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HIS、農業PJ始動へ 第1弾は埼玉でトマト栽培

2021年12月2日
編集部:木下 裕斗

2021年12月2日(木) 配信

トマトの栽培所。22年2月の収穫に向けて、現在は予約を受け付けている

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)は12月から、新事業「農業プロジェクト」をスタートする。第1弾は埼玉県蓮田市で、ミニトマトの栽培の実証実験とマーケティングを行う。

 日本の基幹的農業従事者の平均年齢は2020年に、67・8歳となり、10年前より高年齢化が進む。さらに、従事者数は136万3000人と、10年前に比べ33・6%減少している。同社はこれらが原因となっている後継者問題や担い手不足、耕作放棄地など農業が抱えるさまざまな課題の解決をはかる。将来的には、農作物を通年で安定供給できる体制も構築する。

 同社は22年2月中旬に収穫。約600坪の土地に、約6000本を定植し、1年間で24・3㌧を収穫する予定だ。

 栽培する品種「プチぷよ」は08年に、登録されたミニトマトとなる。果肉が透けて見えるほど皮が薄く、ぷよぷよとした質感に酸味は強くなく、みずみずしくジューシーな食感を楽しめるという。傷みやすいため一般流通に多く出回っていない。

 同社は収穫後に、専用サイトで売り出す。現在、予約を受け付けている。

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