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「ZOOM JAPON(ズーム・ジャポン)(2月号)」

2022年2月26日
編集部

2022年2月26日(土)配信

http://zoomjapon.info

特集&主な内容

 フランスのアングレームでは例年、1月末から2月に国際漫画祭が開催されています。本誌でもそのタイミングで日本の漫画に関する特集を組んでいます。ただ、今年の国際漫画祭は、オミクロン株の感染拡大が収まらないことなどもあり、予定を変更して3月の開催になりました。しかし本誌は例年通り漫画文化の特集をし、今年は生誕100年を迎えた水木しげるを取り上げました。既に本誌では何度も取り上げている漫画家ですが、今回は、水木しげるの人生に寄り添った人や場所を紹介しました。長女で水木プロダクションを取り仕切る原口尚子さん、そして「ガロ」の元編集長、高野慎三さんに独占インタビューをしています。そして水木一家が暮らした調布の街を訪れました。旅行ページでは、「みちのく潮風トレイル」を紹介しています。

〈フランスの様子〉今年は「スローツーリズム」軸に

フランス西部の地方新聞Ouest Franceのウェブサイトより。「2022冬のバカンス:フランス国民の予定は」。写真は2月4日、冬休みが始まった地方都市レンヌの駅のようす

 2月のフランスは3つの学区ゾーンごとに、順に2週間の冬休みを迎える。◆昨年は、新型コロナウイルスの感染対策のために全土一斉の冬休みになり、スキー場のリフトも営業禁止だったが、今年はほぼ制限がなく、コロナ以前のいつもの冬休みとなっているという。◆スキー場周辺などでの宿泊施設の予約数はコロナ以前に戻っているばかりか、それを上回っているところもあり、国鉄の予約数も既に2019年の水準まで戻り、さらに増え続けている。◆冬のバカンスと言えば、スキーが多いが、今年は大西洋岸も人気だという。コロナ禍を経て、やはり人気になっているのが、自然の中で過ごすことと、友人ではなく家族だけで過ごすバカンスの形だ。◆そして2022年のキーワードは、「スローツーリズム」だという。国もコロナ禍で打撃を受けた観光業界を支援するために、この「スローツーリズム」を、ポストコロナのフランスの新しい観光開発の軸とし、関連事業の支援をはじめた。国内旅行だけではなく、今後再開されるインバウンドでも、観光大国のフランスは「スローツーリズム」に力を入れるようだ。

ズーム・ジャポン日本窓口 
樫尾 岳-氏

フランスの日本専門情報誌「ZOOM JAPON」への問い合わせ=電話:03(3834)2718〈旬刊旅行新聞 編集部〉

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