加盟店で使える利用券プレゼント 4月24日まで 南三陸ホテル観洋

2020年3月23日(月) 配信

南三陸ホテル観洋の露天風呂

 宮城県南三陸ホテル観洋は、館内で配布している南三陸町内飲食店などを紹介した「南三陸てん店まっぷ」加盟店で使用できる500円分の利用券「地盛券」(じもりけん)を、宿泊者1人1泊につき1枚プレゼントしている。利用券の配布は4月24日(金)まで。

 南三陸てん店まっぷは東日本大震災後も元気に営業している店を応援する企画として2013年にスタート。今回の利用券プレゼントは新型コロナウィルスなどで落ち込む消費活動の向上を促す取り組み。

 まっぷでは宿泊施設や飲食店のほか、理容店や美容院、食料品店、金物店、畳店、釣具店、ガソリンスタンドなどバリエーション豊かな約70店舗を掲載。各店舗の住所、電話番号、営業時間、休日、一言コメントが載っている。それぞれの店で商品を買い、スタンプを集めると抽選で特産品などがプレゼントされる。

お知らせ一覧 - 南三陸ホテル観洋
https://www.mkanyo.jp/whatsnew-v3/details.php?id=7VvFmW77
宮城県南三陸ホテル観洋です。目の前に広がる太平洋の色彩豊かな景観を見ながら入る露天風呂は格別です。夕食には南三陸で採れた新鮮なウニ、鮑などの魚介を存分にご堪能ください。周辺には日本三景の一つ松島、気仙沼など観光地もございます。姉妹館の気仙沼サンマ...

古民家宿泊施設「ヤマウラステイ」 ちの観光まちづくり推進機構 今年5月オープン

2020年3月23日(月)配信

清水(完成想像図)

アレックス・カー氏 プロデュース

 ちの観光まちづくり推進機構は、長野県茅野市内で風土や地域性を反映した個性ある4軒の古民家を、東洋文化研究家のアレックス・カー氏のプロデュースのもと改修している。5月に一棟貸し素泊まりの宿泊施設「ヤマウラステイ」としてオープンする。

 3月下旬から、宿泊予約を受け付ける予定という。

 4棟の古民家の改修にあたっては、日本文化研究・古民家改修の第一人者として知られるアレックス・カー氏がプロデュースを行う。長い歴史が積み重ねてきた柱や壁、家自体が持つ歴史の風格や美しさを大切にしつつ、機能の面で大規模な改修を施した。

 古民家の持つ贅沢な佇まいと、家としての快適さを、カー氏の美意識でつないだ上質な空間を実現した。

 機構では、ヤマウラステイを地域への入口と位置づけ、滞在中に地域の生活を垣間見られる「郷土料理体験」や、地元のガイドの案内で町をめぐる「町歩き」などの滞在交流プログラム「ちの旅アクティビティ」への参加を通して、この地で生きる人の知恵や喜びに触れる出会いを創出することも期待している。

 ヤマウラステイと「ちの旅」による観光客と住民との交流を通じて、美しい風景、まちなみ、伝統的な暮らしや食文化などの地域の魅力を残しつつ、持続可能な地域をつくることを目指す。

* * *

 山浦エリアは隠れ里のような場所。古い家や開発されていない美しい農地が残った山に囲まれた集落。アレックス・カー氏は、「一見何でもない村落ですが、実はそういった景色が残っている場所は日本中探してもほとんどなく、奇跡的に守られてきた隠れ里が、山浦なのです」とコメントしている。

 ヤマウラステイで滞在してもらう家は、そんな集落に建つ古い民家。現代人の気忙しい日常を離れるための家。長い歴史が積み重ねてきた柱や壁などは可能な限りそのままに、上質で快適な空間を目指して改修された。ただ古い訳ではなく、本当にリラックスして過ごせる贅沢な家がヤマウラステイとなる。

 趣の異なる4つの古民家は、①清水(きよみず)=元々は長野県佐久地方にあった家を150年前に移築する形で現在の場所へ。家の一角にはかつての厩があり、高い天井を生かし、改修では吹き抜けのリビングに生まれ変わる。定員6人。

 ②花兎(はなと)=母屋に寄り添うように建つ隠居。清水の離れとして作られた古民家から見る景色にアクセントを与えているのが蔵。壁を塗る漆喰を使って鏝(こて)で描いた「鏝絵」も個性を与えている。定員2人。

 ③金渓(きんけい)=川向こうに建つ山すその家。築110年ほど、明治期に建てられたものと伝わる。目の前に川が流れているのが特徴で、静かな集落に響く川のせせらぎも過ごす時間を彩る要素となる。定員3人。

渋道(完成想像図)

 ④渋道(しぶみち)=地域独特の本棟造りによる2階建ての古民家。山奥で温泉旅館を営む一家が建てた別宅。正方形の間取りに加え、傾斜の緩い大きな屋根が特徴で、かつて養蚕が行われていた2階は梁が見える広々としたスペースに。囲炉裏や、土壁が残る庭の蔵、家を囲む用水路など風土と調和しながら生きてきた人々の暮らしを感じることができる。定員6人。

 問い合わせ=ちの観光まちづくり推進機構 ☎0266(78)7631。

〈観光最前線〉TROUBLE NO MORE

2020年3月22日(日)配信

The-Allman-Brothers-Band-「Trouble-No-More:The-Complete-50th-Anniversary-Collection」

 オールマン・ブラザーズ・バンド50周年記念のボックスセット「Trouble No More」が先ごろ発売された。

 ボックスセットには、バンドのキャリア全体にわたるスタジオ・トラック、ライブ・パフォーマンス、レア音源から厳選した全61曲、このうち7曲は未発表音源が収録されている。彼らの全キャリアを考えると、すでに山のようなライブ音源があるのに何を今さらと考えたが、実際に聴いてみるとこれが意外と良いのだ。年代順に編集してあり、音もリマスターされている。

 これまで50年間以上も未発表だった、彼らが最初に録音したデモ音源「Trouble No More」で始まり、2014年にツアー活動から公式に引退を表明したファイナル公演で最後にプレイした同曲で終わるという構成も秀逸だ。

【古沢 克昌】

「ZOOM JAPON(ズーム・ジャポン)(3月号)」

2020年3月21日(土)配信

http://zoomjapon.info

〈巻頭言〉

クロード編集長

 2024年夏季五輪のホストタウンであるパリ。今月はその巨大イベントを担うであろう次期パリ市長選を控え、各メディアのトップニュースは選挙と新型コロナウイルスの話題とが二分しています。この時期は同時に、多くのフランス人が夏休みの旅行先を検討・予約し始めるころでもあり、本誌3月号では、例年通り、日本の一都道府県にスポットを当て、外国人旅行者のゴールデンルートと呼ばれる東京、京都をすでに巡った読者たちに向けて、地方都市の歴史や生活が作り上げた奥行きがある魅力を多角的に紹介。これまでに特集を組んだ広島県、北海道、熊本県に続き、今回は新潟県に注目。広大な越後平野と豊かな水、日本一の米どころ、そして日本酒の一大産地として知られる新潟の観光の切り札は何か、欧州出身のライターやカメラマンらが現地を訪れ取材しました。

(編集長 クロード・ルブラン)

特集 「新潟特集」

国際港としてのポテンシャルが高い新潟港

 新潟県を初めて訪れる外国人旅行者は、その広大な水田と、水路、陸路ともに整備された交通インフラに驚くだろう。この2つには関係がある。他地域に比べて、高速道路や新幹線が早くから整備され、極端に交通の利便性が高いのは、日本一の生産高を誇る米作り農家などの地元有権者たちが支持した新潟出身の元総理大臣、田中角栄の力だ。常に金権政治家として批判され、最後は金銭スキャンダルで失脚したものの、開発が遅れていた日本海側の地域に光を当て、田舎の暮らしを豊かにしようとした彼の取り組みは評価が高い。伝説の政治家が亡き今、県は多くの地域で過疎化や人口流出が加速し、危機感を隠せない。だが、新潟には安定した農業と世界に市場を広げる日本酒造り、アジアの中心となる港、昔ながらの街並みが残る観光スポット古町など、経済立て直しの切り札も多い。■地元新聞「新潟日報」編集長が語る県の歴史と今。■地場産業の観光化に挑戦する精密な金属加工技術の集積地、燕三条。■未来に向かって圧巻の進化を続ける長岡花火。■佐渡島の歴史をめぐる観光。■佐渡島から世界に響く鼓童の太鼓。■新潟県ゆかりの文豪、坂口安吾を知る。■電車天国新潟県。個性豊かな電車で旅を楽しむ。

〈ZOOM・JAPON 編集部発 最新レポート〉フランスでも広がる懸念

新聞の一面もコロナウイルス一色

 今年1月から中国や日本で感染拡大が続く新型コロナウイルス。フランスでは隣国イタリアでの感染拡大が報じられて以来、一気に緊張が高まりました。そして2月29日、国内での感染者数が100人(うち死亡者2人)に達したとき、フランス保健省は、室内など閉ざされた空間に5000人以上が集まるイベントの禁止を決定。この政府方針を受けて、パリで開催中だった冬の風物詩ともいえる国際農業見本市が、翌日の開門を断念し話題になりました。続いて、3月12―15日に本誌の配布準備も進めていた10万人強の来場者を動員するパリ旅行博も、中止を発表。旅行関連業者にとっては痛手の事態、とくに日本旅行を扱う業者や日本の自治体にとっては、今夏の東京オリンピック・パラリンピック開催時期に向けたインバウンドプロモーション時期でもあるだけに、非常に残念な状況です。当編集室でも、近ごろ、花見を楽しみに4月上旬から2、3週間の日本旅行を予定していた人たちから、旅行をキャンセルすべきか迷っているという話を聞く機会が増えました。旅行後の帰国時に、自国への入国を制限されることを心配しているようです。一刻も早い事態の収束を願うばかりです。

フランスの日本専門情報誌「ZOOM JAPON」への問い合わせ=電話:03(3834)2718〈旬刊旅行新聞 編集部〉

 

「トラベルスクエア」ホテル三日月の体験を資産に

2020年3月21日(土) 配信
松坂健の「トラベルスクエア」

 いやあ、この新型コロナウイルス。超深刻な問題であることは間違いない。連日、観光地がガラガラで、あのにぎわいを見せていた浅草だってガラガラ。私事ながら、兄が新仲見世という仲見世と直行する商店街で靴店を営んでいて、割に繁盛店として有名なのだが、この2月、3月は、開業して50年で毎日最低の売上だという。SARSの時よりもリーマンショックの時よりも、さらに3・11の後よりも、はるかに客数が少ないという。

 そんななかで唯一、旅館業が社会貢献を果たしたと我が事のように喜ばしいのは、千葉勝浦のホテル三日月さんが、ダイヤモンドプリンセス号からのお客の隔離場所として手を挙げ、立派にその役目を果たしたことだ。

 スタッフへの感染、地域からの反発も予想されるなか、本当によくやったと拍手ものだ。

 そこで、提案だが、ことの騒ぎが収まったころでいいから、この隔離措置となった2週間、館内のスタッフの動き方、注意した点などをきちんと整理し公表してほしい。

 実際、キッチンでは調理スタッフがどのような格好で、どんなシフトで、またどんな調理・配膳手順で、200人を超えるお客さんたちに食事を提供したかのプロセスを知りたいと思う。

 かのクルーズ船の内部も時々報道されていたが、キッチンなどかなり混乱したようすが見られる場面もあった。起こってしまったことを、さらに深刻化させないためにも、事後のこのような供食体制の整備マニュアルの完備が業界として求められているのではないだろうか。

 この三日月さんの事例はなるべく早く業界共通の財産として生かしたいと思う。

 というのも、嫌な話だからさっさと済ませたいのだが、南海トラフ地震や都市直下型地震が起きる確率もそれなりにあると報じられている昨今だ。今のような疫病ではなくとも、衛生面でのパニックが起きかねない。そういう天災であっても、ホテルや旅館はシェルターとしての機能が要求されることは必至なのだから、そこでの供食体制でいかに衛生を徹底させ、被害を最小に留めるかの事前の用意は必要だと思う。

 こんな話は今、聞きたくもないかもしれないが、そういう災害時のことを常に考えている姿勢が、この業界にステータスを与えていくのではないだろうか。

 それにしても、ビュッフェ型の食事提供も大きな曲がり角に来ている。今と同じ仕組みでやっていても、盛り付けは対面販売個別型になれば、人件費削減につながらなくなるし、商品の「作り置き」にも厳しい視線が注がれるだろう。

 今回の疫病騒ぎは本当に、あらゆる局面を変えてしまうディープインパクトだと思う。

 

コラムニスト紹介

松坂健氏

オフィス アト・ランダム 代表 松坂 健 氏
1949年東京・浅草生まれ。1971年、74年にそれぞれ慶應義塾大学の法学部・文学部を卒業。柴田書店入社、月刊食堂副編集長を経て、84年から93年まで月刊ホテル旅館編集長。01年~03年長崎国際大学、03年~15年西武文理大学教授。16年~19年3月まで跡見学園女子大学教授。著書に『ホスピタリティ進化論』など。ミステリ評論も継続中。

 

〈旬刊旅行新聞3月21号コラム〉新型コロナ感染拡大のなかで 「磨き続ける」施設には頭が下がる思い

2020年3月20日(金) 配信 

金属も磨くことを止めた瞬間から、曇り、錆び始める

 何も考えずに、一つのこと(作業)に没頭したい時がある。その作業は、単純であればあるほどいい。

 
 先日、ホームセンターに行って、メタルコンパウンド(金属研磨剤)を買ってきた。
 
 早速、メタコンを布に塗り付けて、オートバイのアルミ部分をひたすら磨き続けた。とりわけチェーンカバーは梨地のアルミ素材なので、鏡面のように輝き出すまでには、根性を入れて磨き続けなければならない。
 
 チェーンカバーをしばらく無心に磨くと、何も映らなかった表面がわずかに光沢を帯び、古い鏡のように、薄らぼんやりと世の中を映し始めたではないか。私は感動し、再び布に歯磨き粉のようなメタコンを少し多めに出して、精を出して磨き始めた。
 
 この単純な行為を続けていくと、今年のゴールデンウイークが終わるころには、今は曇っているチェーンカバーに青空や流れる白い雲が映るのではないかと、小さな生きる目的を見つけた気分だった。
 
 どうして「オートバイを磨こう」と思ったかというと、一つは春が近づいたからである。まだ風は冷たいので、オートバイで遠出はできない。その期間は、ひたすら古い布で車体を磨き続ける。磨いて、磨いて、磨き上げて輝き始めたマシーンを少し遠目から眺める。そして「うん、カッコイイ」と満足する。磨くことは、走れないときの大きな楽しみである。
 
 オートバイを所有する喜びは、「走ること」と「磨くこと」の2つの異なる楽しみを提供してくれることだ。
 
 走るだけでは、やはり半分しか楽しんでいない。また、壊れて動かなくなったオートバイを磨いても楽しみは半分だ。「いつか、この磨き上げた車体に乗って、お洒落な街並みや、菜の花や桜の咲き乱れた田園風景を颯爽と走ってみたい」という期待を指先に預けて、磨き上げることに意味があるのだ。
 
 折しも、世の中は新型コロナウイルスの感染拡大で、インターネットニュースも、テレビ番組も話題はコロナ一色だ。電車に乗ってもマスク姿ばかりで、重苦しい空気が漂う。さすがに気が滅入ってくる。
 
 とくに観光業界では、移動制限などによって大打撃を受け、厳しい状況にある。このような状況でも、館内を磨き、コロナ対策の消毒液や、衛生環境の向上に取り組む旅館やホテル、観光施設には頭が下がる思いだ。
 
 経営も、颯爽と走り続けられる時期もあれば、まったくお客が来ない時期もある。だが溜息ばかりをついても仕方がない。走れない時期には、やがて太陽の光に輝くときを思い浮かべながら、「磨く」ことに専念する心の余裕が必要なのかもしれない。磨かれたものに、人は魅かれ、近づいていくもの。しかし、輝くにはひたすら磨き続けなければならない。金属も磨くことを止めた瞬間から、曇り、錆び始める。無心にオートバイを磨きながら、そのようなことを考えていた。
 
 新型コロナウイルスの感染拡大で、今は団体旅行などの催行は難しい状況にある。しかし、オートバイの旅は、ヘルメットを被って風の中を走っていくので、公共交通機関を利用する旅に比べて感染のリスクは低い。
 
 間もなく、暖かくなる。全国に桜が咲き始める。コロナで苦戦している観光地を巡りたいと思う。
(編集長・増田 剛)

21万円でレストラン船を貸し切り 東京ヴァンテアンクルーズ「カップルチャータープラン」を売り出す

2020年3月19日 (木)配信

レストラン船イメージ

 東京ヴァンテアンクルーズは4月30日(木)までの期間限定で、「カップルチャータープラン」を売り出している。21万円で同社が運航する1717㌧の大型レストラン船をチャーターできる(通常250人、325万円~/ディナータイムクルーズ)。船上だからこそ見ることのできる東京湾のパノラマ絶景を、特別な人と二人きりで楽しめるプランだ。

 同プランは船内一貫調理のヴァンテアン最上級のコース料理と、フリードリンク、バラの花束などがセットになっている。乾杯用のシャンパンには、ドンペリを用意する。

  担当者は「今回のプランは、プロポーズに最適です。 事前の船内下見、 スタッフとの打合せも可能です」とPRする。

「カップルチャータープラン」概要

期間:~4月30日(木)

クルーズ時間

ランチタイムクルーズ:午後12:00出航~午後2:00着岸
トワイライトクルーズ:午後4:20出航~午後6:20着岸
ディナータイムクルーズ:午後7:20出航~午後9:20着岸

料金:ペア21万円

※乗船料、チャーター料、料理代、フリードリンク、バラ花束代、記念写真、サービス料、消費税を含む。

http://www.vantean.co.jp/restaurant/tabid/446/Default.aspx

漫画「ちはやふる」などのデザインマンホール11種、21日から府中市内に設置

2020年3月19日(木) 配信

11種類のマンホール

 東京都府中市内に3月21日(土)、漫画「ちはやふる」などのデザインマンホール11種13枚が設置される。設置場所は、ちはやふるにゆかりのある片町文化センターけやき並木通りなど。今月20日からは、府中市観光情報センターなどで各マンホールの設置場所などを掲載したマップを配布。4月1日からは、「ちはやふる」デザインマンホールキーホルダーも売り出す。

 府中市は、漫画「ちはやふる」の聖地の一つ。主人公綾瀬千早と幼馴染の真島太一が同市に住んでいる設定であり、作中には度々同市の風景が描かれている。

 市は2015年から、複製原画展やデジタルスタンプラリーなど、さまざまな企画を展開。府中市役所は、新たにデザインマンホールを設置することで、聖地巡礼をしながら、大國魂神社など府中市内の見どころ散策も楽しんでもらいたい考え。また、今後、「ちはやふる」をテーマにイベントの実施も視野に入れる。

小学生時代の千早、太一、新

 デザインマンホールは、漫画「ちはやふる」のほか、府中観光協会のキャラクターや、市のマスコットキャラクターが描かれたものなども用意。市のマスコットキャラクターが描かれたものは、東京オリンピック自転車競技ロードレースのスタート地点武蔵野の森公園などに設置。オリンピックへの機運を醸成する。

府中市マスコットキャラクター ふちゅコマ

全国通訳案内士、着用するバッジのデザインが決定(観光庁)

2020年3月19日(木)配信

決定したバッジデザイン

 観光庁は3月19日(木)、全国通訳案内士が着用するバッジのデザインが決定したと発表した。今後、全国通訳案内士が通訳案内を行う際に、同バッジを着用してガイドを行うことが可能となる。

 バッジデザインは、日本の自然や文化を象徴する「富士山」をモチーフとし、国家資格に相応しい金色を基調とする。バッジの実寸は縦15ミリ、横30ミリ。

 全国通訳案内士は、高い外国語能力や日本の地理、歴史、文化などに精通しているだけでなく、高いホスピタリティと臨機応変な対応ができるプロフェッショナルなガイドとして信頼されて、インバウンドの促進では重要な役割を担ってきた。

 このため観光庁では、全国通訳案内士の認知度向上や魅力発信をはかるため、全国通訳案内士が着用するバッジを導入することにし、デザインを決定した。今後、多くの全国通訳案内士がこのバッジを着用するよう周知していく。

 バッジの取得について担当者は、来年度以降にバッジの整備が出来次第、取得の申請ができるようにしていくという。

春の六甲山が楽しめる施設オープン 植物園やアスレチックなど

2020年3月19日(木) 配信

六甲山上施設では春の六甲山を満喫できる

 六甲山観光(宮西幸治社長、兵庫県神戸市)が運営する六甲山上施設(六甲山フィールド・アスレチック、六甲高山植物園、六甲ガーデンテラス、六甲オルゴールミュージアム)は、春の六甲山で広大な自然や絶景が楽しめるさまざまな施設をオープンする。

 六甲高山植物園は3月20日(土)にシーズンオープンし、山上では花々が徐々に芽吹き始め、見ごろを迎える。

 六甲山フィールド・アスレチックでは豊かな自然を活かし、木々の緑のなかで子供から大人まで本格的なアスレチックが体験できる。

 そのほか、眺望スポットである六甲ガーデンテラスでは色鮮やかなペンキを使ってサバンナの動物や豊かな自然を描くアフリカン現代アート「ティンガティンガ・アート」のアフリカンマーケットを開く。

六甲山フィールドアスレチック

 国立公園・六甲山の地形を生かした山あり谷ありの緑に囲まれた約30,000平方㍍のエリアに、丸太で作られた木製遊具が40ポイント点在する全長約1㌔におよぶ本格的なアスレチック。

営業期間:3月14日(土)~11月23日(月・祝)

※3月14日(土)~3月19日(木)はプレオープン

※雨天等コンディション不良の場合は、営業を中止する場合あり

営業時間:午前10:00~午後5:00(午後3:30受付終了)

入場料金:中学生以上1000円/4歳~小学生550円

六甲高山植物園

 六甲高山植物園は3月20日(金・祝)から今シーズンの営業を始める。見ごろを迎える「ヘレボルス・チベタヌス」をはじめとする「クリスマスローズ展」を実施する。

開催期間:3月20日(金・祝)~4月5日(日)

※休園日あり。詳細は公式ホームページに掲載する。

営業時間:午前10:00~午後5:00(午後4:30受付終了)

入園料金:大人(中学生以上)700円/子供(4歳~小学生)350円

六甲ガーデンテラス

 異国情緒溢れるエリア内では4つの飲食店と5つのショップが営業している。春の風景とともに季節の食事や買い物を楽しめる。ショップ「ホルティ」では3月21日(土)、22日(日)、サバンナの動物や豊かな自然をペンキを使ってダイナミックに描く「ティンガティンガ・アート」のアフリカンマーケットを開催する。

営業時間:午前9:30~午後9:00(3月19日(木)までは午前9:30~午後6:00、土曜日は午前9:30~午後8:00)※店舗・天候により異なる

※アフリカンマーケットは21日(土)午後1:00~午後8:00、22日(日)午前10:00~午後4:00

入場料:無料