【KNT―CT国内大交流コンベンション】全国の支店が集結、各地域が魅力PR
KNT―CTホールディングス(戸川和良社長)は9月17日、新たな国内旅行需要の発掘を目指した「第3回国内大交流コンベンション」を東京都内で開き、商談会と分科会を行った。グループの全国支店約80カ所と協定旅館連盟・全国ひまわり会の会員180人が、活発な商談や各地域の魅力をPRした。
分科会では地域ブロック別にブースを構え、各支店に向けたプレゼンテーションやグッズ紹介でにぎわった。北海道ブロックの定山渓は、「風呂に入って飯食って帰る、ではなく、アクティビティも増えている」とカヌー体験・フルーツ狩りや、札幌から40分というアクセスの良さなどを紹介。九州ブロックの鹿児島県はPR隊のかごしま親善大使、熊本県はくまモンが登場するなど多くの人の注目を集めた。
戸川社長は「地域誘客交流事業は、近畿日本ツーリストの広範なネットワークとクラブツーリズムの開発力を最大限に活かせる。着地のニーズと発地のニーズを合わせて生の旅行商品を造成する」と語った。
近畿日本ツーリスト協定旅館ホテル連盟の西野目信雄会長は、来年度の交流会について「また新しく形を変えて、地域活性化につながる交流会にしていく」と意気込みを語った。