訪日団体観光モニターツアー見合わせ オミクロン株の水際措置強化を受け(観光庁)
2021年11月30日(火) 配信
観光庁は11月29日(水)に発表された新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」に対する水際措置の強化を受け、今後の訪日団体観光の入国再開に向けた検証のためのモニターツアーの実施を、当面見合わせることを決めた。
政府は11月5日(木)、有効なワクチン接種証明を持っている人に対して、行動制限緩和措置などの水際措置の見直しがはかられたことから、年内を目途に行動管理の実効性などについて検証を行う方針を示した。観光庁はこれを受けて、検証を行うためのモニターツアーの準備を進めていた。
11月30日(火)以降、外国人の新規入国を停止し、行動制限緩和措置の見直しなどが行われたことから、モニターツアーの実施も当面見合わせることとなった。
今後のモニターツアーの実施について、観光庁は「水際措置の状況や、国内外の感染状況などを踏まえながら、関係省庁と相談し検討を進める」とした。