「白い恋人の丘」が誕生、銘菓のブランド力起爆剤に
北海道の利尻富士町観光協会はこのほど、利尻島の沼浦展望台の愛称を「白い恋人の丘」に決定した。国内外で有名な北海道の銘菓「白い恋人」のブランド力を借りて、新しい利尻島観光の起爆剤にしたい考えだ。
「白い恋人の丘」は、オタトマリ沼に面する標高42・7メートルの小高い丘陵。石屋製菓の「白い恋人」パッケージに描かれた利尻山(1721メートル)を、「一番近い」絵図で望める展望台だ。海の駅おしどまりフェリーターミナルから車で約25分。大型自動車で通行できない狭い道を登った先にある。
同観光協会では合わせて、「白い恋人の丘」でプロポーズをしたカップルに、「白い恋人」をイメージした「プロポーズ証明書」を発行するサービスを開始。海の駅おしどまりフェリーターミナル内の観光案内所で申請すると、プロポーズの言葉が記入された証明書がプレゼントされる。
「白い恋人の丘」に関するプロジェクトは、石屋製菓の協力のもと同観光協会が進行。名称変更に留まらず、「トレッキング」や「ウォーキング」などの新しいコースの拠点にする計画だ。