ARと屋形船を融合 江戸時代の隅田川とお台場を表示
2021年12月22日(水) 配信
屋形船東京都協同組合はこのほど、東京・江戸文化を発信していく新たな試みとして、AR(拡張現実)と屋形船を融合させたエンターテインメントを始めると発表した。
隅田川やお台場の該当エリアで専用アプリを通じてスマートフォンやタブレットのカメラをかざすと、行きかう船や人々でにぎわう両国橋、花火など江戸時代の風景が表示される。江戸文化の発信と屋形船を楽しむきっかけを作ることが目的。外国人や若者、家族ずれにも気軽に訪れてもらう機会につなげる。
使用するのは、ARアプリなどをてがけるジーンのアプリ「お江戸の川遊びへおいでなんし ~Edorip AR~」。活用方法は、各船宿にゆだねられており、AR体験だけのツアーや、乗合、貸切での活用などを想定。加盟する晴海屋の安田進社長は、「来年の花見の時期から導入します。また教育旅行での活用も考えています」と語る。