ロケ誘致に関心の高い住民が多数参加 千葉県旭市で初のロケツーリズムセミナー開く
2022年4月25日(月)配信
千葉県旭市で4月20日(水)、初のロケツーリズムセミナーが開かれた。
市は今年度から米本弥一郎市長が掲げる3つの基本政策のうちの一つ、「旭市の魅力を全国に発信する」を実現するため、シティプロモーションの一環として、ロケツーリズムを推進する。
当日はロケ誘致に関心の高い住民が多数参加。冒頭、米村市長は「今年度はシティセールスにおいてとても大事な1年。お集りの皆さんにはチーム旭として、本市のイメージアップのために一緒に盛り上げていただきたい」と協力を要請した。
前半は、地域活性化のプロデュース・人材育成などを行う地域活性プランニングの藤崎慎一社長を講師に迎え、セミナーを実施。藤崎氏はロケツーリズムで目指す姿や、ロケを契機に地域をどう盛り上げていくかを解説。宝島社発行の「田舎暮らしの本」の「住みたい田舎ランキング」5年連続首都圏1位の千葉県いすみ市や、市長直轄組織「ロケツーリズム班」をシティプロモーション課のなかに設置した長崎県島原市などの取り組みを紹介した。また、ロケ受け入れ後、ロケ実績をシティプロモーションにつなげるために必要なことにも触れた。
後半は某情報バラエティ番組で紹介される前提で「旭のとっておき」は何かを、グループに分かれ出し合った。同グループワークでは龍福寺や海のレジャー、豚やメロンなどの豊かな食、福祉と医療の充実、日本一短い地名など多岐にわたる推薦があり、改めてまちの多彩な魅力を見つめなおす時間となった。