2023年春に「東急歌舞伎町タワー」開業予定 ホテルなどからなる高層複合施設誕生へ
2021年12月23日(木) 配信
東急と東急レクリエーションはこのほど、新宿TOKYU MILANO跡地を中心とした敷地で推進している歌舞伎町一丁目地区開発計画(新宿TOKYU MILANO再開発計画)の施設名称を、「東急歌舞伎町タワー」とすることを決定した。
同計画は、映画館・劇場・ライブホールなどのエンターテインメント施設、ホテルなどからなる高層複合施設を整備するもので、竣工は2023年1月11日、開業は同年春を予定している。
コンセプトは、「“好きを極める場”の創出」。施設名称決定に合わせて本施設のブランドロゴも決定した。
B1~B4には、新宿エリア最大級のキャパシティをもつ1500人収容のライブホールを展開。6~8階には 客室数約920席の劇場、9~10階には映画館を設ける。14年12月31日に58年の歴史に幕を閉じた「新宿ミラノ座」跡地に開業する同映画館は、ミラノ座と同じく東急レクリエーションが運営する。
17~47階には、 ラグジュアリークラスのホテルと、利用者に新しいライフスタイルを提案するホテルが誕生する。ラグジュアリーホテルは地上170㍍以上に客室を設け、ワイド7㍍の窓から東京の絶景を堪能できる。さらに上層3フロアにはペントハウスを備え、宿泊に食やリラクゼーションを含めた特別の価値を提供。
ライフスタイルホテルでは、各エンターテインメント施設での余韻に浸れるだけではなく、新宿・歌舞伎町で生まれ続けるカルチャーを体験できるという。ホテルは東急の100%出資で設立したTHMが担い、東急ホテルズが運営を受託する。