「観光庁DXPR事務局」開設 2021年度は17の事業に取り組む
2021年11月9日(火) 配信
観光庁はこのほど、サニーサイドアップ(小久保正人社長、東京都渋谷区)内に、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進による観光サービスの変革と観光需要の創出を目的とした事業について、報道関係者の窓口となる「観光庁DXPR事務局」を開いた。2021年度は17の事業に取り組む予定。
デジタル技術を複合的に活用しながら、観光サービスの変革と、新たな観光需要の創出を推進する。旅行者の消費機会の拡大や、旅行者の消費単価の向上を目指し、新しい観光コンテンツ・価値を生み出していく。
ICTの活用で作業の省力化をはかるほか、Society5・0時代に向けてDXを推進していく。
観光庁が取り組む事業計画は次の通り。
□開発事業
▽鹿島アントラーズを基軸としたエリアマネジメントの変革
▽XR技術を用いた屋外周遊型XRテーマパーク開発事業
▽顔認証と周遊eチケットを融合した手ぶら観光の実現
▽次世代型ガイド価値拡張プラットフォーム事業
▽5G・自動運転・xRが創る「どこでもテーマパーク」
□活用事業
▽オンライン技術を活用した「全国のおいしい体験」プラットフォーム構築による来訪意欲促進実証事業
▽Local Craft JAPAN-地域を立体的にPRするリアル/オンライン連動型クラフトイベントからのインバウンド誘客スキーム
▽北海道におけるインバウンド観光DX化実証事業 -オンラインツアーと仮想空間(VR)の融合による「新体験型バーチャルトラベル」創出
▽青森の夏・秋・冬の多彩な魅力を発信・交流するオンライン体験イベント事業
▽浅草芸者とめぐる東京下町とお座敷遊び体験オンラインツアー
▽魅力再発見PROJECT
▽たかやまくえすと~そして今くるさ~
▽南知多・とっておきの“島時間”で来訪意欲を増進するオンライン活用事業
▽高度経済成長の象徴・大阪「味園ビル」3DVR化プロジェクト
▽現代版『里見八犬伝』倉吉のまちを巡るバーチャルオンラインツアー
▽日本刀の聖地・瀬戸内市 オンライン文化振興オーナー育成プロジェクト
▽愛媛クラフトビールツーリズム
▽高知バリアフリーアドベンチャーツアープロジェクト