日本初の「センチュリオン・ラウンジ」 2025年、羽田空港に開設へ

2024年7月5日(金) 配信

羽田空港に開設される「センチュリオン・ラウンジ」の内観イメージ図

 アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.(須藤靖洋日本代表・社長)はこのほど、東京国際空港(羽田空港)第3ターミナルに同社カード会員専用の「センチュリオン・ラウンジ」を設けると発表した。2025年内に、4階の出国手続き後のエリアに開設する予定。

 「センチュリオン・ラウンジ」は世界28カ所で展開されており、サービスのクオリティが多くの支持を集めている。航空会社の上級会員向けラウンジのなかでも高い評価を得ており、 Best Airport Lounge by Newsweek Readersなど、各賞の受賞歴がある。日本では今回が初めての開設となる。

 同ラウンジは所在する国や地域の文化・伝統を踏襲した内容やサービスを提供。新設のラウンジは日本の伝統や職人文化、芸術を取り入れたデザインなどを採用し、日本の食文化を体験できる飲食も提供する予定だ。広さは683平方メートル、122席を設ける。

 利用対象者は、アメリカン・エキスプレスが日本を含め世界で発行する「プラチナ・カード」「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」「センチュリオン・カード」の会員。同社は「海外のカード会員の方には日本を離れる前にラウンジで日本の魅力を再度感じてもらいたい」としている。

映画やドラマの舞台でランチを 10店舗参画のCP実施中 (地域活性プランニング)

2024年7月4日(木) 配信

CPに参画するデ サリータ 渋谷

 ロケ地情報誌「ロケーションジャパン」を発行する地域活性プランニング(藤崎慎一社長、東京都港区)は7月31日(水)まで、「ロケ地でランチキャンペーン」を実施している。14回目を迎える今回は10店舗が参画。店の利用でもらえる来店特典や抽選で当たる応募特典も用意した。

 同CPは映画とドラマ、バラエティー番組のロケ地になったカフェやレストランなどを巡り、その作品の世界観を味わいながら料理や空間を楽しんでもらうことを目的とする企画。

 このうち、デ サリータ 渋谷(東京都渋谷区)はイタリアから直輸入した石窯で焼く11種類のピザを店自慢の商品として、そろえている。ドラマ「1122 いいふうふ」では、俳優の高畑充希さんと岡田将生さんが訪問。ドラマ「こっち向いてよ向井くん」で、俳優の赤楚衛二さんと生田絵梨花さんが訪れた。

 来店特典に季節のノンアルコールカクテル1杯、応募特典として、1組6556円相当の土日限定のホリデーランチコースペア食事券をプレゼントする。

 512 Cafe & Grill(東京都港区)は、ドラマ「日曜の夜ぐらいは…」の劇中で、女優の清野菜名さんなどが堪能した「ふるぷるパンケーキ」とフレンチトーストを提供している。来店特典にカヌレ1個、応募特典として1人3000円相当のギフトチケットを贈る。

512 Cafe & Grill

 来店特典は、同誌編集部の公式LINEを友だちに追加後、店舗QRコードの読み込むことで表示されるスタンプをスタッフに提示し、受け取れる。応募特典は来店特典時のスタンプと併せて届くアンケートへの回答で応募が完了する。

 同誌の山田実希編集長は「ロケ地や聖地巡礼旅がエクスペディアによって今年のトレンドとして発表され、注目が集まるなか、東京はドラマの聖地が多くある」と説明。「好きな俳優やアイドルの推し活ブームの影響で、キャンペーンは店舗の利用客から『ロケ地でヒロイン気分に浸れる』などの反響を得ている」とキャンペーンの魅力を紹介している。

 また「参加する飲食店やホテルからは、ロケの実績を販促ツールやリクルーティングに活用できたことが高く評価されている」と効果を語った。

明治の「アポロ」誕生55周年でコラボルーム ザ ロイヤルパーク キャンバス神戸三宮

2024年7月4日(木) 配信

「アポロ」づくしのコラボルーム

 ザ ロイヤルパーク キャンバス神戸三宮(三浦裕一郎総支配人、兵庫県神戸市)は7月2日(火)から、明治(松田克也社長)とコラボレーションしたアポロルームの提供を始めた。明治の商品「アポロ」の誕生55周年を記念したもので、専用プラン「『アポロ』誕生55周年 アポロルームステイプラン」を売り出している。

 客室はアポロカラーのピンク色を壁紙やカーペットに配し、パッケージデザインの苺を各部屋の各所に散りばめた。「アポロ」を模したランプシェードや、溶けたチョコレートのイメージで窓や浴室のドアをデコレーションした。室内にはキャラクター「アポロちゃん」も隠れており、撮影スポットとして楽しめる。コラボ期間中は、宿泊者に無料で提供している夜のスイーツ「〆アイス」のトッピングとして、アポロを用意する。

 宿泊プランの期間は9月30日(月)まで。2人利用の1泊1室料金は2万2600円から、3人利用は2万8100円から。1泊朝食付きで、明治お菓子セットやアポログッズなどの特典もある。

「秋田大曲花火―秋の章―」参加ツアーを売り出す ジャルパック

2024年7月4日(木) 配信

夜空の花に酔いしれる

 ジャルパック(平井登社長、東京都品川区)は7月4日(木)、秋田県大仙市で10月5日(土)に開かれる「秋田大曲花火―秋の章―」に参加するツアーをJALダイナミックパッケージで売り出した。10月4日(金)、または5日出発限定の2~3日間の設定。

 大曲の花火―秋の章―は“見せる花火”に特化し、日本屈指の花火師による花火玉と地元の花火師による、毎年テーマが変わる「劇場型花火」が楽しめる。ツアーでは、JALオリジナルエコバッグや軽食・飲み物、ペンライトなどを用意している。

 ツアーは自由に行程を組める「フリーコース」と、バスガイド付きの観光バスで秋田県の観光名所を巡る「観光付きコース」の2コースを用意。観光では角館や酒蔵などを巡る。価格はダイナミックパーッケージのため変動する。予約は先着順。

食事券返礼品の紹介サイト「チョイスグルメ」を開設 ふるさとチョイス

2024年7月4日(木) 配信

地域との新たな出会いを創出

 ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンク(川村憲一社長、東京都品川区)はこのほど、ふるさとチョイスが厳選したレストランで地域の食が体験できる「お食事券型」の返礼品を紹介するサイト「チョイスグルメ」をオープンした。近年、体験型の返礼品に注目が集まっていることから、エリアやジャンルを絞ってレストランが検索できるようにし、寄付者と地域の新たな出会いの創出を狙う。

 ふるさとチョイスは観光分野での地域の情報発信に力を入れており、体験型返礼品の魅力訴求で地域の交流人口の拡大を目指している。4月には宿泊券やアクティビティチケットなどの体験型返礼品を紹介するサイトを「チョイストラベル」へリニューアルし、旅行やおでかけ情報を発信するサイト「トラベルガイド」をオープンした。

 今回新たに開設した「チョイスグルメ」では、「レストランで食事をする」という体験に特化。多様な食事券の返礼品から希望に合うものを簡単に探せるようにした。また、ふるさと納税の返礼品に関するルール「地場産品基準」に基づき、寄付先の自治体で生産された食材を使用したメニューを提供していれば、別の自治体に所在するレストランでの食事券も返礼品にすることができる。

 例えば熊本県上天草市は、同市の食材を使った料理を提供する東京・銀座の「銀座 花蝶本店」の食事券をふるさと納税の返礼品として提供している。同社は「遠方の自治体をふるさと納税の寄付で応援しながら、居住地に近いレストランでその自治体の特産品を味わうという、ふるさと納税ならではのグルメ体験できる」とアピールしている。

【国土交通省】人事異動(7月2日付)

2024年7月4日(木) 配信

 国土交通省は7月2日付の人事異動を発令した。

 辞職〈7月1日付〉久留米市副市長(中国地方整備局副局長)牧野浩志

▽中国地方整備局副局長(鉄道局技術企画課長)箕作幸治

▽大臣官房付・出向 内閣府沖縄振興局参事官〈振興第一担当〉(消防庁国民保護・防災部参事官)小泉誠

▽鉄道局技術企画課長(鉄道局施設課長)中野智行

▽鉄道局施設課長(大臣官房参事官〈新幹線建設担当〉)北出徹也

▽大臣官房参事官〈新幹線建設担当〉(独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構北海道新幹線建設局副局長)東平伸

▽辞職〈7月1日付〉独立行政法人自動車技術総合機構交通安全環境研究所鉄道認証室主幹研究員(鉄道局技術企画課車両工業企画室長)深田遵

▽鉄道局技術企画課車両工業企画室長(鉄道局技術企画課長補佐)中山央己

20周年の「復興祈願花火フェニックス」がクラファン実施 リターンは長岡まつり大花火大会の観覧席

2024年7月4日(木) 配信

CAMPFIRE上でクラウドファンディング実施中

 新潟県長岡市で活動するネットワーク・フェニックス(大原邦夫代表理事)は7月10日(水)まで、「復興祈願花火フェニックス」への協賛金をクラウドファンディングで募っている。同花火は8月2日(金)~3日(土)の長岡まつり大花火大会のなかで打ち上げるもので、2004年の新潟県中越地震からの復興を目指して誕生した。20周年を迎える今年は、能登半島地震の復興を願い、「能登半島応援特別バージョン」として打ち上げる。

 当日は能登の復興メロディーである「まれぞら」を使用したミュージック花火を打ち上げるほか、フェニックス花火を5分間のフルバージョンで実施。長岡少年少女合唱団の子供たちが歌う「まれぞら」とともに、能登に元気を届けたいという想いを込める。

 クラウドファンディングでの協賛金は花火製作費や特別観覧席「フェニックス席」の会場設営・運営費用に使用される。全国的に人気の長岡まつり大花火大会だが、今年は週末と重なるため、例年以上にチケットのプラチナ化が進み、現地での宿泊も難しい状況という。クラウドファンディングではプレミアム観覧チケット付きのリターンも用意しており、同法人は「首都圏であれば新幹線で片道約2時間と日帰りも可能ですので、ぜひこのチャンスを有効活用ください」と呼び掛けている。

 長岡まつり大花火大会プレミアム観覧チケット付き定員1人のフェニックス応援テーブル席は3万円(飲食チケット1000円分付)。定員2人は6万円(同2000円付)。このほか、3000円からの純粋支援などがある。

阪急交通社、24年夏休み旅行動向を発表 海外はアジア、国内は信州・北海道が人気

2024年7月4日(木) 配信 

阪急交通社はこのほど、夏休み旅行動向調査を発表した

 阪急交通社(酒井淳社長)はこのほど、夏休み(2024年7月15日~8月31日)の海外旅行・国内旅行の予約状況から、海外動向をまとめた。この結果、海外旅行はアジア、国内旅行は信州や北海道が人気を集めていることが分かった。

 国内旅行では、需要が前年を上回り好調に推移している。一方、海外旅行では、長引く円安や原油高、海外各地の物価高の影響もあり未だ回復途上にある。前年に比べ、1割増加の緩やかな上昇基調となっている。

 海外旅行の出発日のピークは、8月11日(日)、8月10日(土)、8月8日(木)──の順。

 人気旅行先ランキングでは、1位ヨーロッパ、2位台湾、3位韓国、4位タイ、5位ベトナム──など、アジア各国が上位を占めた。ヨーロッパの中ではイタリアが1位となり、世界遺産など見所の多い周遊型旅行が人気となっている。

 伸び率の高い国としては、トルコが前年比の3倍、エジプトが4倍と大きく伸長している。

 国内旅行の出発日のピークは、7月21日(日)、8月4日(日)、8月3日(土)──の順。

 人気旅行先ランキングは、1位が北陸・甲信越、2位北海道、3位近畿、4位東北、5位関東──となった。1位の北陸・甲信越は前年比1・2倍となり、ベストシーズンを迎える上高地や立山黒部アルペンルートが注目されている。

 テーマ別のランキングでは、「長期滞在」の旅が前年比1・5倍と大きく増加した。また、全国各地で開催される夏祭りを楽しむツアーが前年比1・3倍と好調となった。

「森の芸術祭 晴れの国・岡山」36人のアーティストが参加 9月28日(土)~11月24日(日)開催

2024年7月4日(木) 配信 

「森の芸術祭 晴れの国・岡山」ロゴ

 岡山県北部で9月28日(土)~11月24日(日)の期間、新たに開催される国際芸術祭「森の芸術祭 晴れの国・岡山」は、アートディレクターに、金沢21世紀美術館館長の長谷川祐子氏を迎え、国外から16人、国内から20人(うち岡山から3人)の、36人のアーティストが参加する。

 12市町村(津山市、高梁市、新見市、真庭市、美作市、新庄村、鏡野町、勝央町、奈義町、西粟倉村、久米南町、美咲町)を開催エリアとして実施される。

 このエリアは、山陽と山陰を分ける中国山地から吉備高原に掛けて広がり、中国山地を水源とする三大河川(吉井川・旭川・高梁川)の上流域にあたる。緑豊かで雄大な自然や、旧街道沿いの宿場町や城下町、水運の拠点として栄えた歴史ある街並み、美作三湯と呼ばれる湯郷温泉・奥津温泉・湯原温泉など、魅力的な地域資源を有している。

 長谷川氏は、「森の芸術祭は、温暖な気候、豊かな水や資源、食など、私達が生きるうえでの大切な要素を満たしているこの地域の多様性と豊かさを象徴する『森』からきている」とし、「本当に必要な資本とは何かを問い掛け、地域の人々の協力を得ながら『新しい資本』を作り上げていく」考えだ。

 主なアーティストに、レアンドロ・エルリッヒ、アンリ・サラ、キムスージャ、坂本龍一+高谷史郎、森山未來、川内倫子、蜷川実花──などを迎えた。

 チケットは、すべての会場に入場できる「鑑賞パスポート」と、会場ごとに入場料を支払う「単館鑑賞券」の2種類を用意した。

 鑑賞パスポートは、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、ArtSticker、tabiwa by WESTER(JR西日本)などのプレイガイドで発売中。料金は、一般が前売価格で2500円、当日3000円。大学生・専門学生が前売1500円、当日2000円。単館鑑賞券が一般・大学生・専門学生700円。

 また、開催エリアが広範囲に及ぶことから、オフィシャルバスツアーやArt周遊バスの運行を計画している。

2024年4月【主要旅行業の旅行取扱速報】(観光庁まとめ)

2024年7月4日(木) 配信

総取扱額

 観光庁がまとめた主要旅行業の2024年4月の総取扱額は、前年(2023)同月比13・6%増の2663億2294万円だった。国内旅行は同0・1%増の1581億5048万円とほぼ同数に。海外旅行は同54・2%増の842億654万円と好調に推移し、外国人旅行は同9・4%増の239億6593万円となった。

ブランド

 募集型企画旅行の取扱額は、国内旅行は前年同月比4・9%減の448億3249万円と減少した。海外旅行は同215・4%増の75億8417万円、外国人旅行は同56・2%増の2億9070万円となった。
 取扱人数は、国内旅行が同10・7%減の12万440人と減少した。海外旅行は、同178・5%増の2万535人、外国人旅行は同36・8%増の1万2895人となった。