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イーグル観光企画(北海道苫小牧市)負債は約2億円 道内観光バスツアーなど

2022年3月17日
編集部:増田 剛

2022年3月17日(木) 配信

 イーグル観光企画(松原真市社長、北海道苫小牧市)は3月8日(火)までに事後処理を弁護士に一任し、自己破産申請の準備に入った。帝国データバンクによると、負債は約2億円。

 同社は1975(昭和50)年創業、92(平成4)年8月に法人改組した観光バス運行業者。大型バスや中型バスなど車両11台を保有し、台湾や韓国など海外からの観光客を中心とした道内観光ツアーをはじめ、企業行事や学校行事などを受注し、道内全域で運行していた。

 近年の年間収入高は1億円内外を計上していたが、20年以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、観光バスの予約キャンセルが頻発。さらに、オミクロン株の感染爆発によって、今シーズンに見込んでいた予約も得られず大幅な減収を余儀なくされ、資金繰りが悪化していた。債務返済の見通しも立たず、事業継続を断念した。

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