21年国内旅行消費額 7・9%減の9兆1835億円(観光庁)
2022年5月6日(金) 配信
観光庁はこのほど、「旅行・観光消費動向調査」の2021年年間値を発表した。21年の国内旅行消費額は、前年比7・9%減の9兆1835億円となった。このうち、宿泊旅行消費額は、同10・0%減の6兆9925億円、日帰り旅行消費額が同0・5%減の2兆1910億円だった。
日本人国内延べ旅行者数は、同8・6%減の2億6821万人。このうち、宿泊旅行が同11・8%減の1億4177万人、日帰り旅行が同4・7%減の1億2644万人となった。
日本人国内旅行の1人1回当たりの旅行単価は、同0・7%増の3万4240円。宿泊旅行は、同2・0%増の4万9323円、日帰り旅行は同4・5%増の1万7328円となった。
なお、21年の日本国内での旅行消費額は、同14・5%減の9兆4000億円だった。このうち、日本人海外旅行(国内分)が同66・7%減の1000億円、訪日外国人旅行が同85・7%減の1000億円だった。
また、国内分の日本人海外旅行と、20年・21年分の訪日外国人旅行は、新型コロナの影響で調査が一部中止となったため、試算値としている。