No.378 14年度市場別訪日プロモーション方針 - 潜在・将来層も主要ターゲットに
14年度市場別訪日プロモーション方針
潜在・将来層も主要ターゲットに
2014年上半期(1―6月)の訪日外客数は前年同期比26.4%増の626万人と過去最高のペースで推移している。観光庁はこのほど、4月に新設した「マーケティング戦略本部」で初めて外部専門家の知見を入れ、より科学的・合理的な分析のもと、14年度の市場別訪日プロモーション方針を策定した。従来からの主要ターゲットのボリューム層に加え、潜在的・将来的ボリューム層も主要ターゲットに位置づけた。各市場の動向やターゲット層、訴求コンテンツなどを紹介する。
【伊集院 悟】
ターゲットを明確に、効果的なコンテンツを訴求
久保成人観光庁長官は7月23日の会見で、新プロモーション方針について、「これまでは訪日数の多い層をボリューム層としてターゲットにしてきたが、マーケティング戦略本部の分析のもと、潜在的ボリューム層を位置づけ、将来の訪日数拡大に向け、プロモーションなどに取り組んでいきたい。さらに、より長期的な視点で将来的ボリューム層も考え働きかけていく」と報告した。…
※ 詳細は本紙1553号または8月7日以降日経テレコン21でお読みいただけます。