AirJapan誕生 中距離国際線新たに運航へ ANAHD
2022年3月9日(水) 配信
ANAホールディングス(芝田浩二社長)と同社のグループ会社エアージャパン(峯口秀喜社長、千葉県成田市)は3月8日(火)、新しく中距離国際線を運航するブランドの名称を「AirJapan」に決めた。ロゴは商標出願した。
価格やサービスなど幅広いニーズに対応することが目的。
コンセプトは「Fly Thoughtful」。気遣いや思いやり、優しさといった意味を込めた。具体的には、ロゴの「r」と「J」の部分で、手と手が織り成す優しさをイメージした。
また、ロゴや機体デザインには世界中の人々から、日本のエアラインであることを分かりやすく伝えることに重きを置き、日本の伝統色「藍色」と「曙色」を組み合わせた。
新ブランドでは、フルサービスで提供されるサービスのうち搭乗客が望むオプションを用意する一方、希望しない利用者には運賃を抑える。さらに、機内は快適に過ごしてもらえる空間を創造する。
両社は今後、国際線の需要回復動向を注視しながら、2023年度下期の就航に向けて準備を進めていく。