JTBなど、大阪で水上旅行を 「リムジンボート&コンシェルジュ」
2022年1月31日(月) 配信
JTBと一本松海運、フリープラスは1月28日(金)、大阪のオーダーメイド型水上旅客サービス「リムジンボート&コンシェルジュ」を4月以降に始めると発表した。今後の需要回復が見込まれる訪日外国人旅行客へのサービス提供や、2025年大阪・関西万博へのアクセスも想定した展開を見据えている。
同サービスは、大阪市内指定エリアの各船着場のどこでも乗船・下船が可能な「リムジンボートの手配」。併せて、目的地の観光施設や飲食店などの予約も行う多言語対応可能な「専用コンシェルジュ」を組み合わせたオーダーメイドの旅行サービスを提供する。船事業者や観光事業者、ホテル事業者、飲食事業者が連携し、事業検証を進めながら、より満足度の高い大阪の自由な水上旅行を演出するという。
大阪は、川が都心部をロの字にめぐる回廊があり、「水の都」と呼ばれている。この水運を利用し、より広範囲を自由に移動できるようになる。今後はベイエリアと淀川・宇治川を経て、京都への往来手段としての水上航路の確立も目指す。
なお、サービス開始に先駆けて、2月中旬に実証事業を実施する。あらかじめモデルコースを設定し、事業関係者に水上起点の大阪観光を体験してもらい、サービス提供に向けた検証を行う。