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日本専門新聞協会、より正確な報道へ 第74回専門新聞大会開く

2021年11月5日
編集部:木下 裕斗

2021年11月5日(金) 配信

入澤亨理事長。「時代が大きく変わろうとしている現在の潮流を見誤ることなく、協会を運営していく」と決意を述べた

 日本専門新聞協会(入澤亨理事長)は10月19日(火)、帝国ホテル(東京都千代田区)で「第74回日本専門新聞大会フェスティバル」を開いた。コロナ禍で不確かな情報が国民の混乱や分断をもたらすなか、より正確で公正に報道することを確認した。

 入澤理事長は冒頭、SNSの普及により情報伝達手段が多様化し、昨年教育現場での著作権利用が有料化されたことに触れた。そのうえで、「時代が大きく変わろうとしている現在の潮流を見誤ることなく、協会を運営していく」と決意を述べた。

 時局講演会では、ジャーナリストの後藤謙次氏が「これからの日本の政治・外交はどうなる」をテーマに登壇した。

後藤謙次氏。「新しい資本主義の具体案を早急に発表するべきだ」と述べた

 後藤氏は「岸田文雄政権は原油高による物価の上昇を抑制した場合、コロナ禍で経済的に苦しむ多くの国民に評価され、長期政権になるのではないか」と持論を展開。さらに、「国民の多くが30年以上、賃金が上昇しておらず、一部が多くの所得を得ているため、新しい資本主義の具体案を早急に発表するべきだ」と述べた。

 菅義偉前首相については「9月に行われた自民党総裁選で、1日の感染者数が4000人となり、多くの一部の国民が反発していた五輪期間中に出馬を表明した。感染状況が落ち着いた8月下旬に立候補していれば、総裁の職を続けられた」との見方を示した。

 同日に行われた第28回写真コンクールの表彰式では、976点の作品の中から20点が受賞した。併せて、同会はコロナ後の社会の変化を見つめる専門紙の使命と役割を表彰する第74回新聞週間キャッチフレーズの入選作3点を発表した。このうち、優秀作には「コロナ後の 社会読み解く 専門紙 欠かせぬ情報 確かな未来」が選ばれた。

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