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「旭ブランド確立へ」 地域活性プランニングが千葉県旭市と包括連携協定結ぶ

2022年4月22日
営業部:後藤 文昭

2022年4月22日(金) 配信

米本弥一郎市長(右)と藤崎慎一社長

 「旭ブランド確立へ」――。千葉県旭市(米本弥一郎市長)は4月21日(木)、地域活性化のプロデュース・人材育成などを行う地域活性プランニング(藤崎慎一社長)と包括連携協定を結んだ。今後3年間旭市創生の実現のため、シティセールスや観光振興、官民一体のまちづくり体制の整備など6つの事柄で相互に連携、協力する。シティプロモーションの一環として、ロケツーリズムも推進する。

 今回の協定は米本市長が掲げる3つの基本政策のうちの一つ、「旭市の魅力を全国に発信する」を実現するもの。2005年に旭市・海上町・飯岡町・干潟町が合併し今の旭市が誕生して以降、医療・福祉サービス機能の充実、多彩な農水産物など多くの恵まれた地域資源があるものの、全国的な知名度が低いという課題を抱えていた。

 同日行われた会見で米本市長は、「市民の皆さんにもう一度旭の良さを認識してもらうとともに、食べ物がおいしく、気候も温暖で、自然が豊か。そして、人が優しいといった市の魅力を全国に発信したい」と狙いを語り、「必要なところでは前に立ち、市民の代表として取り組んでいく」と力を込めた。

 一方、藤崎社長は、「私たちが狙いたいのは、市民が誇りを持てるまちにすること」としたうえで、「一緒に汗をかき、一体となってチーム力で旭を発信していきたい」と市民呼び掛けた。また今年度は「経済効果の創出」をはかるとし、「旭市は人材が豊富で資源もあり、東京からも近い。またポテンシャルが高いだけではなく、市長自らが先頭に立ってくださるので、今回の挑戦を好事例として多くの自治体が学ぶ先例にしたい」と意気込みを語った。

組織づくりと基礎学ぶ1年に

 市は今年度を、組織づくりとロケツーリズムに関係する法的なことなど基礎を学ぶ期間に位置付ける。併せて、地域活性プランニングが発行するロケ地情報誌「ロケーションジャパン」や制作者向けのロケ地検索サイト「ロケなび!」を通じ情報を発信する。

 5月にはドラマプロデューサーらを招いてのロケハンツアー、7月には観光事業関係者をはじめ、商工会、行政などが連携する官民一体の組織の設立。そして来年2月に市民参加型の大規模な成果報告会を開催する。

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