの傾向にある。主力であるテントの輸入金額は、22年にピークを迎えて23年は前年を大きく下回ったが、コロナ前の19年と比べて右肩上がり。コロナ禍の影響で急激な増減はあったものの、長期でみると堅調な動きと見てとれる。23年の特徴は、従来と変わらずファミリーキャンプが中心で、ソロキャンプのほか、2人用のデュオキャンプの用品購入者も目立った。日帰りでアウトドアを楽しむ「パークキャンプ」に使うクーラーボックスや、サンシェードなどの需要も増えていると述べた。
2024年7月25日(木) 配信
千葉県奥房総の亀山湖に佇む温泉旅館「亀山温泉ホテル」(鴇田英将社長)は8月1日(木)から、館内飲料と追加料理に限り、サービス料(10%)を導入する。
サービス料導入に向けて、鴇田社長は次のように語っている。
「私は千葉県の中央部、地方の温泉地である亀山温泉に生まれ育ちました。
サービス料の導入は、都会のホテルや、地方においてはブランド力のある事業者に限定されており、優秀なサービス『おもてなし』を提供している、名もなき地方の温泉旅館にはサービス料が導入されていないのが、今までの常識でした。
しかし、私はその常識を疑います。今、人手不足で疲弊する地方の温泉旅館や、私たちのような地方の名もなき宿は、決してマニュアル化されない心の籠ったサービスを提供しており、いただいたサービス料をさらなるスタッフのサービス向上へと投資し、お客様に還元していくことができると信じています。
このアクションが、人手不足や物価の高騰で悩む、ニッポンの地方旅館や宿に連鎖して、疲弊する地方の宿の福音となれば幸いです」。
2024年7月25日(木)配信
関西エアポート(山谷佳之社長)は8月19日(月)、20日(火)、関西国際空港開港30周年記念「夏休み特別企画 関西国際空港親子環境ツアー2024」を実施する。
小学4~6年生の児童とその保護者を対象にしたツアーで、空港内をバスで巡り、空港での環境対策やSDGsの取り組みを学ぶ。普段は立ち入ることができない場所で、航空機の運航における環境対策の取り組みが間近で見学できるという。
例年1日のイベントだが、30周年記念として各社協力のもと今年は2日間実施する。
各日25組50人、計50組100人の募集。8月2日(金)正午までウェブで応募を受け付けている。応募多数の場合は抽選となる。
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