農村観光の事例を募集 ベスト・ツーリズム・ビレッジ2022(観光庁)
2022年4月22日(金) 配信
観光庁はこのほど、国連世界観光機関(UNWTO)が実施する「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」において、観光を通した文化遺産の促進や保全、持続可能な開発に取り組んでいる地域の優良事例を募集する。
第1回が行われた2021年は、世界75カ国から174地域の推薦があり、このうち32カ国の計44地域が選出された。
日本からは北海道・ニセコ町と、京都府・美山町が認証を受けた。
選定された地域は、ルーラルツーリズム(農村観光)の優れた例として国際的な認知がされるほか、UNWTO国際会議へ参加することができるなどの特典がある。
応募対象は、人口1万5000人以下の地域で、農業、林業、畜産業、漁業などを行っていることを条件とする。また、地域コミュニティの価値観やライフスタイルを保持する取り組みを行っている地域を募集する。
UNWTO加盟国政府による推薦は最大3地域まで。観光庁は、応募の中から審査・選定し、推薦地域を決定する。
申請の締切は5月27日(金)まで。