22年度通常総会開く 知恵出し合い、共存共栄へ(全旅連女性経営者の会)
2022年4月19日(火) 配信
全旅連女性経営者の会(JKK、会長=小林佳子・御宿 はなわらび女将、87会員)は4月14日(木)、2022年度総会を開いた。今年度は、「知恵を出し合うJKK」をスローガンに掲げ、感染症対策や誘客、新サービス、人材育成、環境保全などを学ぶ。「個々の強みの知識を出し合うことにより、女性経営者だからできる柔軟な宿経営で共存共栄」を目指していく。
また、新規会員を7人迎えたことを報告。引き続き47都道府県すべてに会員を置くことを目標にする。
冒頭あいさつで小林会長は、「青年部の総会と懇親会に参加させていただいた。青年部は『観光業を日本の基幹産業に』という目標を掲げている。私たちJKKも知恵を出し合い、業界と地域の活性化を目指していきたい」と語った。
総会には全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会の多田計介会長と、青年部の星永重部長が来賓として出席した。
多田会長は、「Go Toトラベル事業の再開や一日も早い制限のない営業で、日本の観光が復活できるよう、親会と青年部、JKKが連携しながら全旅連としての業界の中での存在を上げていきたい」と語った。
星部長は、「Go Toが2年間停止している間、初期予算の4600億円が国庫返納となった。我われの商売は時間と空間を売るもので、時間が失われれば商品が失われる。需要喚起策によって取り戻していく必要がある」と強調した。また、来年2月に東京ビッグサイトで「宿フェス」を企画していると報告し、「47都道府県の魅力をお客様に伝えたい。JKKにもぜひ協力していただければ」と呼び掛けた。