両国駅、“幻の3番線ホーム”で熱燗の魅力を発信
2022年4月19日(火) 配信
全国燗酒コンテスト実行委員会(狩野卓也代表=酒文化研究所社長)は4月14日(木)~17日(日)、熱燗の魅力を発信するイベント「まだまだお花見 おでんで熱燗ステーション」を開いた。
会場は、普段立ち入ることができないJR両国駅“幻の3 番線ホーム”。赤ちょうちんが吊るされた会場で参加者は、行き交う電車を眺めながら、熱燗とおでんを楽しんだ。
会場には、同委員会が実施した「全国燗酒コンテスト2021」で入選した酒が並んだ。酒蔵の社員がスタッフを務め、酒ごとの特徴やおすすめポイントをわかりやすく参加者に説明した。
参加者からは「ここには新しい日本酒との出会いもある。コロナ渦でこういったイベントを開いてくれるのはありがたいので継続してほしい」との声も聞かれた。
主催者は「外れのない燗酒を提供することによって、燗酒を呑んだことのない人に美味しいと思ってもらうことが狙い」と語り、「冬になったら『熱燗が呑みたい』と思う人が増えなければ、日本酒の市場を大きくできない」と思いを語った。