指宿白水館 高付加価値客室に 滞在型キッチン付へ改装
2022年5年3日(火) 配信
鹿児島県・指宿温泉の指宿白水館(下竹原利彦社長)は、錦江湾に面した「花の棟」5階の12畳の客室2部屋を1室にして、定員6人の和洋室に改装し、4月下旬から販売を開始した。
リモートワークや長期滞在、インバウンド利用などを想定し、付加価値の高い客室に一新した。
約90平方㍍の広さで、間取りは和室9畳とツインベッド、リビングで構成。リモートワーク利用者のためのカウンター机やWi―Fiも備える。
長期滞在者向けには、IHクッキングヒーターやシンク、冷蔵庫を完備したミニキッチンを用意し、ウォーキングクローゼットの収納スペースも確保した。
部屋の風呂は源泉100%の温泉風呂で、御影石の浴槽からは、ゆっくり温泉に浸かりながら、季節や時間ごとに変化する錦江湾の美しい海が楽しめる。遠くには大隅半島も一望できる。さらに空調は室内の温度・湿度をムダにしないロスナイ(熱交換)換気を導入し、個別エアコン化した。
同館では今後、内容やデザインを変えて4階―1階までに同じ広さの客室4室を計画している。
料金は1泊2食(夕朝)で、平日2人利用時が12万1千円(税別)から。食事は食事会場(個室)で行う。