test

「ZOOM JAPON(ズーム・ジャポン)(4月号)」

2022年4月29日
編集部

2022年4月29日(金) 配信

http://zoomjapon.info

特集&主な内容

 本誌4月号の特集は、「鎖国、あるいは閉じこもりの精神」です。Covid-19の影響で、2年近くの間、閉ざされていた日本の国境もようやく開き始めました。日本以外にも国境を閉ざした国はありますが、過去に200年近くも国を閉ざしていた日本、今でも引き継がれているように見えるその精神性を探ってみました。在仏の日系ジャーナリストが昨年末に日本を訪れたリポートをはじめ、社会科の講師で著作も多い伊藤賀一さんのインタビュー、そして日本で入国管理センターを取り上げたドキュメンタリー映画「牛久」のトーマス・アッシュ監督にもお話をうかがいました。グルメページでは、日本で近年人気の韓国や台湾の料理を取り上げました。まだ開かれていない日本も、開かれている日本も、今の日本の現実です。

〈フランスの様子〉4月は春のバカンス

4月6日、民放TF1の夜のニュース、フランス南西部のキャンプ場。「復活祭のバカンス:予約が殺到」

 フランスの4月は、夏のような陽気の日もあれば、成長し始めたワイン用のブドウの木が霜でやられるのを心配する日もある。そして大きな学区ごとに順番に春のバカンスがある月だ。◆パンデミックの波は日本以上の水準で高止まりしている感があるが、日本よりも厳しい制限であったマスクの着用義務もワクチンパスの適用も解除され、「自由な」春を迎えた。◆そして始まった春のバカンスシーズンではあるが、やはり今年も、いつもとは違うバカンスシーズンとなった。ある世論調査によると、フランス人の52%がガソリンの値上げでバカンスの予定を変更したという。この原因のウクライナ情勢自体は日本よりも切実に報道されているが、フランス国民の実生活で切実なのはウクライナ情勢に起因する燃料費や食料品などの値上げによる生活費の逼迫だ。◆ところが、バカンスも人生の一部であるフランス人。どんな状況でもバカンスをやめるという選択肢はないようだ。◆今年の春のバカンスで人気なのは、近場の国内のキャンプ場。天気予報を見ながら直前に予約を入れたり、通常よりも短い滞在もあり、地方のキャンプ場は予約が殺到しているという。

ズーム・ジャポン日本窓口 
樫尾 岳-氏

フランスの日本専門情報誌「ZOOM JAPON」への問い合わせ=電話:03(3834)2718〈旬刊旅行新聞 編集部〉

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。