2020年3月18日(水) 配信
格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションはこのほど、森健明取締役副社長兼COOが4月1日付で代表取締役CEOに昇格する人事を発表した。今後も安全運航を基盤に、さらなる成長をはかる。創業当初から代表取締役CEOを務めてきた井上慎一氏は、全日本空輸(ANA)の代表取締役専務執行役員に就任する。
退任にあたり、井上代表取締役CEOは「日本では成功するはずがないと言われていたLCCだが、一般的な交通手段として根付きつつある。この8年間はチャレンジの連続だったが、ここまで成長できたのはお客様と関係者の皆様、社員のおかげ」とのコメントを発表した。
森 健明氏(もり・たけあき)
1962年生まれ、87年4月全日本空輸入社、2011年1月LCC共同事業準備室主席部員、同年4月A&F(同年5月24日よりPeach Aviationに社名変更)オペレーション本部長、15年12月執行役員オペレーション・総合企画統括などを歴任。17年4月から現職。
□事業概況(2020年3月1日現在)
会社名:Peach Aviation株式会社
代表者:代表取締役CEO 井上慎一
社員数:1654人(派遣社員、出向者除く)
路線数:国内線21路線、国際線18路線 合計39路線
就航都市:国内14都市、海外6都市
機材数(使用機材):33機(エアバスA320-200機)
年間輸送旅客数:約815万人(2018年度のPeach551.7万人とバニラエア約263.5万人の合算実績)