市街地観光・ハイキングなどATに対応した通訳ガイド養成講座 (長野県安曇野市)
2022年4月7日(木) 配信
長野県・安曇野市海外プロモーション協議会(小岩井清志代表)は5月から、アドベンチャートラベルに対応した英語地域通訳案内士の養成講座を開く。カリキュラムは市街地観光ガイドと、ハイキングガイドの2つを用意した。
国家資格である「全国通訳案内士」に準じる地域通訳案内士は、定められた地域内で各自治体が独自に定める外国語ガイド資格。
安曇野市は、同市にある北アルプスという山岳観光資源をインバウンド観光に生かすため、2019年から世界水準のガイディングができる人材の育成に取り組んでいる。この一環として、サスティナブルツーリズムの1つである「アドベンチャーツーリズム」に対応した地域通訳案内士制度を設けた。
「City Guideコース」は、5~7月に全5回開講する。参加費はテキスト代込みで4万7500円(税込み)。定員は24人。
「Hiking Guideコース」は5~10月に開講。City Guideコースの受講後に全6回のHiking Guide付加資格講座を受講する。参加費は10万7500円(税込み)。登山案内人資格や、十分な登山経験と体力を有していることが受講の条件となる。定員は12人。
また、参加条件には、既に英語通訳案内士の資格を有しているか、英検2級以上、TOEIC650以上など、一定の英語能力の証明を求める。
参加申し込みはどちらも5月6日(金)まで。
オンライン事前説明会は、4月19日(火)の午後7時から。