世界遺産・日光で電気バス運行 環境負荷低減し、サスティナブル社会の実現へ
2022年5月18日(水)配信
栃木県日光市で2022年4月27日(水)から、電気バス「日光グリーンスローモビリティ」の運行が始まった。世界遺産の観光地で、環境への負荷を低減し、サステナブル社会の実現にも貢献を目指す。
車両は21人乗りで、小さい車輪が10輪付いた朱色の中型バスだ。運行は、日光山輪王寺を出発し、大猷院・二荒山神社前、憾満ケ淵(かんまんがふち)・化け地蔵、御用邸通り、日光田母沢御用邸記念公園前、金谷ホテル歴史館、西参道入口を経由して、日光山輪王寺に戻る周回コース。ルート上には観光名所や飲食店など多くの魅力あるスポットが点在している。バスは時速20キロ以下でゆっくりと走るので、車窓からの眺めも楽しめる。
料金は大人150円、子供80円。運行は午前9時40分発の初便から午後3時30分発まで、1日8便。
【旅行ライター&エディター 三堀 裕雄】