道の駅サーモンパーク千歳で鮭を味わい尽くす 8月10~18日まで感謝祭開く

2024年7月20日(土) 配信

サーモン食べ比べ海鮮丼やながしサーモンなど登場

 道の駅サーモンパーク千歳(運営=ムーバー、北海道千歳市)は8月10日(土)から8月18日(日)までの期間限定で、鮭・サーモンを味わい尽くすイベント「鮭・しゃけ・SHAKEで感謝祭」を開く。鮭の魅力を多くの人に知ってもらうのが狙い。同期間で新メニューも登場する。

 提供メニューは、5種の鮭・サーモンが贅沢にのった「鮭の遡上丼 鮭祭り」や、「ながしそーめん」ならぬ「ながしサーモン」など。「夏はやっぱり紅の糸 ながしサーモン」では、そうめんのように流れてくるサーモンの刺身をキャッチし、いくら醤油で楽しむ。

 「道の駅サーモンパーク千歳」は、「物産コーナー・農産物直売所」「グリルレストラン」「フードコート」「コンビニエンスストア」の4つのエリアで構成。「物産コーナー・農産物直売所」は、自然豊かな北海道で育まれる野菜や果物と、その加工品を中心に、鮭・サーモンをテーマにした商品や調味料、箱菓子などオリジナル商品も展開する。

 「グリルレストラン」は、サーモンなどの海鮮や牛肉・豚肉・鶏肉、ハンバーグなどを用意し、“ライブ感”を楽しめるエンターテインメントレストランという。「フードコート」では、海鮮丼を提供する「海鮮丼屋 とと丸食堂」やざんぎと親子丼などが楽しめる「TAMAGOYA 親子丼とざんぎ」のほか、いちごスイーツ店、ベーカリーなどの専門店計6店舗が入る。

ANAが今冬から欧州新規3路線を就航 井上社長「ここまでの回復に感無量」 

2024年7月19日(金) 配信

井上社長(右)が新規路線を発表

 全日本空輸(ANA、井上慎一社長、東京都港区)は7月19日(金)に東京都内の本社で会見を開き、今冬、欧州に新規3路線を就航すると発表した。井上社長は同社が日本と欧州を結ぶ最大の便数を誇る航空会社であることを強調したうえで、コロナ前に就航を予定していた3路線の発表に際し、「ついにここまで戻れたかと感無量だ」と喜びを語った。新規就航地はイタリア・ミラノとスウェーデン・ストックホルム、トルコ・イスタンブール。

 同社は12月3日(火)から羽田―ミラノ線を、また2025年1月31日(金)に羽田―ストックホルム線、25年2月12日(水)に羽田―イスタンブール線の運航を開始。3路線の航空券は7月22日(月)から予約を受け付ける。

 ミラノは日本発のレジャー需要をコアターゲットに、ビジネス、訪日需要も期待できる「バランスのいい市場」(井上社長)とし、日本人6割、訪日客4割を狙う。また、同社は7月からイタリアの鉄道会社・トレニタリアと提携を開始。イタリア国内25都市をはじめ欧州各国とアクセスを結ぶことで、顧客の利便性向上につなげていく。

 ストックホルムは乗継客が多いことから、北欧へのネットワークを充実させ、新たな海外旅行先として提案していきたい考え。

 今年は日本とトルコの外交樹立100周年を迎えるなか、アジアと欧州の交流拠点であるイスタンブールについて、「ユニークな地域でポテンシャルが高い」と期待を込めた。

 このほか、7月1日(月)からはパリとミュンヘン便を毎日運航に増便しており、8月1日(木)からは羽田―ウィーン路線を復活させる。新規就航と合わせ、25年2月時点のANA欧州路線は週49便、就航都市9地点となる予定。また、日本から欧州、欧州から中東、アフリカ諸国のパートナーキャリアによるコードシェア区間は24年7月時点で34カ国、76地点となっている。

 井上社長は国際線の需要動向について、インバウンドは円安もあり「成長チャンスと捉えている。まだ伸びるだろう」と期待を込めた。

 回復が遅れているといわれるアウトバウンドについては、ゴールデンウイーク(GW)のハワイ路線の旅客数が過去最高を記録したことや、6月の旅客数が昨年に比べて1・3倍に増えていることなどに触れ、「決して需要はシュリンクしたわけではない。ビジネス需要、レジャー需要ともに確実に回復傾向にある」と強調した。

 井上社長自身もGWにハワイへ行き、旅行客にヒアリングを行ったエピソードを紹介し、「円安のなかでの海外旅行だが、皆さん旅行中は楽しみ、日本で節制すると話されていた。やりくりをしながら“今を楽しむ”という価値観が広がれば嬉しい。ムーブメントとして後押しできれば」と言及。今後もネットワークの拡大を通じ、「お客様のワクワクを応援したい。一人ひとりにとって快適で便利な世界ナンバーワンの航空会社を目指していく」と意気込んだ。

軍艦島と観光列車「ふたつ星」の旅 乾正人上席論説委員が同行(産経新聞社)

2024年7月19日(金) 配信

JR九州の観光列車「ふたつ星4047」

 産経新聞社はこのほど、世界遺産の“軍艦島”こと長崎県長崎市の端島と観光列車「ふたつ星」に乗車するツアーを売り出した。9月5日(木)に東京を出発し、長崎と佐賀をめぐる2泊3日の旅。コラム「令和阿房列車で行こう」の筆者、乾正人産経新聞上席論説委員が同行する。

 端島では専門案内人の解説を聞き、見学後に島の周囲をクルーズする。長崎駅から九州旅客鉄道(JR九州)の観光列車「ふたつ星4047」に乗車し、佐賀県の武雄温泉駅で降車する。長崎ちゃんぽんや卓袱(しっぽく)料理、呼子のイカ料理など郷土料理も堪能する。

 料金は2人1室利用時で1人18万9800円。発着は羽田空港となる。

ビッグホリデーが夏ファイナルセール 特別クーポンで最大1万円引き

2024年7月19日(金) 配信

創業60周年記念

 ビッグホリデー(岩崎安利社長、東京都文京区)は7月17日(水)から、「夏ファイナルセール」を開始した。創業60周年の感謝キャンペーンで、新幹線と宿のパッケージツアーで最大1万円引きになるクーポンを配布している。

 対象商品は往復新幹線と宿泊プランを自由に組み合わせることができ、オプションでレンタカーも追加可能。クーポンは夏休み・お盆期間も利用できる。なお、配布数は400枚限定。セールは8月5日(月)までだが、クーポンがなくなり次第終了する。

23年度ふるさと納税は「共助」 体験型返礼品も定着(ふるさとチョイス)

2024年7月18日(木) 配信

トラストバンク・川村憲一社長

 ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンク(川村憲一社長、東京都渋谷区)は7月17日(水)に東京都内で会見を開き、2023年度の総括と今後のふるさと納税について川村社長が見解を語った。23年度は「共助」がキーワードだったとし、漁業や災害支援の寄付が増加したことに触れた。このほか、新たなスタンダードとして、体験型の返礼品が定着したことにも言及した。

 会見のなかで川村社長は、トラストバンク地域創生ラボが24年4月にふるさと納税経験がある全国の寄付者(1095人)を対象に実施した「旅行とふるさと納税に関する調査」を紹介。このなかで、旅先で利用できる返礼品について既知の有無を聞いたところ、「旅館・ホテルの宿泊券」は「よく知っている」が30・0%、「聞いたことはあるがよく知らない」が51・2%となった。

 また、「現地でのアクティビティなどの体験チケット」は「よく知っている」が35・3%、「聞いたことはあるがよく知らない」が46・0%、旅先での食事などに使える「電子ポイント・商品券」は「よく知っている」が32・9%、「聞いたことはあるがよく知らない」が40・4%だった。

 川村社長は「トレンドとして、地域の関係、交流人口創出に役立つコト・トキ消費の返礼品が伸びてきており、コロナ前の約2倍となっている。体験型は実際に現地を訪れるため、ふるさと納税以外にも消費があり、地域活性化の手段として有効だ」と体験型返礼品を評価。このうえで、「前述の調査で、『知っている』は約3割だったが、これが4割5割と伸びれば可能性がもっと広がってくる」と期待した。

 ふるさと納税の今後については、「100億円に満たなかったふるさと納税が23年度は1兆円の大台を超えると言われている。このタイミングで、ふるさと納税による寄付金の使い道を再度よく考えていくことが重要だ」と強調。同社は今後、これまで以上に使い道にフォーカスし、返礼品の「お礼」だけではない価値の追求を行っていくとした。

 ふるさと納税は地域のファンづくりにつながる制度であることを述べたうえで、「賛否両論あるが、ふるさと納税により大きく変化した例が全国にはたくさんある。今後もふるさと納税が地域を元気にする制度として、発展できるように努力していきたい」と意気込んだ。

2025年のクルーズ商品を紹介 11月10日(日)、「クルーズ祭り2024」開催 (阪急交通社)

2024年7月18日(木) 配信

阪急交通社は11月10日(日)、「クルーズ祭り2024」を開く

 阪急交通社(酒井淳社長)は11月10日(日)、東京都内で「クルーズ祭り2024」を開く。イベントでは、2025年春から夏にかけての人気の高い国内・海外クルーズ商品を紹介する。

 日本のクルーズ需要は、23年の外国船の日本発着クルーズ再開と共に急速に回復した。現在では、燃油高と円安の影響を受けにくい海外旅行商品として人気が高まっている。

 同イベントでは、クルーズが初めての人からリピーターまで、楽しく知識を深めてもらえるように、テレビ番組などで活躍するクルーズライターの上田寿美子氏の講演会を行う。

 また、クルーズは1年前から予約がスタートする市場であるため、会場では世界の舟会社が各ブースで25年の先取り情報を発信する。

 クルーズ祭りは11月10日(日)、東京駅直結のJPタワーホール&カンファレンス(KITTE4階)で開催。入場は無料。完全予約制。

人気投票で「こち亀記念館」に 亀有地域観光拠点施設の正式名称が決定

2024年7月18日(木) 配信

施設イメージ

 東京都葛飾区(青木克徳区長)はこのほど、2025年3月オープンを目標に整備を進めている亀有地域観光拠点施設について、正式名称を「こち亀記念館」に決定したことを発表した。

 葛飾区では、地元意見を反映した①こち亀記念館②こちら葛飾区亀有三丁目記念館③こちら両さん記念館④葛飾区立両津勘吉記念館──など4つの名称候補を上げ、24年1月1(月)~31日(水)の期間に人気投票を行った。1200件を超える投票総数の半数を占めるカタチで、「こち亀記念館」という名称に決定した。

 これまで商店街振興や観光施策に活用してきた秋本治氏作の漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」をテーマにした施設として、観光誘客や観光まちづくりを推進し、地域のさらなる発展を目指すもの。

 同施設は、1階部分が派出所となっている。ストーリーは、「派出所の上に自分の記念館を作ってしまった両さん。これに気付いた大原部長は激怒。大原部長からの依頼により、館外に逃げ出した両さんの痕跡を来館者がお掛け、亀有の街に誘われる」仕掛けだという。

 入館料は、高校生以上が700円、中学生以下が300円、未就学児は無料。区民は200円引きとなる。

沖縄素材で作る新感覚スイーツ「島豆花(しまどうふぁ)」、8月1日発売(田中果実店)

2024年7月18日(木) 配信

沖縄素材で作る新感覚スイーツ「島豆花(しまどうふぁ)」

 沖縄西海岸リゾートの恩納村にある「田中果実店」(運営:おいしいおきなわ)は8月1日(木)に、沖縄素材で作る新感覚スイーツ「島豆花(しまどうふぁ)」を売り出す。

 しまどうふぁは、老舗島豆腐店「池田屋」の豆乳を使ったスイーツ感覚の島豆腐に、さんぴん茶(ジャスミン茶)と沖縄のさとうきび糖から作ったシロップをかけ、沖縄素材の果実や食材と楽しむ新感覚のスイーツ。

 メインの味は2種類。「ちゅら海」は、しまどうふぁにマンゴー、パイン、パッションフルーツをたっぷりかける。

 「琉球」は、しまどうふぁに沖縄黒糖のあん、ふーちばー(沖縄方言でよもぎ)団子、じーまみーのまーす煮(沖縄方言でピーナッツの塩煮)をトッピング。昔から親しまれてきた沖縄の食材と島豆腐を一緒に味わうことができる。このほか、紅芋あんや、マンゴーアイスなどもトッピング可能。いずれも1058円(税込)。

 沖縄県内の島豆腐業界では、島豆腐の消費量と製造業者の減少が続いている。「少しでも島豆腐を身近に感じてもらいたい」思いで、沖縄に近い台湾のスイーツ「豆花(とうふぁ)」から着想を得たという。

沖縄西海岸リゾートの恩納村にある「田中果実店」

 田中果実店(沖縄県国頭郡恩納村)は2014年にオープン。フルーツを使ったかき氷や、1瓶にマンゴーをまるごと3個使った高級ジャムなどを販売している。夏休みには1日300杯以上のマンゴーかき氷が売れる人気店。

徳島・大塚国際美術館で「俺のフレンチ」堪能 ジャルパックが特別ツアー商品販売

2024年7月18日(木) 配信

スクロヴェーニ礼拝堂で特別ディナー イベント(写真は大塚国際美術館の展示作品を撮影)

 「食」を通じた地域への誘客に取り組んでいる、日本航空(JAL、鳥取三津子社長、東京都品川区)と俺の株式会社(橋本哲也社長、東京都中央区)はこのほど、地域の魅力を発信するため、地域を訪れるイベントを企画した。大塚国際美術館(大塚一郎館長、徳島県鳴門市)と連携、徳島県の協力も得て、10月5日(土)に美術館内でフレンチを提供する1日限りの特別ディナーイベントを実施する。

 両者は2023年2月に「俺のフレンチ グランメゾン 大手町」で、徳島県産の食材を使用した食のイベント「旅するメーカーズディナー」を開催。レストランと徳島県の人気観光スポットである大塚国際美術館をライブ中継でつなぎ、徳島の魅力を発信した。今回は実際に現地を訪れ、美術館内のスクロヴェーニ礼拝堂で徳島の食材を使用したディナーと芸術を堪能する。

 また、同企画はJALPAKブランド60周年を記念し、ジャルパック(平井登社長、東京都品川区)が7月16日に特別ツアー商品「大塚国際美術館 スクロヴェーニ礼拝堂で食とワインを味わう 徳島の旅」として売り出した。東京発は添乗員付きコースも用意する。フリーコースは全国から出発可。添乗員付きコースは1泊2日、フリーコースは1泊2日か2泊3日。いずれも10月5日出発。料金例は添乗員付きコースの1人1室利用で1人10万7000円。

夏の城崎温泉のそぞろ歩きに「発酵あんドの揚げアイス」を(炭平旅館)

2024年7月18日(木) 配信

贅沢な味わい「発酵あんドの揚げアイス」

 炭平旅館(中江幹夫社長、京都府京丹後市)は7月20日(土)、兵庫県豊岡市のあんドーナツ店「発酵餡菓 うかわ」から、発酵あんドの揚げアイスを売り出す。

 うかわは、砂糖不使用の発酵あんこを使用した城崎温泉駅前のあんドーナツ店。揚げ立てのドーナツ生地、発酵あんこにアイスを挟み、さらに黒蜜をかけた贅沢な味わいが楽しめる。

 中のアイスはバニラと抹茶の2種類を用意。価格は450円(税込)。

 夏の城崎温泉は、毎日打ち上げられる夢花火や、大谿川納涼灯篭流しなど、イベントが目白押し。「浴衣で温泉街を歩くそぞろ歩きに、ぜひ『発酵あんドの揚げアイス』をお楽しみください」(同社)とコメントしている。