貸切バス事業「蔵商」が破産 負債は約2億600万円
2022年1月6日(木) 配信
貸切バス事業を展開する「蔵商」(地蔵豊社長、埼玉県さいたま市岩槻区)は昨年12月14日(火)、さいたま地裁から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は約2億600万円。
同社は2004(平成16)年10月に設立した。川口市と東京都世田谷区に営業所を有し、大学や公共施設などを得意先に定期送迎バスを運行。観光バス事業も手掛け、19年9月期には年間収入高約1億3400万円を計上していた。
しかし、20年春以降は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で受注が減少。20年9月期の年間収入高は約7000万円に落ち込み、厳しい業況を支えきれなかった。