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安来市観光協会 ICカードセミナー 車社会でJR利用促す

2021年11月1日
関西支社:土橋 孝秀

2021年11月3日(水) 配信

ICカードやネット予約などを学んだ

 島根県の安来市観光協会は9月25日と10月9、30日の3日間、地域住民に向け、JRの交通ICカードの使い方やお得な切符などをレクチャーするセミナー「JRを使いこなすには?(入門編)」を実施した。安来商工会議所が主催する「安来まちゼミ」のなかの1コマ。車社会の山陰エリアでJRの利用を促した。

 同セミナーはJR安来駅に隣接した観光交流プラザ2階のギャラリースペースで行い、各回6人が参加した。安来駅の清水久年駅長が講師となり、ネット予約の仕方や遠隔による窓口サービスでの切符の発見方法などをレクチャーしたほか、観光列車「あめつち」のお見送りなどを体験した。

 参加者は「コロナが落ち着いたらお得なきっぷで旅行したい」「あめつちに乗りたい」などセミナーに満足したようすだった。

 同観光協会の門脇修二事務局長は「知っているようで知らないことを学べたと好評だった。今後も安来駅と連携しながらさまざまな取り組みを進めていきたい」と話した。

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