2020年3月16日(月) 配信
日本空港ビルデング(横田信秋社長兼COO)とJTB(髙橋広行社長)は3月13日(金)、羽田空港を起点とした新たな魅力づくりや交流創造、体験価値の向上につながる事業共創を目的に、包括的業務提携契約を結んだ。トランジット客向けの周遊型定期観光バスや観光案内など、新たなサービスを提供していく。
主な協業項目は、①訪日客などへの観光案内や情報発信機能強化②コト・モノ・トキの交流を軸とした地方創生③トランジット客などを想定した羽田空港起点の回遊創出④カルチャーやキャリアがクロスオーバーする空港を活用した学びの場――とする。
羽田空港起点の回遊創出は、トランジット客などをターゲットにした乗り降り自由の周遊型定期観光バス「スカイホップバス」のコース開発と実証実験を行い、本格展開を目指す。羽田空港周辺エリアの回遊プラン・ツアーなども企画する。
そのほか、第2ターミナルに新設されるウェルカムセンターでの観光案内や、食材を起点として地域の魅力を伝えるカフェの連携プロデュースなどを行う。
日本空港ビルデングが運営・管理する羽田空港の年間利用者数は8500万人を超え、世界有数の利用者数となっている。3月29日(日)からは国際線発着便数が増加し、さらに海外と日本各地を結ぶハブ空港としての機能が向上する。
一方、JTBは全国各地にあるネットワークや、コト・トキ体験のプロデュース力などを生かし、双方が連携しながら訪日客をはじめとする旅行者の体験価値の向上や地域活性化への貢献を行っていく。