11月の訪日外客、63・5%減の2万700人 今後1カ月はオミクロンを警戒(JNTO発表)
2021年12月21日(火) 配信
日本政府観光局(JNTO)によると、2021年11月の訪日外客数(推計値)は、前年同月比63・5%減の2万700人。コロナ禍前の19年同月比では99・2%減の低水準となった。
日本ではワクチン接種の普及などにより、待機期間の短縮や、商用・就労目的の滞在者について外国人の新規入国を認めていたが、変異株「オミクロン株」が確認されたことで、11月30日(火)以降、水際措置強化のための緊急避難的対応として、当面1カ月の間は新規入国を停止している。
市場別の人数は、中国が3200人と最多に。次いで韓国2000人、ベトナム1800人、インド1600人、米国1400人の順だった。
日本人の出国人数は、前年同月比68・7%増(19年同月比96・8%減)の5万1800人だった。