特急しなの運休対策、宿泊者へ無料バス運行、8月10日まで(木曽町)
7月9日に発生した台風8号による長野県南木曽町の土石流災害で交通網にも影響が出ているが、国道19号は7月12日に通行止めが解除され、現在は通常通り開通している。架線流失によるJR中央線の不通区間は14日から野尻駅―坂下駅間で代行バスの運行が開始された。
一方、木曽町では特急しなの運休対策として、名古屋駅と木曽福島駅を結ぶ直行の無料シャトルバスを7月28日―8月10日まで2週間の期間限定で1日1往復運行すると発表した。利用対象は木曽町宿泊者限定で、大型バス1台(受付人員44人先着順)完全予約制。期間中は毎日運行するが増便の予定はない。JR利用の宿泊客のアクセス確保とキャンセル防止が狙いという。
運行スケジュールは、往路が名古屋駅名鉄バスセンター4階乗車ホーム21番を午前10時に出発し、木曽福島駅前には午後1時ごろ着。復路は木曽福島駅前を午後4時出発、名古屋駅名鉄バスセンター4階に午後7時ごろに到着となる。
無料シャトルバスは完全予約制のため、事前に木曽町観光協会へ電話にて申し込む。インターネットでの予約受付はない。
予約・問い合わせ=木曽町観光協会 電話:0264(22)4000(午前9時―午後6時)無休。