地域における実務人材の確保・育成 オンライン報告会開く(観光庁)
2022年2月21日(月) 配信
観光庁は3月2日(水)、「地域における観光産業の実務人材確保・育成事業」の成果報告会をオンラインで開く。22年度は4つの採択地域が取り組む実証事業を支援している。報告会では、4地域の実証事業者が取り組みの成果やノウハウを紹介する。
同庁は、新型コロナ感染症で大きな影響を受けた観光産業に、「今後の観光需要の回復を見据えた人材の確保・育成が喫緊の課題」として、先進的な人材確保・育成に関係する取り組みを支援している。
紹介する4事例のうち、黒川温泉観光旅館協同組合(熊本県)は「次世代リーダー育成研修『黒川塾』」を紹介。温泉組合内で将来を担うリーダーを対象に、キャリアや地域資源などに係る実践型の学びの場を提供し、「主体的に考え活躍する人材を育成する」方法などを発表する予定だ。
ほか、蓼科観光事業者向け「女性活躍」支援策事業化協議会(長野県)、湯田川温泉観光協会(山形県)、湯田中渋温泉郷人材開発協議会(長野県)が事業を紹介する。
同報告会はZoomで開催。参加申し込みは2月28日(月)まで。