菊池観光協会らが街歩きアクティビティ開始 最新技術で新感覚型の体験提供へ
2021年11月9日(火) 配信
菊池観光協会(熊本県菊池市)と菊池市は11月13日(土)から、ウィズコロナ時代の観光需要を取り込むため、最新テクノロジーを活用した新感覚街歩き型アクティビティ「武光公の道連れ菊池さんぽ~いざゆかん!神助けの路~」を開始する。
コロナ禍でも実施できる新しい観光コンテンツを創出するため、菊池市と菊池観光協会、熊本日日新聞社、アンドアイ、日本電気(NEC)、SSMRビジネス推進コンソーシアムが協力して企画・制作を進めてきた。
アクティビティは南北朝時代に九州を征した豪族・菊池一族の15代当主・菊池武光公を主人公にしたオリジナルストーリーで展開。人気声優と最新テクノロジーのSSMR技術を組み合わせ、専用のイヤホンとスマートフォンを利用して、歴史スポットを巡る。SSMR技術はNEC独自の「音響定位」と「映像AR」技術を駆使し、日常のリアルな空間がこれまで経験したことのない新しいエンターテインメントになるもの。
ストーリーは、地域の守り神となった武光公が「あなた」の力を借りながら、課せられた試練をクリアしていく内容で、武光公の案内でまちなかを巡っていく。武光公役は声優の櫻井トオル氏、懐良親王役は浅利遼太氏が務める。
参加方法は、専用サイトから事前申し込みを行ったあと、当日に菊池観光協会で受付・清算し、専用デバイスを受け取りガイドに沿ってスタートする。予約は11月10日(水)から。
所要時間は、じっくりお散歩コースが約90分、さくっとお手軽コースが約70分。料金は1人1300円。
なお、体験後のアンケート回答で先着者に「菊池一族家紋入りオリジナルお箸」を、抽選で「声優サイン入り色紙」をプレゼントする。いずれも数量限定という。